西船橋・稲毛の『自己管理力を鍛えて結果の出せる子に育てる』学習塾：学力再生工房AQURASの村上です。
自己管理できる子に育てば、必然的に学力も優等生の仲間入りを果たしていくという考えで塾生たちの指導に励んでいますが、、、
取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い！”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています（爆）。
新しく始まった2023年度の運営より、小学部は公立中高一貫校受験の専門コース＆中堅クラス私立中学受験コース新設、高校部は今後一斉に増えてくる総合型選抜専門コース新設をはじめ、
千葉県内の学習塾ではほぼ皆無で前例のない唯一であり、全国でも学習塾では数塾しか存在しないマネーリテラシー教育（金融教育）も日々の学習指導と併せて、塾生に指導していくことを決定etc、
読み逃した読者の方は、以下のリンクより↓
＞1月1日更新分「2023年の新年度新学年スタートより、AQURASは県内学習塾唯一の金融リテラシー教育を塾生に提供します」はこちら
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先日、ウチの塾でこれから本格的に始まるマネーリテラシー教育を受け持って下さる指導者の方とMTGをしていたのですが、その指導者の方の話が、普段から私が言ってることと被っていて、苦笑いしてしまいました。
昨今、というかコロナ禍になってから、子どもに頑張らせなくていいと考える親御さんが増えていて、その指導者の先生も現場で子どもたちを指導している中で、そのような考えの親御さんが非常に多いとのこと。
そして、お子さんも楽しければ喜んで取り組むんだけど、ちょっと壁にぶつかった時点ですぐに投げ出してしまい、それを親御さんもあっさり認めてしまって、子どもに壁を乗り越えさせずに「本人の意思を尊重」というお決まりの謳い文句で甘やかして逃がしてしまうという話です。
コロナ禍になってから、お子さんにいいように使われてる、お子さんに支配されている家来や奴隷のような親が増えましたね。すごく。子どもに嫌われたくない背景もあるんでしょうけど。
例えば、頭が痛くて学校休みたい、風邪っぽいから学校休みたいと子どもが言ったとして、一昔前であれば、それが本当なのかどうかを吟味して、その上で欠席の有無を判断してきたものですが、
今では、お子さんが体調不良の状態で学校に行かせて、まさかのコロナ感染判明でクラスターでも発生させてしまったら、親子共々、周囲から相当な非難を浴びることが想定できてしまうので、
そのような責任追及の回避という点でも、お子さんの体調不良の申告の内容を吟味する以前に、安易に子どもの言い分を認めてしまう流れができてしまいました。
中には、いや、相当数になりつつありますが、子どもが勉強したくないから都合よく「体調悪い」と言うケースも多く、それを吟味することもなく、安易に子どもの逃げを認めてしまう親御さんの多いこと多いこと。
結局、社会的責任追及と非難の集中砲火という点に怯えてしまって安易に子どもの甘えを認める親御さんもいれば、ほんとに箱入りムスコや箱入りムスメのように甘やかして「本人の意思を尊重」という大義名分を便利に使って子どもの成長を阻害している親御さんもいるわけで、正直なんだかなーです。
先ほどの指導者の方がもうひとつおっしゃっていたのは「頑張ることがダサいと思う、スマートにこなすことがカッコいいと考えている親御さんが非常に多い」とのこと。
そもそも学業にスマートなことなどあり得ません。泥臭く頑張ることでしか、学力はつきません。
今では効率化に関する書籍や成功体験者の本がいくらでも売られているので、その内容を鵜呑みにしてスマートさを求める親御さんが多くなってきたのかもしれませんね。
昭和のスパルタのスポ根ストーリーを前提にする気はないものの、人間というのは成長時点でおいて何らか壁を乗り越えてブレークスルーを成し遂げているわけで、そこには必ず険しい壁や困難があり、突破するにはある程度の厳しい状況を乗り越えるチカラが不可欠です。
そのような厳しい状況下を突破することで自信やプライドが生まれ、さらなる進化や飛躍を遂げて優秀な人材へと育っていくわけですが、そこにスマートさなどあるわけありません。
みんなギリギリの死線を泥臭く超えてきてるから、大きな事を成し得ているんです。
なので、お子さんに泥臭く頑張ることを教えずに、巷のブームに流された受け売りのスマートさを求める子育てなど、お子さん自身で壁を超えてブレイクスルーできる機会を奪って、いつまでも幼稚化したオトナの量産にしかならず、それが社会のためになるのかというと、全然なっていないというのが現実です。
そういう点で、親の子育てに対する多様化と言えば良い表現なんでしょうが、実際は混迷というか、迷走してきている感が否めないですね。
ウチの塾だと、成績も大したことない者になればなるほど「僕は応用問題が解きたいんです！」「効率的に勉強できる方法を教えて下さい！」など意識高い系が出てくるわけですが、そういった者たちが上辺だけの薄っぺらい感覚で合理的な手法を教えたところで、ほぼ結果につながることはありません。
そして「このやり方は、僕には向かない。他のやり方を！」とか言ってくるのがほぼ全部というか、どんな合理的な方策であっても、
ある程度の我慢や辛抱・苦難を乗り越えるチカラは必要であり、それをすっ飛ばしてスマートなやり方を求める自分に酔ってることに気づけていないのが、実に痛いというか。
ウチの塾だと、やっぱり結果を出すために、塾生には泥臭く取り組んでもらうしかないですし、それをすっ飛ばして理想の自分を手に入れようとする者には相応の指導をしますが、それでも現実逃避する者はウチで頑張ってもらってもムダだと思われます。
ただ、この手の子たちは、どこに行っても本人が気づかない限り、同じ末路を繰り返すわけですが…それが受験までに気づければ、まだ救いですが、最近では受験になっても気づけずに底辺校に流れていく子が非常に増えていますから。
幼児のままでいたい子に対して、親がどこまで成長のためのアシスト判断を見極められるか。
今後は、そういった面が大きく絡んでくるんだと思います。
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