もはやご長寿アニメとなってきた「ONE PIECE」、親御さん世代でも若いころから読者の方も多いのではないでしょうか。
一体いつになったら最終話を迎えるのだろうかと思いつつ、そんなONE PIECEをずっと読んでいる一個人として、色々と学べることもあります。社会に出て役立ちそうな知識とか処世術とか、アニメだからと言ってバカにできないものです。
先日、しばらくぶりにTVでONE PIECEのアニメを偶然タイミングよく観たこともアリ、今日は、ONE PIECEで思うところを書こうかと。
ルフィを見ていて、どうすれば彼のように、行く先々で出会う人から信頼感を得られるのかなと考えさせられます。
よくよく考えると、意外にもその答えはシンプルなものでした。
実際にルフィ率いる麦わらの一味がしているのは、仲間や旅先で出会った人の問題に首を突っ込んで解決すること。
グランドライン(偉大なる海)を制覇して海賊王になるという大まかな方向性はあるけれど、実際は、困った人を助けているだけだということに、ようやく気づきました。
自分たちの行く手を阻む者、自由を奪う者とは戦うけれど、それ以外は、ほぼ他人の問題解決に首を突っ込んでいるだけです(笑)
そこには、損得勘定は一切ありません。
自分の得にもならないことに、平気で首を突っ込んで行きます。
そもそもゾロやウソップとの出会いも、ルフィの問題解決の行動から発生したものです。
最初は敵として出会ったアラバスタ王国の王女ビビを助けたのも、その一例でしょう。
アラバスタ王国では内紛が起きていました。王下七武海の1人:クロコダイルが王国を乗っ取るために、陰湿な策略で国王と国民を対立させ、国民の反乱を煽っていました。
国王に不信感を募らせる反乱軍と国王軍の衝突は、避けられない状況でした。
そんな状態を引き起こした原因を探るため、ビビが孤軍奮闘しているとき、ルフィたちと出会います。事情を聞かされたルフィたちは、ビビと共にクロコダイルを倒すため、アラバスタ王国を目指します。
最終的には、ルフィがクロコダイルを倒し、王国の内紛は収まりました。
国王の揺るぎない信念、王女ビビの国民に語りかける言葉の浸透力も、内乱を止める大きな要因ではありますが、縁もゆかりもないアラバスタ王国の危機を救うため、ルフィは命を賭けました。
結果、報酬が得られたわけでもない。
ただ、おいしいごはんをお腹いっぱい食べさせてもらえただけです(笑)
アラバスタ編に限らず、ウォーターセブンでは仲間であるロビンを助け出すために世界政府ご用達の殺し屋たちと死闘を繰り広げ、ブルックの影を取り戻すために幽霊軍団と戦い、魚人島やパンクハザード、そしてちょうど今放送されているドレスローザ編でも全部首を突っ込んで、困っている人たちを救っているのです(笑)
ウチの塾生たちを見ていると、身近なところで困っている人たちに対して共感する優しさは持っているようです(笑)
困っている人がいれば、すぐに手を差し出したり、助けたりします。
「今、こんなにも困っている人たちがいる」といった状況には、恐らく若い世代の方が強く共感し、反応できるのではないでしょうか。
ルフィたちの姿は、まるでボランティア活動に精を出す若者たち、お金儲けに固執しない若者たちと同じです。
困っている人がいても、見て見ぬふりはしない。
金銭的には得にならなくても相手の期待をさらに上回る手助けができる(ナミのお金に関する打算的感覚は除いて…笑)。
そういう人には、多くの信頼が集まってくるわけです。
若い世代が身近な危機意識を持っているのに対して、上の世代は「国全体が弱っている」「日本の経済をどうすればいいか」など、もっと大きな視点で危機意識を持っている人が多いと思います。
ONE PIECEにしても、大局を見ているのは常に大人たちです。
白ひげにしても、センゴクにしても、ジンベエにしてもそうです。世代間において、共感できる部分、危機感を持つ部分がズレている。もっと目的を持ってほしい上の世代と、やる気はあるけれど指図されるのがイヤな下の世代。
その2つの世代を橋渡しのように結びつけるのが、同じ夢を見ることから生まれる「信頼」なんだと私は思います。
親と子の関係に当てはめてみて、修正できる部分もたくさんありそうですね、こうして見てみると(笑)
アニメONE PIECEを知らない読者の方には、何が何だか分からなかったと思います。
楽しみにしてもらっていたのなら、本当に申し訳ありません(苦笑)
でも、こうしてアニメの主人公とはいえ、ロジカルに分析していくと、今まで考えもしなかったような知識が手に入り、今まで見たことのない景色が見えるようになるものです。興味深いですよね。
さてさて、着々と夏期講習の準備をスタッフ一同で進めていますが、ウチの塾はしっかりしたやる気のある子が塾生の多くを占めているのが、とても救いです。お客様気分の子の割合は、他塾さんと比べても著しく低いですね。そもそも、お客さん気分であれば「来なくていい!」と問い合わせ連絡を頂戴した時点で言ってしまうので、非常に分かりやすい寺子屋ではありますが(苦笑)。
今月末までに夏期講習を申し込まれたご家庭には、お得な割引特典があります。
受講を希望されるご家庭はお急ぎ下さい。
すでに何件も問い合わせを頂戴していますが、塾生指導を最優先にしているため、後手に回ってしまっていることをお詫びします。今週中には必ずご連絡しますので、もう少々お待ち下さい。
————-
船橋市・市川市・松戸市・浦安市・習志野市・八千代市・千葉市にお住いの小3~中3生をお持ちのご家庭へ
「いつでも会いに行けるアイドル」ではなく『いつでも通おうと思えば通える地元密着型オンライン塾』始めています。
受講を希望されるご家庭はこちらのバナーをクリック↓