「普通にお金を払う一般の塾生たちが、僕らの授業料も払ってくれていたんです」

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先日のスタッフMTGにて、今後の塾生ひとりひとりの学習精度をさらに高めるにはどうしたら良いかを全員で意見を出し合いながら、来月からの指導の方向性を共有していました。

西船橋工房にはここ数日で何組もの「入塾させたい」と言ってアポなく出向かれるご家庭もありましたが、恐縮ながらウチの塾は時間外の対応や休講日の入塾面談等の対応は一切しておりません。お気持ちはありがたく存じますが、まずはH.Pのお問い合わせフォームより必要事項を記入の上でお問い合わせ下さい。

さて、AERAに塾業界のウラ話がたくさん書かれていましたので、今日はこの内容をご紹介します。全部転載すると長すぎるので、一部抜粋になってしまうことをご容赦下さい。

以下、本文です↓

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「一般の塾生が僕らの授業料を払って…」東大受験の“歪な構図”〈AERA〉

「合格おめでとう 次は東大!!」

少子化に伴い、浪人生は激減。大手予備校が、現役生にターゲットをシフトしており、さらにその中でも難関大学に進学する可能性の高い有名中高一貫校の生徒を狙い撃ちするハイエンドな教室を続々オープンしたのだ。いわば「予備校の塾化」現象である。

(中略)

こうしたハイエンドな大学受験塾・予備校市場に注目が集まる中、気になる動きがある。

塾や予備校にとって、東大合格者数は最強の宣伝文句になる。手っ取り早く東大合格者数を増やすには、手間暇かけて生徒の成績を上げるよりも、もともと東大に合格しそうなポテンシャルのある生徒を集めてしまったほうが効率的だ。

すると、どうなるか。優秀な生徒を、塾や予備校が取り合うことになる。模試の成績が良い生徒を「特待生」などとしてタダ同然で迎え入れ、合格者数を積み上げるのである。

有名なのは東進ハイスクールや東進衛星予備校を擁する現役予備校「東進」の、「東大特進」である。模試での成績優秀者は、林修など人気講師の授業をほとんどタダ同然で受講できる。実際、前出の鉄緑会出身東大医学部生の座談会に集まった全員が、東進の特待生であり、東進の合格者数にもカウントされていた。

同様のしくみが、ほかの塾や予備校にもある。臨海セミナーの「東大ゼミ生」、早稲田アカデミーの「東大必勝冬期合宿」、駿台予備学校の「東大数学全問完答のためのストラテジー」と呼ばれる短期講座などだ。

鉄緑会、SEG、平岡塾、MEPLO、エミール、Y-SAPIXなどの「中高一貫塾」で鍛えられた生徒たちが、高2や高3になって模試で良い成績をとり、「お客さま」として各塾の「おいしいところ」をつまみ食いし、その代わりに「東大合格1」をばらまくのである。その結果、奇妙なことが起こる。

18年の東大合格者は合計3083人。一方、塾や予備校の同大合格者数は、駿台1400人、河合塾1305人、Z会1074人、東進725人、鉄緑会418人、SEG121人、グノーブル118人、臨海セミナー134人、早稲田アカデミーグループ72人、Y-SAPIX5人など。以上を合算するだけでも実際よりはるかに多い5千人超となる。

優秀な受験生の合格実績を、複数の塾や予備校がどれだけ「シェア」しているかがわかるだろう。塾や予備校の合格者数を見るときは注意してほしい。

ここで見落としてはならないのが、優秀な受験生の塾費用をそれ以外の受験生が負担しているという構図だ。学力の低い子が数多く塾に通って授業料を払うほど、優秀な子により良い環境が用意され、ますます学力差が開いてしまう。学力をつけるために通うはずの塾の本来の役割として不健全な、逆進的な構造といえる。

ある東大医学部生が、取材で、明るく笑いながら口にした言葉が印象的だった。

「普通にお金を払う一般の塾生たちが、僕らの授業料も払ってくれていたんです」

(教育ジャーナリスト・おおたとしまさ)

※AERA 2018年9月24日号より抜粋

———————

私も、もともとはこういった実績を争う大手進学塾でトップ層を相手に指導をしていた者として「まぁこういうことになるだろうな…」と、現在のこうなっていく展開は以前から推測できていました。

特に集団指導塾の中では、すべての生徒の扱いが均一になるわけありません。成績上位者の指導の充実に充てる経費のために、中下位層のお子さんからたくさん売上をとるというのが、この業界の暗黙のルールです。

例えばトップクラス層の塾生から5万円しか取らないのに、それに準ずる講座を中下位層にはパッケージ化して20万円くらいの商品(講座)として提案営業をかけるといった感じなので、面談で提案される親御さんは「これはウチの子のために先生方がつくってくれたプランなんだ!」と感動の涙を流される展開にもなったりします(苦笑)。

かなり悪く言うなら、中下位層は「カモ」にされるのに都合の良いお客さん…ということでしょうか。

ウチは上位だろうかが下位だろうが人間性成長のために徹底的に鍛え上げるので、誰に対しても優劣もクソもありません。預かっている塾生全員まとめて「まともにしてから追い出す!(笑)」という崩れることのない大義名分がありますので、ウチにお客さんはいらん!という考え方です。

不動産投資の世界に「ゼロサムゲーム」という考え方があります。

これは、全員の損益の合計がゼロとなるような取引や状況のことを指します。 つまり、誰かが儲かれば誰かが損をするような取引だということ。誰かが+1になれば、誰かが-1になるということ。

塾業界も同様で、誰かが安価な受講料で指導を受けられるのであれば、その分誰かの受講料が同じ講座でも高額になるということです。

ウチはそういった駆け引き的な営業手法など一切してないし、私も大手で管理職していた時代にそんなやり方でのイヤな面もたくさん見てきたので、AQURASでそういった費用体系をつくる気もないというだけのこと。

もちろん、お子さんのキャリアプランニングにおいて学歴が重要視される傾向は今後も続くでしょうし、そこにウェイトを置くことは否定しませんが、ここ最近の世の中をみる限り、学歴がある、学力があるから自分は何をしても許されると勘違いしている若者の何と多いこと。

他の方がこんなことをSNSに書き込んでいましたが、あながち間違っていないと思います。最近はこういった子たちをよく見かけますね↓

過日、社会人のクイズ研究サークルみたいなのにヒッぱられていったのですが…何なんでしょ…あの違和感…

・突っかかるような喋り方
・会話はすなわち早押し
・数秒ごとに繰り返されるマウンティング
・負けたときの社会人としてあるまじき言い訳の山
・私のような「シロート」に出し抜かれた時のサイコパスのような目
・何よりオトコマエ、ビジンが全くいない
・社会性は著しく低く、幼児性は強く
・出場に有休をくれないとぼやいたり…
・クイズのために残業のない会社に転じたとか…

まるで嫌われ者博物館…10分で帰りたくなりました。

↑上記の内容を目にしたときは、やはり全国どこでも似たようなことが起こってるなと痛感したものです。

私が個人的に思っているだけなんですが、人間関係を上手く構築していくために必要なのは、周囲への配慮や気遣いである…という考え方は、もはや昭和の遺産になってしまったのでしょうか?

合格実績水増し争いしてるよりも、若者を恥ずかしくない人間性を身につけさせて社会に送り出すべきという長期的視野が持てないのも、ビジネスの宿命なのかもしれませんね。

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