「謝罪」のときこそ、その人の本質が思いっきり現れます。つき合うべき相手かどうかも一発で見極められますね。


謝罪というのは、人間の本性が隠しようもなく出るものです。

「なんで?」と思う方もいるでしょうね。
本当なら、誰も謝りたくなんかないんですから。

・察してよ、仕方なかったんだ
・精一杯やったんだ
・私だけじゃない!

恐らくは、そんなところが本音でしょう。
だから、謝らなくてもいい相手には「ごめんね」という一言さえ、口にすることは稀です。

例えば、ご自身のお子さんにとか。

運動会に行くと宣言していたのに、避けようのない仕事が入ってしまい、ドタキャン(父親のケースが大半)。

果たして、息子さんや娘さんにしっかりと詫びる親がどれほどいるでしょうか。

ほとんどのケースで、せいぜい「ゴメンね。でも、仕方なかったんだ。おまえも大人になったら分かるから…」

恐らく、この程度が精一杯ではないでしょうか。

「……。言葉もないね。どうすりゃ良かった?」

子どもというのは、意外にも親の一挙手一投足を見ているものです。

「うん、わかってる」

そう返答したとしても、本音は

(なんなんだよ…きっと来てくれるって思ってたのに、なんだよ、大人になれば…って、お父さんなんて、大嫌い!)

と言い切っても、恐らくは当たらずとも遠からずかなと、私は思います。

「だからさ、どうすりゃいいの?」

それなら、しっかりと謝罪の言葉を真正面から言うことでしょうか。

例えば、

「ゴメン、この通りだ。行けなくて、本当にすまん。お父さんが悪かった」

と、まずは、言い訳をせず、約束であり、相手が期待していたのに実現できなかったことを詫びた方が良いと考えます。

「ねぇ、どうして来れなかったの?」

と、お子さんから問われた際でも

「取引先との接待だった。今のお父さんには、断る力がなかった。おまえとの約束を優先するべきだと分かっていたのに、すまなかった」

と、あくまでも自分の非を中心に言い訳を展開するべきです。
相手が反論できない「大人になったら分かる」などの理由は、使用するべきではないと思います。

それから和解に至るわけですが、できることならお子さんの話をじっくり聞いて、多少なりとも褒めて、これからも期待している旨を素直に伝えることこそが、謝罪への対応策です。

間違っても、金銭面で解決してはなりません(おこづかいあげるとか)。

謝罪では、どうしようもないぐらい、抗えぬほどの力で、人間の本性が顔を出すものです。

ですから、余程気をつけなければ、相手に見透かされることを忘れてはならないかと。
私も改めて肝に銘じたいと思います。

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