テストなんて、所詮は伸びるための「ツール」でしかありません。

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テストの点数が良かっただきにだけ褒めて、悪かったときには叱る。

お子さんにそれを続けていると、親に褒められるためだけに行動するようになり、親の顔色ばかり伺う臆病な子どもに育ちます。

テストの点数が悪かったときに叱っても、点数が上がるわけではありませんし、中にはテストを隠すようになる子も出てくるでしょう。テストを隠そうな子になると、改善の余地もなくなって終了です。

テストで重要なのは、高得点を取ること以上に、さらに学力を伸ばすための改善策を見つけることです。ここの部分ができていないお子さんも親御さんも多いですね。

最終的には、受験本番で合格ラインを突破すればよいのであって、テストの結果に一喜一憂していても仕方ないことに気づくべきです。

テストは勉強の対策を立てるためのツールであると認識すること、そして、悪い点を取ったときには、どうすれば良い点を取れるのかを考えればよいだけのこと。

まずは、テストの点数が悪くても頭ごなしに叱らないことが大切です。
その上で、次回のテストに向けてどんな対策を立てられるのかを考えて下さい。

「どうして点数が悪かったんだと思う?」
「間違えた理由は、何だったのか?」

などなど、お子さんの率直な意見に耳を傾けて下さい。

本人がたるんで怠けていたから点数が悪かったんだ!と言いたくても、それをぶっ放したところで解決策にはなりません。

敢えて叱りたい気持ちを抑えて、お子さんの考えをすべて吐き出させるようにすることです。

お子さんの言い分の中には、改善のヒントが隠れていることも多々あります。

子ども自身の発想を大切にすれば、子どもは自由に考えて発送する力を伸ばすことができます。実際に自分自身で考えて気づけた対策であれば、進んで取り組むようにもなります。

結果的に、学力もアップする図式へとつながってきます。
ウチの塾のやり方もそんな感じですかね(笑)

この流れをどんどんブラッシュアップさせて、5科400点以上や450点以上も散々取らせてきているので、方向性は間違ってないと思います。

とはいえ、ウチの塾は、成績アップや志望校合格などは第一義の目的とはしていませんが(笑)

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