子どもをつぶす親の話。

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今日は、私が日頃から勉強させてもらってる塾長先生のブログを転載、読者の皆様にご紹介します。

 

 

全国的にも一目置かれてる塾長先生なんですが、私もこの先生の前ではひれ伏すしかないくらいの「達観」をされていらっしゃいます。

 

 

では、ぜひご一読下さい↓

 

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今回の話は「子どもをつぶしてしまった母」の話です。

 

 

30年近く人を指導していると必ず「つぶしてしまう人」と出会います。

つぶしてしまうというのは「その人の才能をつぶす」というものです。

 

 

それは「会社の社長」であったり、「職場の上司」であったりします。

また、家庭で言うと「母親」だったり「父親」だったりします。

 

 

会社と家庭ではそもそもの目的が違うのですが、会社以上に「子どもの才能をつぶしてしまう」親もいるのです。

 

 

それは何かというと「結果を早く求めすぎる」というもの。

企業は「利益を追求」していますから、当然結果が必要です。

 

 

ですが、例え厳しい企業であったとしても「その人の成長を信じて待つ」ということもあります。

 

例えば、プロのスポーツ選手でそのときは不振であっても「選手として使い続ける」ということもあります。ですが、それでも「結果が出ない」と交代させられます。

 

 

ですが、家庭では「社会人以上に成長を待たないといけない」のです。

 

 

実は以前に新坂先生と話をしていたときお互いに別々の場所で塾を経営しているのですが、本当に同じ経験をしました。

 

 

多分他の塾の先生も経験があると思いますが、それは「結果を早急に求める親との出会い」です。私のところでもそういったお母さんに何度も出会ったことがあります。

 

 

どんなタイプかというと「結果がすぐに出ないとやっていることをすぐに辞めさせる」塾をやっているとあちこちの塾を替えたり、家庭教師をやったりしている親です。

 

 

そして、塾に来たときには前の塾や家庭教師の悪口です。

 

「××塾はダメだった」
「××という家庭教師は今一つ」

 

と。そういう場合はどうするのかというと「お母さんもう少し他を当たられて、どうしても良い塾がなかったら、うちに来てください」というように一旦断るか、それとも「多分うちでは難しいです」と断るかです。

 

 

なぜ、そうするのかというと「すぐに辞めるから」です。

 

 

もちろん、商売でいうと「少しでも月謝をもらえればいいじゃないか」という人もいるかも知れませんが、断るのは「子どもが挫折する手伝いをしたくない」からです。

 

 

そういうお母さんは「子どもを自ら挫折させるから」です。

子どもが挫折するのは「母親が諦めるから」なのです。

 

 

例えば、こんな生徒がいました。奈良の塾でのこと。

 

 

「××高校に入れたい」と中2の最初に入ってきて数学を指導。
「かなり努力しないと無理」でしたが、子どもは真面目に取り組んでくれていました。

 

最初は「40点」くらいでしたが、次に53点と少しアップ。

次のテストでもがんばったので70点とアップしました。

 

 

子どもも気を良くしてがんばっていたのですが、次は苦手な図形のところ。
「残念だけれどここは一旦点数が下がるよ。もう少し時間がかかるけれど、中3には80点以上は取れるからがんばろう」と励ましていました。

 

私の経験では「図形の嫌いな子は証明のところでは一旦下がるけれど、ここは長期の休みにやれば、あとは中3から成績が伸びる」とわかっていたので、子どもにはその旨を伝えました。

 

実際にそうやって今まで何人も点数を上げてきたから、この子の真面目さからいうとほぼ間違いないと思ったからです。それまでも18点→82点、42点→78点と経験はたくさんあったのです。

 

 

ですが、その子は「テストの点数が下がったあとすぐに辞めた」のです。

 

 

私としては、「これから本当のブレイクだろう」と自信を持って指導しているのに、その前に終わってしまったのです。

 

