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今日7日から9日までAQURASは3工房とも休講日です。でも、ブログは7日と9日は更新して、8日だけお休みをもらいます(笑)
今日は、あるお母さんから受けた相談に関して、私の見解を申し上げます。相談内容は、タイトルの通りです↑
子どもの要領が悪かったり、行動が遅かったりすると、親御さんはじれったくてイライラするかもしれません。でも、そこは我慢して見守るべきなのです。
恐らく、お母さんが見ている世界とお子さんが見ている世界には大きなギャップがあるのだと思います。
せっかちなお母さんであれば、ちょっと遅れただけで「もう、何をやってんの!?」と口を出したくなるでしょう。
「効率よく」とお母さんが思う気持ちは分かります。
でも、「効率」というのは、その子なりの時間の長さで違います。お母さんの30分はお子さんの1時間なのかもしれません。
大人と子どもに流れている時間軸はその子だけのものです。
時間の長さは一定ではありません。その人によってまちまちなのです。
「早くしなさい!」という言葉を言ってはいけません。
自分の子どもだからといって、思い通りになると思うのは大間違いです。
時間がかかってしまう分をどこで取り戻せばよいかを本人に考えさせることが大切です。
「失った時間をどこで取り返すの?」と問い質してみて下さい。そうすれば、子どもなりの案が色々出てきます。
あるいは、行動が遅くて遅刻してしまう子には「遅刻するでしょう。早く行きなさい!」と急かすのではなく、敢えて遅刻させればいいのです。
そうすることで、子ども自身がどうすればよいを考え始めます。
行動が遅かったり、容量が悪かったりするのを直そうとしないということは、今本人がその必要性を感じていないからです。困ってなければ行動は変わりません。
ただ、もし時間を有効に使うようにさせるのであれば、マイナスではなくプラスの言い方をするようにしてみて下さい。
例えば、1時間お風呂に入っているのであれば、「お風呂を30分にしてみたら?」と。
そうすることで、どこで得をするかを考えさせるのです。
そうやって自分自身が認識すれば、誰も何も言わなくても行動は自然と変わります。
そういうことも、受験が格好のエクササイズになるのではないかと思います。入試が迫ってくれば時間との闘いになりますから、どうすればよいかを本人がよく考えるようになるでしょう。
皆さん勘違いしているのですが、受験勉強というのは単に合否を決めるためのものではありません。
子どもにとって、生活面も含めて、時間の使い方などを学ぶ自己訓練の良い機会なのです。