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最近、不倫問題で叩かれまくっている週刊文春ですが、DMM会長の亀山氏へのインタビューがなかなか興味深いモノだったので、今日はこの内容を一部ご紹介します。
最近政治の世界でも問題になっている「忖度」の意味を色々と考えさせられますね。権力という言葉の意味合いの深さというか。
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「権力の横暴」ってやつの正体は、その周りで勝手にビビったり、媚びたり、利用しようとしたりする「権力のない人たちによる横暴」が多いんじゃないかと思う。
君の悩みは、「その権力者の了見が狭くて、自分をイジメたらどうしよう」ってことなのかな? 今の日本には、君が心配するような絶対的な権力者なんていないし、気に病む必要なんてないよ。
俺なんかも、会社の中では権力者なんだろうけど。とはいえ、国家の独裁者ってわけでもないんでね。ちゃちな権力を振りかざして横暴なことを続ければ、社員は愛想をつかして辞めるし、いずれ会社も潰れちゃう。これは他社でも政界でも学校でも同じことだと思う。
権力ってのは、実力と共に増えていくけど、不条理に使えば使った分だけ減っていくもの。ましてや、自分のために使うとアッという間になくなっちゃうんだ。だから、中途半端な権力ってのは、君が思ってるみたいに気楽には使えないもんなんだよ。
権力のもっとも上手い使い方は「持ってても使わない」こと。
もしX氏が賢明な権力者なら、つまらないことに権力は使わないし、ボケた権力者なら、権力の小出しで残高もたいしてないと思う。そのうちMe Tooとかで、いなくなるんじゃないかな。つまりどっちにしても、そんなに「権力者こわ!」ってビビる必要はないってことだね。
それより、むしろ気をつけたほうがいいのは、君の先輩のように忖度する人たち。彼らはもともと権力者を信用していないから過剰にビビる。権力者に媚びるために、君との関係をいち早く解消するかもしれない。
そして、さらにタチが悪いのが、他人の権力に乗っかり、あたかも自分の力のように振る舞う人たち。「◯◯の知り合いだ」と名乗ったり、大きな組織の肩書きを使いながら傍若無人に振る舞う「権力者もどき」たち。これはべつに自分の権力が減るわけでもないので、好き勝手に使い放題だね。
結局のところ、「権力の横暴」ってやつの正体は、「権力者の横暴」というより、その周りで勝手にビビったり、媚びたり、利用しようとしたりする「権力のない人たちによる横暴」が多いんじゃないかと思う。
実のところ、君の中にも「権力者に取り入って、よろしくやろう」っていうスケベ心が少しはあったんじゃないのかな。でも、まっとうな権力者はパーティーに来たくらいでヒイキはしないからね。つまり、「権力者の横暴」も「権力者の援助」も、君や先輩が思うほどにはないということ。
そんな不確かなものに一喜一憂するより、自分の実力を磨いたほうがいいと思うよ。良い仕事さえしてれば横暴があったとしても、きっと誰かが守ってくれるよ。
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「能ある鷹は、爪を隠す」ということわざの通りなのかもしれませんね。
少し話はズレますけど、勉強や成績でも同じ話になると思います。
実力のある人ほど「まだまだ努力が足りませんでした」と言い、大した成績ではない人ほど「オレはスゴイいんです」アピールばかり(笑)
会社でも、有能な上司ほどエラそうにしてませんよね。
大したことない上司ほど、オレが目上だから、オレの方がエライんだからアピールばかり。
どんなに殴り合いのケンカが強くても、プロのボクサーや格闘家であったとしても、路上で一般の方に手を出したら一発で警察に御用…なんてことを考えると、ヘタに強さを振り回すのは、得策ではないのがよく分かります。なので、本当に強い人が弱い者イジメをする構図がないわけです。
亀山氏の内容通り、世渡りをしていく中で面倒なのは、「権力者の横暴」というより、その周りで勝手にビビったり、媚びたり、利用しようとしたりする「権力のない人たちによる横暴」がほとんどです。
そこから先は、ここまで読まれた方次第で判断が変わるでしょうね。
私は、敢えて問題提起とだけさせてもらいます。