 

私の場合は自分自身が結果に対して自信のあるときしか「80点以上は取れるよ」とは言いません。それだけ自信があったのです。ですが、辞めたのです。

 

 

もちろん、私にも原因があります。

それは現状をもっとそのお母さんに伝えてなかったから・・。

 

 

ですが、その子はあちこち転塾していたのです。

 

 

この話は新坂先生のところでもあります。新坂先生のところでも「英語が苦手」ということで私立中学に通う生徒が来ました。

 

 

数学や国語は小学生のときにやっていたので、できたのですが、英語は中学からスタートで私立なので授業のスピードが速い。

 

本人もかなり苦手意識が・・。そして、新坂先生が指導。
1か月、2か月。最初のテストは結果が出ない。

 

 

そして、3か月たったとき本人の口から「英語は面白い」と。

こうなると英語は上達していきます。ですが、私立中学は授業のスピードが速いので結果がでるのが遅いのです。

 

そして、しばらくするとお母さんから「結果が出ないから辞めます」と電話が。
「これからなのに・・」とがっくりです。

 

 

この2人のお母さんに共通しているのが「成長曲線を理解していない」ということです。

 

 

よく勉強すると「学習曲線」という話します。

それはどういうことかというと以下のようなグラフです。

学習曲線

勉強というのは「努力に対して結果は遅れて出てくる」というもの。
「努力しても結果はすぐに出ない。必ず遅れて出てくる。だから続ける」のです。

 

 

成長曲線は以下の通り。

成長曲線

そして、仕事の結果も以下の通りです。

仕事曲線

実はこれは「成長」「仕事」などすべてに共通することなのですが、2人のお母さんは「成長曲線を理解していなかった」からなのです。

 

だから、「途中で辞めてしまう」のです。

正直に言うとこの子たちはかわいそうです。

 

 

というのも「お母さんのせいで挫折し続ける」からです。

私が以前に書きましたが、「テストの点数のために物でつる」というのが反対であるのもこの理由です。仕事になるとこの「成長曲線」は本当に顕著に出ます。

 

「努力しても結果が出ない」という期間が長いのです。

その「苦しい期間を乗り越えた子」だけで大きく成長していくのです。

 

それを知らないで「結果が出るならすぐにやる育て方」をしてしまうと、「すぐに結果の出ることしかしない大人」になってしまうのです。

 

例えば、私は毎日ブログを書いていますが、このブログで結果が出たのは半年
後です。書き続けて全く反応がなくても半年間続けないといけないのです。

 

 

少しやって「やっぱり結果が出ない。辞めた」とやっていては何の成果も得られない
のです。

 

まずは、親自身がこの「成長曲線」を理解してください。

私自身が指導を続けられるのも、この「成長曲線」を理解しているからです。

 

私の塾では他の塾なら「うちでは無理です」という子を何人も指導してきました。
「いじめ」に遭って「不登校になる」という子もいます。

 

ですが、「1年半中学校に行かなった子」

→普通に高校に通うようになって今では大学に通うようになった

 

この子には5年かかっています。

 

「2年間不登校」
→進路が決定して今では自分の仕事に向けて努力

 

この子も5年かかりました。
そうやって、「子どもの成長を信じてやる」ことが大切なのです。

 

まずは、「成長曲線を理解する」です。

 

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結局のところ、私がいつも申し上げていることと同じ感じに落ち着きます。

 

 

「わが子の成績が悪いから、どうにかしてほしい」

「わが子が自分から勉強するようにしてほしい」

「ウチの子が私の言うことを聞かなくて困っている」

 

 

いう相談の回答の答えは、時代がどんなに移り変われど、1つしかありません。

「お母さん、あなたが勉強すべきです。親が変われば、子どもは変わります」

塾長村上の成長戦略はこちらのページでも紹介しております。是非参考にしてみて下さいね。

>教え子の人間成長体験記

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