少しずつ桜が散り始めた今日、千葉県内のあちこちで高校の入学式だったようです。大学は先日あちこちで入学式だったようで、いよいよ新しい人生の幕開けになった子が多かったのではないでしょうか。
先日後悔した「生徒募集」や「無料体験」ワードを乱発している塾は○○だ…という内容のブログ、SNSを経由してあちこちからご指摘や文句を頂戴しています。
●生徒を募集して何が悪い?
●募集という文言を使って何が悪い?
●無料体験をやって何が悪い?おまえんとこの無料体験をしてない方が邪道だ!
●Webを使ってPRしている時点で、おまえのとこは塾の本筋から外れている!
●ネットよりも口コミを重視した地域密着型の塾のやり方をバカにしてるのか?
●おまえの塾など、誰も応援しないよ。さっさと潰れちまえ!
などなど、比較的年輩の塾長より上記のようなお言葉を頂戴しております。
別に、私は各塾の方針を否定してつもりはありません。
なのに、ここまでツツッコまれるとは、そんなにお時間あるんでしょうか?(私には残念ながらよそ様にケチをつけている余裕ある時間はないので)。
人間って、図星を指摘されると、素直に反省する方以上に逆上される方が多いですね。
ここまでの経験則で言うならば。
ここ最近は若者のマナーの問題同様に、高齢者のマナー違反やコンプライアンス違反も多々あるわけなんですが、歳を重ねるごとに己の見解を変えていけなくなる方が多いことを暗に意味している気がします。
なので、昨年のリーマンショック級と言われた塾業界の大不況でも、塾の総数は実は増えていて、それと同じくらいの個人塾が廃業していっている…そのほとんどが年輩の塾長の方々でした。
年輩が悪いと言っているわけではなく、時代が変化していく限り、硬くなる思考も常に柔軟にしていかなければならないというのがキーですよね。
私も19歳でこの業界に入って、今年で22年目になります。
どんどん思考が硬くなる同世代が多い中で、私は比較的ゆるーい路線でいられているわけですが、やはりそれだけ勉強しているというのもあります。
塾生に自発的に学ばせる塾をやっている以上、塾長も背中を見せるべく勉強に励んでいこうと改めて思います。
他人の批判の前に、まずは己自身の足元をしっかり見つめ直すこと。
そこに人生の答えがひとつ隠れているのではないでしょうか。