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夏期講習の補講日も今日で最後です。
明日は千葉県統一テストがあるので、塾生たちに夏の成果を試させて、どうなるかをじっくり見させてもらいたいと思います。
この夏、やはり中学生に出ましたが、スマホの弊害を塾内にまき散らされました。ひどい者になると、中3で進研Vもぎにほとんどの塾生が行ったにも関わらず「行くのを忘れてた」と平然と答える不届き者までいて、あまりの気の緩み具合に愕然としています。みんな家でスマホやゲームに歯止めがかかっていない者ばかりです。
どんなにみんなが頑張っても、こういったいい加減なことをする不届き者ひとりのために、みんなのモチベーションが大幅に下落します。そして、それをスルーするつもりもないので、この該当塾生には厳正な対処をさせてもらいます。
受験学年以外でも、ほとんどの塾生がきちんとできる中で、悪質な宿題忘れをする者も現れ、この夏は宿題忘れをした者は終わるまで返さないという徹底した方針をとったため、最後の不届き者が工房を退出するまで24:00を回ることはザラで、ひどいと26:00過ぎまでやってもらいました。
私もあまりこの策は取りたくなかったのですが、大人をナメきっている叱られ慣れしていない子にはこういった対応をするか、退塾させるかどちらかでしかないので、私としては預かっている以上は塾生ひとりひとりを最後まで伸ばす責任のもと、言葉が伝わらない子には「原因と結果」を考えさせた上で、自分ですべて尻ぬぐいさせることが重要と考えての決断でした。少しはこの不届き者たちもまともになりつつあり、効果が出始めています。
少なくとも、綺麗事の教育論や子育て論で子どもが動かない局面はありますし、それに対して具体的に向き合って行動されている方も評論家も多くありません。
暴力などは論外ですが、子どもの甘さを矯正していくためには、ある程度子どもにつき合って、時間をかけてでも理解させていくという方策しかありません。
ところが、社会ではこういった不届き者を矯正させるためにそこまで付き合うと「この塾はブラックだ」「残業ばかりさせてブラック企業だ」と一斉批判に世論は走るわけで。
子どもの教育は、大人が考えているようなシナリオで事は運びません。学校の先生とて、同じこと。ブラックブラック言われたところで、世の中の大人の目線で決めつけた在り方に子もが合わせるはずはないし、そもそもブラックを提唱している方々のお子さんはそんなにまともに育っているんですか?と言いたくなる。
まともな子も多い反面、綺麗事ばかりしか言わない大人に反発したり、見下したりする子どもが増えたのは、こういった大人の綺麗事の論理につき合わされた結果ではないですか?
確かに、社会規範を守ることは大切です。
でも、子どもを良くしていくのに、そういったルールは時に何も役に立たないことが多い。
現場で身体を張って子どもたちに向き合っている先生方の苦労は、測り擦れないですから。
おかげさまで、この夏もたくさんの講習生が来てくれました。無事に定員に達して、募集を打ち切れた学年もあります。
私も叱らない子育てを提唱する者ではありますが、どうしようもない状態の子には身体を張ってでも伝えたいことはあります。そのためにも、妥協せず目の前の塾生の真実に向き合っていきたいと思います。