2月が終わるこの日、全国あちこちで公立入試の日が被るみたいです。
もちろん、千葉県もご多分に漏れず、後期選抜の当日です。
入試では当然、学力の高い子が存在します。どんなに頑張っても自分には勝てないようなスゴすぎる奴が絶対に存在します。これは、言葉で説明できないほどスゴいケースなど、いくらでもあるわけです。
そもそも、そういった無双を誇る者は、ほとんど努力せずに何でもできてしまう、驚異的な能力の持ち主だと思ってないですか?
でも、実際はどうかと言われれば、そのスゴい実力の裏で、とてつもない努力があったことを知ろうとするかで、人間の伸びしろは大きく変わってくるもの。
では、そんな無双な奴は、才能が豊かだったから?
それは才能ではなく、やり方が優れていたから、常に手を抜かずに取り組んできたから、研究熱心だったから、つまづいてもくじけなかったからだ…そう考えられる子は、やる気を出せば同じことができるようになっていきます。
どうせダメだと諦めて頭を働かせるのをやめるとか、それなら、結果を気にするのではなく、学んで向上していくことに関心を向けたら、もっと世界の可能性が広がっていくのでは?
自分の子に「この子には〇〇な才能がある!」とレッテル貼りをしている親御さんに、褒めることが必ずしも良い結果をもたらすとは限らないうことを伝えたいですね。子どもの能力を褒めすぎると、知能検査の得点を下げる結果になったことは世界的に証明されているわけで、ぜひ子どものマインドがしなやかになるような褒め方を考えてもらいたいなと。
ネガティブなレッテルを貼られて生きている人が、世の中の半数以上を占めているこの時代、マインドをセットすることで、どんなにネガティブなことがあっても学習の意欲を失うことなく前進していく…そんな時代になるような環境を、私たちはつくっていかなきゃかもしれませんね。
とりとめなく書いてきましたが、受験生にとって最後の決戦の日です。
悔いのない闘いを。そして、後悔のない前向きなマインドで挑んでほしい。