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まだ受験まで時間があるのに、「落ちたらどうするのか」という言葉を投げつける先生は困りものです。
その時点で、子どもは「ああ、ムリなのか」と思ってしまいます。
こういう教師は、子どもの気持ちというのをまったく考えていません。実際に最初からムリだと言われてやる気をなくしてしまう子どもがたくさんいます。
教師の悪口を言うわけではありませんが、学校の先生の多くは固定概念で凝り固まっています。現在の偏差値だけを見て、このレベルの学校の合格はムリだと勝手に判断してしまう傾向があります。
以前、塾生で「私はバカだから」が口癖の女の子がいました。
母親や友だちにそう言われるから、自分はバカだと思い込んでいました。
私はその子に「バカじゃないよ」と何度も言い続けました。すると、それだけで点数が5点10点上がったのです。
でも、彼女はまだ自分を疑っていて、点数が上がっても「これはまぐれです。次は下がるんです」と言うんです。
実は、彼女にとって「勉強ができない状態」は居心地がいいのです。
これを「コンフォートゾーン」と言います。
この言葉の意味は、自分が楽でいられる範囲のことです。
人には、現状がぬるま湯のようで快適だと、無意識にこのゾーンに留まろうとする習性があるのです。だから、高いレベルのコンフォートゾーンを勧めても抵抗してしまうのです。
成績を伸ばすには「自分はこのレベルなんだ」という認識を変える、つまりコンフォートゾーンを高く設定する必要があります。
親や教師など周囲の人は、子どものコンフォートゾーンを一段ずつ上げていくように働きかけなければなりません。
徐々にコンフォートゾーンを上げていくと、いつの間にか高いレベルにいるのがフツーになってきます。
逆に「あなたはこのレベルなのよ」と決めつけると、コンフォートゾーンは上がりません。コンフォートゾーンを低く見積もると、子どもの目標を壊したり、邪魔をしたりしてしまいます。
こういう人たちのことを、脳機能学者の苫米地英人博士は「ドリームキラー」と呼んでいるそうです。
ドリームキラーになる人は身近にいてその子に影響力を与えやすい立場にいることが多いのです。
つまり、ドリームキラーになりやすいのは、親・教師・友人などです。
ドリームキラーの口癖は「あなたにはムリ」「それはやめて○○にしなさい」「今のままで十分でしょ」などです。
これから三者面談が始まる人も多いと思います。もちろん素晴らしい先生もいますが、教師を見極めて、その言葉にあまり左右されないようにしましょう。
少なくとも、最初からコンフォートゾーンを低く言う先生には気をつけなければなりません。