【重要】お子さんに「ムダ足」を踏ませないために!
最近の入塾お問い合わせのケースで目立つことがあります。
それは、お子さんと親御さんの「合意(コンセンサス)」が取れていない状態で、親御さんがお子さんの気持ちを無視して、一方的に問い合わせてくることです。
お子さんにとってAQURASが向いているかどうかを吟味せず、親御さんの一存の判断だけで、勝手にAQURASに入塾申込をされてきます。
そして、入塾面談の場で、お子さんに「AQURASに入塾しなさい!」と迫りますが、このケースでスムーズにお子さんが入塾に応じることはほとんどありません。
圧倒的に高い確率で、その場で揉めます。
お子さんは「こんなの聞いてない!」と。
この数年間で、特に女子に多かったのですが、入塾面談で泣き出す子がそれなりに出ました。塾通い自体が初めてのお子さんに多かったですね。
AQURASは、真剣に勉強し、真剣に取り組み、己の学力と人間性を向上させるために「自己管理」を徹底させるためのマインド(心)を学んでもらう塾です。
昨今の時代では、塾のほとんどがお客様に合わせる「サービス業」となっている中で、AQURASは正真正銘の『寺子屋』を貫いており、勉学や規律・行動面の遵守においては、かなり厳しい塾です。
ですので、ホストクラブやキャバクラのようなお子さんの甘えに迎合する塾とは完全に一線を画しており、塾に都合の良い展開を期待しているお子さんには、かなり厳しく映ると思われます。
“合う“ “合わない”がはっきり分かれる塾であり、それこそが、AQURASが他の「サービス業に特化した塾」と決定的に違う大きく尖鋭化した「ウリ」の部分です。
「先生と仲良くジャニーズの話ができると思ってた…」
「先生がとなりに座って、丁寧に優しく教えてくれると思ってた…」
「塾の宿題が出るなんて思ってもいなかったし、やってこなきゃいけないなんて…」
「小テストに合格できないと、居残りや呼び出しになるなんて聞いてない…」
「寝坊して遅刻して行って、なんで私が叱られるの…」
「こんなに勉強するなんて、あり得ないんだけど…」
などの理由で、面談中に泣き出した子が相当数いたのも事実です。
そういった考えの甘すぎるわが子を矯正させたいと願って、親御さんの独断で入塾面談を申し込まれる気持ちも分からなくはないですが、いきなりお子さんがそこに適応できることはありません。
まずは、お子さんへの意思確認と、ご家庭の中で塾選びについてじっくり話し合われた方がよいと思います。
AQURASとしても、真剣に頑張って己を高めていこうと学んでいる塾生たちが、意識が甘すぎる子たちによって緊張感のある指導環境を乱されることは、本意ではありません。
親御さんもそれなりの労力を使って入塾面談にお越しになられても、お子さんの意志が伴ってない状態では単なる徒労に終わり、結果的に「ムダな」労力を使うだけです。
そして、私も面談に足を運んで下さる以上は、何かしらの「価値」を親御さんにもお子さんにも提供できるように、心を込めてそれなりの労力を使って面談に臨んでいますので、結局面談がお子さんとの『ミスマッチ』が原因で成約しないということは、私にとってもプラスはありません。
それであれば、その限られた労力をAQURASに通ってくれている塾生の指導に全身全霊で注ぎたいというのが本音です。
※ 尚、毎年こうした『ミスマッチ』による破談は10件以上に及びます。
親御さんの独断専行によるお子さんの『ミスマッチ』は、親御さんもお子さんも、そしてAQURASという塾にも、3者まとめて時間と労力を消耗するだけです。
Win-Winという言葉ははるか遠く、これではLoser-Loserの関係性になってしまいます。誰にも「得」がないんです。
ですので、AQURASで入塾面談を希望される場合は、必ずお子さんの意思確認とご家庭での話し合いをして合意された上で、お問い合わせをされるようお願いします。
学力再生工房AQURAS 塾長
村上 浩司