「今、忙しいから」と言わなければ子どもが米スタンフォード大、「勉強しろ!」と言い続ければ偏差値50も越えることない下位集団の人生…なんでこうなる???


歌手のアグネス・チャンさんがTV番組で息子さん全員、名門スタンフォード大学を卒業させたという話題が最近盛り上がっています。お子さん全員東大理Ⅲを彷彿とさせるような佐藤ママを思い出しましたが、非常にシンプルかつ理に適っているので、今日はこの内容をご紹介します↓

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合格率5%とされ、世界大学ランキング上位の常連としても知られる同大学を、三男(23)が6月に卒業した。3人とも自分の意思で大学を選んだといい、「子供に選んでもらうのは普通。選択肢は子供にある」と自主性を重んじる大切さを、まずは解説した。

自身もスタンフォード大を卒業しているアグネスは、「刺激」を大切に子供を育ててきた。人間はどうやって歩けるようになったのか覚えていないことを例に取り、「人間はそもそもみんな積極的に学びたい。実際に生まれた時から必死に学んでいる。脳が成長途中の時は刺激が多い方がいい」と説明。続けて、「新しい刺激を与え続けると、地頭が良くなるんです」と語った。

学ぶ意欲の大切さを説いたアグネスは、

「ちょっと待って」「今忙しいから」

この二つのワードを自身で禁止にした。どんなに忙しい時でも子供の質問に答えてきたといい「質問イコール学びたい欲求。質問するっていいこと。分からないのは恥じゃない。好奇心を育てるときはそうしなきゃ」と力説した。

長男(33)はIT企業のCEO、次男(30)は米大手音響会社に勤めるエンジニア、三男はスタンフォード大の大学院に進学。子育ても“一段落”したというアグネスは、「子育ては人生の最大の恵み。感動の連続」と感慨深げだった。

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佐藤ママのケースのような、親御さんからの徹底した管理教育とは一線を画していますね。私もアグネスさんの考えに近いほうです。

伸びる子ども、自発的に動ける子どもに育つかどうかは、無限に考えさせることです。トライアンドエラーを繰り返して、そこから最適解を自然と見つけ出していけるような思考へと育ってもらうことでしょうか。

そして、そんな自分で考える可能性を潰してしまっているのは、親含めたオトナの「教える」とか「教えてやろう」という上から目線のエゴです。せっかく0から1を生み出す思考が育つかもしれないのに、先に教えて答えを与えてしまうことで、どんどん指示待ち族の子どもに育っていきます(笑)。

親含めてオトナが良かれと思ってしていることが、実は逆効果であることを気づいた親御さんはまだ救いがあります。ここから改善していけば、まだまだお子さんの思考力は伸びていきますから。一時的に抑え込まれていたとしても、環境を与えれば復活します。

問題なのは、その本質に気づけずに最後まで「勉強しろ!」とお子さんに言い続ける親御さんの子の大半が、偏差値50にも届かないところに集中して固まっている現実でしょうか(笑)。

勉強しろと言われない子の方が上位に固まり、言われる子は下位の固定化に貢献する…アグネスさんのこの記事は、改めて子どもへの可能性の芽を考えさせられたものです。



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