5月から延々と出張続きのライフワークですが、ようやくここまでで一段落となるフェーズ最後の出張で、今日から弾丸で広島に行ってきます。
先日のブログで挙げた通り、地元の難攻不落な中学校では5科総合で学年1位を塾生がゲットしてくるなど、ウチの塾の指導の精度も着々と進化してきているのかなとか少し思いつつも、やはり改良の余地がそれなりにあるので、今回のとどめの出張で、そのヒントを見つけてこれればなと思っています。
羽田空港はあいにくの雨。
広島も雨みたいです。広島空港も慣れてしまい、もはや私の遊び場と化しましたw
塾生の自立と自律という両輪のミッションをクリアさせるために、全国あちこちに教えを乞いに私も放浪しているわけですが、やはりベストな指導など存在しないし、塾生ひとりひとりが置かれている状況やマインドも大きく違うため、画一的な指導がムリなわけで。
塾業界全体が人事不足に陥り、特に個別指導塾は講師の頭数が相当数必要なためか、最近は講師が集まらなくて塾が潰れるという皮肉な現象が起きています。一昔前では考えられないなと思いながら…。
そして、講師を集めることができない塾が、指導などの商品の品質を保つために個別指導の塾から自立学習型の塾へと業態転換が最近目立つようになりました。
それなら、講師の人数が少なくても、塾の運営としては回せますもんね。
何とか現場を回して、経営を立て直したい経営者の苦労はよく分かります。
しかし、ここで大きな落とし穴が存在します。
特に脱サラでフランチャイズ系の塾しか経営したことのない方ほど、ここで大きな失敗をして、塾も潰れていくケースが大半です。それは何故なのか?
自立学習型の塾というのは、個別指導塾の運営よりも数百倍難しいからです。
集団指導でない点では同じですが、この2つの運営は、点と天と地ほどの差があることを、素人の塾屋さんになればなるほど存じていないんです。
個別指導は過保護なくらいおせっかいを焼いて、自分で動けない子を支えていく塾。受け身なお子さんも相当数いるし、何よりもやってもらって当たり前のお客さん的要素のお子さんが大多数です。
逆に、自立学習は、子ども自身が己の行動力で突き進む子がほとんどであり、そういった前向きなパワーをいかにコントロールさせながら、子どものモチベーションを子ども自身で高めさせて、多くの失敗と経験を繰り返させながら主体的に結果につなげさせるんです。もちろろん、お客さん気分では居場所を失いますし。
みそラーメン専門店が、同じラーメンだから…という括りで、塩ラーメンを始めたらどうなるか…それと同じような感じですかね。。。
教えてもらうことが前提でつくられている教材と、自分でどんどん進めていける教材も、相当な差があります。そのへんも教材の特性を掴んでおかないと、お子さんが解けなくなるだけでなく、指導する側の講師も大変やりにくい状況に追い込まれます。
最大の鬼門は、お子さんの学習進捗の管理でしょうか。
ウチはPDCAのサイクルを構築しているのでシステム化はできていますが、できていない塾さんは付け焼刃的な対応を迫られます。これは経験したことのない方にはピンとこないかもしれませんが、塾の生命線というべき内容ですので、ここでは割愛させて下さい。
経営者だけでなく、お子さんの塾選びにおいても、個別指導と自立学習は大きな差があります。お子さんの指導効果を最大限高めたいのであれば、まずは親御さんが検討されている塾の隅々までリサーチされることをお薦めします。表面しか見ていないと、まず失敗します。
月額980円でスマホから観れる授業動画や、進研ゼミのような通信教材があっても、結局取り組む側の「心」が備わっていないと、猫に小判、馬の耳に念仏、豚に真珠で終わります。
どんな最強ツールがあったとしても、結局は子どものマインド次第。
ウチの塾は、他の塾が負担が大きすぎて手をつけてこない領域に踏み込んで、これからも指導の精度を上げていきたいと思います。
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実は、ポータルサイトのエキテンのページにも同じ内容は載せてありますが(笑)。