そもそもニュースに真実などない。作り手の多くの嘘と誇張が含まれていることを見抜けるかどうか。

先日の首里城が全焼してしまったニュースは、正直かなりショックを受けました。メディアがあれこれ報道することでますます見ていていたたまれなくなるわけですが…また、あの荘厳な姿を見ることができるのはいつになるのだろうか…と願いながらも。。。

そんなメディアの話でもないですが、そもそも「ニュース」という存在は事実の報道と一見認識されているような印象を受けますが、実はこれ、思いっきり違いますよね。

え?なんでよ?と思った読者の方もいらっしゃるかと思います。

そもそも、世の中には日々、様々な出来事が起きているわけですが、どんな事件が起きて、どんな変化が起こって、どの角度から見ているのか?報道がどの程度伝えようとしているのか?などなど…。

こういったものに対しての決定権は、報道媒体の編集権により恣意的に決定されるものです。

各報道の媒体には、世間をどの方向に導きたいのかという意思があり、その基本方針により、

〇どの出来事や変化を取り上げるか、無視するのか。
〇どの角度から見るのか。事件であれば、被害者サイドか加害者再度なのか。政治の変化であれば、国の立場からか、周辺国からの立場からなのか。
〇報道がどのくらいの量を伝えようとしているのか。報道したとのアリバイ作りか、徹底的に掘り下げるのか(他のニュースを無視して)。

などなどを決定し、実行するだけのことです。

視聴者である私たちにとっても必要なマインドセットとしては、新聞やテレビの報道を鵜呑みにしないことでしょうか。

ワイドショーやニュースに登場するコメンテーターの発言というものには、視聴者を誘導したい方向性があることを理解することが大切だと、私は考えます。

事実をつかみたい、真実を知りたいと思うのであれば、

物事の善悪を強調する報道ではなく、淡々と事実を列挙した内容を見つけ出し、様々な角度からの報道を見比べることではないでしょうか。

ニュースというものを様々な角度から捉えないと、今の時代では氾濫する情報に埋没し、トレンドを読み間違えてしまう可能性がどんどん高くなるリスクばかり横行しそうですね。

さて、私も塾生たちにこれをどう伝えていこうかな。
ちょっと考えます。



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