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先日のブログで、子ども世代にきちっとした金銭教育をしたほうがいいのではないかという投稿をしましたが、そもそも親が子どもにしてあげられるキャリア教育とは何だろうか?と考えると、私に思うところはあります。
今日は、思ったことを少しだけ書いてみます。
いつか本格的に書く機会が来るかは謎ですが(?)、これからの時代を強く賢く生き抜く子どもたちに必要なもの:それは「自分自身のブランド化」に他ならないと私は考えます。
大勢の中に埋もれていては、自分をブランド化することなどできません。他人との違いをどんどん見せるためにも、とんがった性格の子の方が大成すると思います。自分という存在を埋もれさせないという点で、現代は「個」の時代ですのでやりやすい側面はあります。
これからは企業社会が終焉を迎え、個人が自分の可能性を追求する時代になります。
勉強ができて、良い企業に就職するということが決して経済的自立を保証するものではなくなりました。代わりに求められるのは、個人が自分を商品化する能力です。
社会構造が変化していくことに気づいているのに、子どもに学歴をもたせたい…という従来の親の考え方が捨てられないのも、また現状です。
でも、学歴や企業でのキャリアなど「生きていくための糧」にはならないことを、お子さんに伝えていく前に、親世代がそれを認めるべき時期に差し掛かっています。
あなたのお子さんに真に経済的自立を促すなら、今のうちから企業に頼らず自分自身が人生を決めるのだということを理解させて、ある程度のビジネスマインドをお子さんに持たせることは不可欠だと、私は考えています。
日本の国民性は横並び意識が強いため、ひとりだけ目立った個性を発揮したりすると、叩かれる風潮があります。「会社のためにみんなで一緒に頑張ろう」といった企業社会が活気を持っていた時代には、それが企業の発展に大いに貢献したと思います。
しかし、時代が変わってきて、そういった古い横並び意識の押しつけのために、会社に愛着を持つ若者はどんどん減少し、これでもかというぐらい転職市場に人材が流れ込んでいく。
会社への愛社精神よりも、自分自身のキャリア構築を若者が優先するようになってきたのが、その何よりの証明です。
さて、子どもが個性的に育っていくのは良いことですが、やはりそういった個性ある子を「みんなと同じように」するために邪魔したり潰そうとするコミュニティーがあるのも事実です。
そういった古い横並び意識を未だに押しつけるコミュニティ-の人たちから、いかにわが子を守るか…親の出てくる幕は、そこだと思います。
そこで、お子さんを古い横並び意識にはめてしまって、お子さんの個性を潰してしまって価値を失わせることがないように、見守ってほしいものです。
いずれは親の手を離れて自立していくお子さんに何を残すか…それは、お金とか財産とかではなく、「賢い生き方」であってほしいと私は思っています。
子どもの人生に役立つ生き方とは、どんな生き方か?
それは、自分自身がまず自立し、さらに家族を守ることができる生き方。
それと、時代は変化していくけれど、自分自身は変化の波に決して足元をすくわれない生き方。
この2つです。
何でも他人任せにしていると、世の中が大きく変化するときについていくことができません。その結果、自分が持っているお金や仕事が奪われてしまったり、大切な家族の幸せを守れなかったりするかもしれません。
お子さんの本当の幸せを願うのであれば、何があってもしなやかに対処できる生き方を教えておくべきです。その中にはもちろん、本当の意味での経済的自立や、私が先ほど申し上げたビジネスマインドが含まれます。
私は、個人で勝負する生き方の重要性を申し上げてはいますが、人間というのは、やはりひとりでは生きていけません。
自分の力だけが頼りである分、家族や友人やビジネス仲間の存在は大切です。まわりの人を大切にすることも含めて、まずは親自身がしっかりと生きていく背中を見せたいものですね。