昨日は高校部の新しい自学自習のための学習計画作成ツール「受験コンパス」の導入ガイダンスで、高校生たちが業者の方の説明に食い入るようにずっと聞いていました。
質問攻めも凄かったみたいで、予定時間を大幅超過…終了後は、業者の方をウチのスタッフたちが取り囲み、運用方法をたっぷりレクチャーしてもらって、気づけば終電近い時間に…。業者の方に申し訳ないと思いつつ、ウチの塾生もスタッフたちも真剣さが垣間見える、とても良い時間でした。
業者の方もスタッフたちも何とか終電には間に合わせてくれましたが、村上は結局他の業務も片づけているため、やはり帰れず…工房でこのまま夜通し仕事することにします。。。
そんな状況で、夜中に珈琲片手にブログ書いてみようかと。
人間は誰しもが、生まれ、成長して老いて、最後は人生を卒業するものです。
どうせ最後は死ぬんだから、好きなことをして生きればいいじゃない…と己の欲望のままに時の流れを過ごしていく人たちもいると思うんですが、そうした人たちというのは、の先人の時代から築き上げられてきた社会システムの利便性や文化に貢献することなく、人生の幕を降ろしていくのではないかと私は考えています。
周囲を見渡せば、先を生きてきた人たちの成し遂げた発明や文化が、現代の社会システムに満ちているわけで、生活インフラである上下水、電気、ガス、蛇口を捻れば水が出るし、スイッチをつければ照明がつく。ガス栓を回せば、お湯も沸く。
当たり前に思える現代の文明も、最初に思いついた人たちがいるし、それを供給できる体制を支える多くの会社や個人の労力によって支えられています。
私たちの人生は有限であるものの、時代は延々と続いてゆくもの。
そして、先人から引き継いだ利便性を、次の後の世代に受け渡していく。
可能であれば、その人なりの付加価値をつけて…。
私たちひとりひとりができることによる価値というのは、そんなに大きくはないかもしれませが、そうした意識の共有こそ、少しずつ新しい波を起こしていって、やがてより良い方向に導いてゆくのではないか…ふとそんなことを思っています。
人間が生まれて、人生を卒業するまでの限られた時間をどう過ごすのか…?
四十路を過ぎた私が、最近特に思うのは、その人自身が
社会とどう向き合い、
評価され、
次の世代に何を残せたか
この3点に尽きることです。
決して、生きるだけではないと思うんです。
先述した通り、社会システムの利便性の良さや文化をタダで享受し、使って当たり前、何が悪い?と与えられてばかりの生き方をしていることが、果たして幸せに生きることなのか?この数年間はずっとそんな自問自答を繰り返しています。
そんな自問自答の中で、私がウチの塾生含めて次の世代に伝えていきたいのは「批評家ごっこしてないで、自分から動けるプレイヤーになれ!」ということです。
この世に生きている大半の人が、現在の境遇の不満を過去の自分に原因を求め、未来の自分に過大な期待をし、現在の自分は批評家の位置に留まっています。
これを子どものレベルに落として話をするなら、分かりやすい例としては、夏休みの宿題でしょうか。
夏休みの前半では、未来の自分に責任を押し付けて遊びまくり、休みが終わる直前には過去の自分の責任にしてしまい、悲鳴を上げながら、家族に応援を求めてしまうケースが相当数あるでしょう。(それを助けてしまう家族も、甘えを助長するだけです)
望む未来を引き寄せるには、今このときをどう過ごすか。
ただ、それだけです。
今日も明日になれば「昨日」になり、明日も明日になれば「今日」になる。
簡単な理屈なんですよね。
今をどう生きるか、それこそが未来を変えてゆく原点です。
ですが、多くの人は批評家のポジションになりたがります。
なぜなら、誰かを批評すると、批評対象と同じ位置、もしくは上位者になったような気分になれるからです。
○○はバカだから、○○はウソつきだ、○○はビッグマウスのくせに…などなど、匿名性を良いことにウラで言いたい放題なわけですが、そういった人は自分の人生をどうしたいんでしょうね?
批評家の椅子に安住すると、自身がプレイヤーであることを忘れて、その責任から逃れたような気分になってしまいます。他力本願で、与えられることが当たり前の思考へと成り下がっていってしまうのではないでしょうか。
人生を卒業するまでの限られた時間を幸せに過ごしたいと思うのであれば、高みの見物を楽しむ批評家ではなく、喜怒哀楽を自ら切り開いていくプレイヤーとして生きてほしいと、ウチの塾生たちはもちろん、次の世代に私もしっかり伝えていくつもりです。
子どもたちひとりひとりが、社会から必要とされ、認められる。
社会人として、どこに出ても恥ずかしくない形で自立すること。
その上で、「与えられる」人生よりも「与える」人生の方が、より多くの価値を社会に還元し、多くの人たちが幸せに生きやすくなるための枠組みを創り出せることは、私が言うまでもありません。
ひとりひとりの意識を高めるマインドセットこそ、個人の幸せを超えて、社会全体に貢献することに必ずつながると、私は信じています。
これからもまだまだ試したいことが多いので、私が批評家なんて一生なれないなと思います。
老いても、可能な限り私は現場主義にこだわって、社会に価値を提供したいと考えるんでしょうね。
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