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私は入塾面談で親御さんやお子さんに「どこに出しても恥ずかしくない若者として、社会に出て行ってくれ!」と伝えています。規律を守れる、生活習慣もしっかりしている、行動規範もしっかり守れる、自立と自律を体現できる人間になれと。
なので、塾内でも塾生に対して基本的な行動規範と長幼の序を重視し、言葉遣いも生きていく上での規律もみっちり叩き込んでいます。こういったことができるお子さんというのは、学力も伸びる可能性が高く、さらに、どこに属しても大成する可能性も大きいものです。
ただ、そういった「どこに出しても恥ずかしくない立ち振る舞い」を塾生に求めていく私でも、場合によって「嘘」はついていいと思っています。嘘つきは、決して悪いことばかりではありません。
本来、嘘はついてはなりません。
当たり前だけど、これは意外と難しいんですよね。そもそも嘘をついたことのない人間など、この世にひとりもいないでしょうから。
単純な嘘や、すぐに嘘と分かる嘘は、それほど罪は重くありません。
嘘ついて、やってもいないことを「やりました!」と言うものなら、そこで伸びようとする者なら、そこから覚悟を決めてやるしかないと行動するからです。
見方を変えれば『有言実行』と取れなくもない…嘘つきにならないように必死で取り組んで目標を達成して、最後に「本当のこと」にしてしまえば、それは嘘ではなくなるんです。自身の嘘に困った挙句の果てに、嘘を本当にしてしまう者は、ある意味見上げたものですよ(笑)それはそれで、私はおもしろいと思ってしまいます。
それと、相手を想いやって、敢えて傷つけないための「優しい」嘘もいいのではないでしょうか。物事の真実や事実に直面したときに、相手の心を救うための優しい嘘、それは他者への気遣い・思いやりという観点で、その嘘をついた人の人間性は賞賛に値します。
成績が良い、優秀な者でなくても、こういった機転を利かせられる知恵による嘘は、もっと多くの人が認めても良いのではないかと思います。もしウチの塾生がそういう嘘がつける子がいたとするなら、私は本人に最大限の賛辞を送ると思うし、「おまえはどこに出しても恥ずかしくない子だ!」と周囲に言いふらしたくなってしまうと思います(しませんが笑)。
逆に、許してはいけない嘘もあります。
自分にとことん甘えて、改善しようという気がない嘘と、他人を傷つける嘘です。こういった嘘つきからは、いつか必ず人は離れていくでしょう。
だから、人が離れていく嘘だけは絶対についてはなりません。嘘をつくなら、罪のない嘘つきであってほしいものです。