「合格のための冬期講座’2019」の詳細は、もう少しで当塾H.Pの「最新・更新」ページにアップできそうですので、もう少しお時間を下さい。
今日もブログを更新する時間がとれないため、ネット上で見つけたトンデモ塾の書き込みを見つけたので、小ネタ程度にアップします。
ただ、こういった塾(特に個別指導)が大多数だということを理解されている親御さんは、はっきり言って少ないと思います。個別指導の塾(特にブランディング重視の大手さんですね)がなぜ結果を出せないか、書かれている内容はほとんど間違っていないというのが、哀しいかな現実です。
以下、本文です↓
一応、塾名は伏せますが、CMバンバンやっている国内最大手の個別指導塾です(笑)。
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私が以前勤めていた個別塾の他の社員が急用でいけないから代わりに行けと社長に言われて自分の教室は他の人に任せて行ってみれば、女性講師は胸元空いた服に茶髪、生徒は教室でスケボーをしていて、生徒と講師の会話も「先生の胸、何カップ?」、「この問題解けたら、あとで教えてあげる」など倒れそうなものでした。
当然、他の社員の教室とはいえ、あまりにひどいので怒鳴りましたが、後日、私が社長から注意を受けた挙句、降格させられました。
私自身はそれを機にやめましたが、会社の方針が個別は何でもいいから生徒を獲得、入塾金と月謝でいけるだけ引っ張れ。私から言わせるとほめほめ詐欺グループです。
やめると言ってきた客には月謝の割引もしくはただ、紹介謝礼は現金1万円、会社に内緒で生徒と付き合うなど。
〇〇塾に預けている親はただ塾に行かせているというだけで満足している人が多いのではないでしょうか?私の所属していた個別も大阪に4教室ありますが、とにかく無料がおおかった。世の中ただより高いものはないということに気がつかないのが悲しいです。
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こうやって一読してみると、教育がいかに純然たるサービス業というか、接客業になっているかよく分かるというね…。
学校の教員が次々と精神を病んで休職や退職されていく昨今、他の記事でどなたかが言ってましたが、カスハラ(カスタマーハラスメント)がどんどん深刻化していると。
これは塾の現場も同じで、子どものことを想ってアドバイスしたり叱ったりしても、親御さんがわが子を攻撃されたと思って乗り込んでこられるケースが増えました。
結局、子どもの教育に携わりたいと指導する側が熱意を持っていたとしても、こういった一部の親御さんの影響で、指導する側が摩擦を起こしたくない故に情熱を失くして「事なかれ主義」になっていった結果、このような商売だけを純粋に追求する業界になってしまった感が強いです。
なので、教育という現場や環境に相応しくない風紀の乱れを止めることができません。そこにモノ言おうものなら、自分がまた被害を食らうわけですから。教育ではなく「教育サービス」は時代の変化と共に、なるべくして生まれたという感じがします。
ウチは全然関係ないですね。悪いものは悪いとはっきり言うので。
それで「だったら塾辞めさせますよ?いいんですか?」と脅迫まがいのことも言われたことありますが、私からは「どーぞどーぞ!ぜひぜひ!」でおしまいです。
お子さんに非がある場合にまで、こちらが迎合する気はありません。
ウチは人間教育を重視してますので。