学校も再開されて少し落ち着いてきた今日この頃ですが、塾生たちから話を聞くに、まだまだ学業面ではもとに戻るまでは時間がかかりそうな雰囲気です。
昨日はスタッフたちと夏期講習の概要や指導内容の構築に向けたMTGでした。今年度の受験生は社会事情や公立の入試一本化などによる負担増で、かなり綿密に準備をしていかないと厳しい状況に直面すると思われます。
そのための布石と、指導精度を高めるために、スタッフたちは教室に集まるだけでなく、ZoomでMTGに参加してくれた者もいるなど、スタッフたちの几帳面さに少なからず救われているなとつくづく感じさせられるものです。
さて、塾内では私から親御さんに常々「親が子どもに勉強を教えて、まともな結果につながることは少ない」と申し上げているのですが、そんな私の考えに近い記事がニュースに掲載されましたので、(少し長いので)一部を抜粋してご紹介します。
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●「親が子どもに勉強を教えようとすることほど、親子関係を悪化させるものはない」という名言があります。親と子どもは、良い意味でも悪い意味でも「ほどよい距離感を保つ」ということが大変難しい関係性にありますから、他人の子どもであればもう少し辛抱強く付き合うことができても、自分の子どもに対しては、「なんでこんなことも分からないんだ!」「さっき説明したでしょ!」という具合に、親の方のイライラが起こりやすい。
●親は確かに「大人」ではありますが、「教えるプロ」ではないので、教え方が分からないということもあると思います。子どもから、「どうしてこうなるの?」と聞かれても、子どもが腹落ちできるような説明ができません。特に、自分自身がそれを学んだときに疑問を持たなかったことについては、説明しようとしてもできないのです。「空気を初めて吸った時、どうやってできるようになったの?」と聞かれても答えられないのと同じだと思います。
●それが今や自分にとって当たり前のことであれば、「こんな当たり前なことも分からないのか」と感じてしまうだろうし、説明がうまくできない自分自身への苛立ちもあり、「だからぁー!! ! こうなの! 文句言わずにやりなさい!」的な発言につながってしまうことがある。そんな教え方をされたら、子どもの方だって楽しくはないでしょう。
●かくして、「親が子どもに勉強を教えようとすると、親子関係を悪化させ、子どもは勉強嫌いになっていく」という、残念な方程式が成立してしまうのではないかと分析しています。
●「なぜ学ぶのか?」という学びに向かうためのセットアップなしに、突然、平仮名のなぞりや計算式を解かせるのは、何かの調教のような気すらしました。こんなことを強要したら、学校や勉強が嫌いになって当然です。
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勉強や成績の件では特に、親と子では感情論先行になるケースが多くて、だから余計に摩擦たっぷりで揉めることが多いというね…。
オトナの世界のビジネスの考え方みたいに、理路整然と感情論ではなくオトナの価値観や見解で仕事が成立すればいいんですが、やはり子どもにはその境地まで至るワケないのですし、だからこそお子さんの感情論のペースに巻き込まれてしまう親御さんが相当数いらっしゃる…といったところでしょうか。
なぜ学ぶのか?という前提条件をしっかり埋めてからであれば、親が子どもに勉強を教えるのも意味を成しますが、子どもが反抗期に入ってくるほど、分かっていても親に反発して言うことを聞かなくなる…それもまた皮肉であり、事実でもあります。
いずれにせよ、オトナの理屈を子どもに押しつけるのではなく、まずはお子さんの目線に立った声がけを心掛けるだけでも、お子さんの受け取り方や態度は変わってくると思います。
やはり、子育てって大変だな~と(笑)。
さてさて、着々と夏期講習の準備をスタッフ一同で進めていますが、ウチの塾はしっかりしたやる気のある子が塾生の多くを占めているのが、とても救いです。お客様気分の子の割合は、他塾さんと比べても著しく低いですね。
そもそも、お客さん気分であれば「来なくていい!」と問い合わせ連絡を頂戴した時点で言ってしまうので、非常に分かりやすい寺子屋ではありますが(苦笑)。
今月末までに夏期講習を申し込まれたご家庭には、お得な割引特典があります。
受講を希望されるご家庭はお急ぎ下さい。
すでに何件も問い合わせを頂戴していますが、塾生指導を最優先にしているため、後手に回ってしまっていることをお詫びします。今週中には必ずご連絡しますので、もう少々お待ち下さい。
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