冬期講習は「自己管理」と「ミッション達成への意欲向上」をテーマに、『できるまで帰さないし、いつでも何度でも全部できるまでエンドレス』で、塾生に考えさせながらも、結果にコミットさせることだけは相当厳格に指導しているため、案の定で居残り者は続出、これでもかというぐらいに徹底的に取り組ませています。
ある程度は想定していましたが、小学生で理解がきっちりできていない者も追試や居残りとなり、泣き出した者も数名。これを聞いたあなたは「ここまでさせるなんて、スパルタすぎてあり得ないんだけど!」と周囲に叫ばれるのでしょうか?
もし叫ばれるようなら、要するに「子どもが理解できてなくたってしょーがない。成績が上がらなくてもいいじゃない、定時に帰らせてくれればいい」と言っているようなものです。
1授業は60分真剣勝負です。全員私語など一切なく、入塾面談に来られた親御さんもお子さんも、その緊張感のある授業風景に驚き魅入ってしまい、体験授業を申し込まずにその場で入塾を希望されるご家庭がほとんどです。
ですが、この60分の授業の中で、塾生ひとりひとりの勉強における思考の「密度」は異なります。一切のムダなく徹底的に集中できている者もいれば、ひとりに勉強した気になっている者もいるなど、個人差はあると思います。
ウチの塾はひとりひとりに学習計画を自由に創らせるため、自己管理を前提として、各塾生が自分なりのミッション達成に向けて試行錯誤するわけですが、己に甘い者はやはり創り方も甘い。
そんな状態で帰らせるのはお子さんのためにもならないし、親御さんの期待にも沿えない結果になってしまうわけです。その方がよっぽど不幸なんですよ。Win-Winの関係どころか、Loser-Loserに転落しておしまいです。
そのムラを無くしていくために、出口であるミッション達成の確認作業はかなり厳しく、第三者に認めてもらえるまで「自分のケツは自分で拭け」という前提のもとで、自分のことは自分でけじめをつけてもらう…それがウチの塾の大前提の指導であり、それができなければ、泣こうが喚こうが知ったことではない…負け犬を負け犬で終わらせないというだけのことです。
長期的に見るなら、今ここで己の無力さを知って泣いてくれた方が、お子さんの成長曲線は確実に加速することでしょう。授業をやった気になっている自己満足に陥っている者は打ちのめされ、反省して、そんなことにならないために再び思考を巡らせていく…それを繰り返すうちに、確実に賢くなり、学力も比例して上がっていくものです。
ヘタに親御さんが過保護にしてしまうと、お子さんが成長する絶好の機会を奪われるだけでなく、常に親に依存する甘ったれた子に育ってしまい、何かあれば「ママ~助けて~!」の自分で考えることのできないヘタレで情けない性格になってしまいます。
ウチの塾は、そんなお子さんに育てる気はないという指導方針ですので、わが子を「強く」育てたいという親御さんからたくさん問い合わせをもらいます。
だからこそ、ご期待に沿えるような強靭なメンタルを持つ子に育てるための指導に邁進するし、そこには必ずと言っていいくらい、親御さんの「我慢」と「覚悟」も必要になります。
中学生たちも冬期講習は連日居残りになっていますが、特に女子なんですが、以前とは見違えるぐらい「できる」ようになってきています。男子も草食化せずに食らいついてくれることを期待したいと思います。
とはいえ、毎授業ごとの小テストにきちんと合格すれば、居残りも呼び出しもなく、定時に帰れるだけなんですけどね…限られた時間の密度を最大限駆使できた者が合格して帰っていく。そもそも、そういう塾生が半分以上です。
居残りや呼び出しになるということがどういうことなのか、それを子ども自身に考えて答えを出させることに大きな意味があると、私は確信しています。
そうそう、JR総武快速線:稲毛駅の駅前に2月、新教室が開塾します。
学力再生工房AQURAS稲毛駅前工房です。
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