自分を好きになるためには、自分をありのままに受け入れることが必要です。ありのまま、つまり、欠点や嫌いな部分を色々なものを含めて、そのすべてを受け入れるということ。
自分をありのままに受け入れられない人は、大抵、何ひとつ欠点のない完璧な自分の理想像を頭の中に作り上げてしまっています。その理想像に一致しなければ、自分を認められず、自分を受け入れられないんです。そして、自分を無くし、自分を嫌いになっていきます。
現実の世の中に、完璧な人間など誰もいません。みんな不完全なままを受け入れて生きているわけで、生きていくには不完全で構わないと思います。
子どもにまず教えてあげたいのは、この「不完全でも構わない」ということでしょうか。人間には必ず何らかの欠点があるもの…だから、欠点のあるありのままの自分でいいということです。
子どもが好きなこと、身の回りの誰かに目を向けさせてみるのもよいかなと。子どもが慕っている身近な人の話をしてみるのもアリです。その人にも、何かしらの欠点があるわけで、それでも子どもはその人のことが大好きだということに気づかせます。
そして、大切なのは「あなたには欠点があるかもしれないけど、それでも今のままのあなたが好きだ」だということを伝えてあげることです(私はもっと雑な言い方になりますが…笑)。子どもがその言葉を実感できれば、ありのままの自分を受け入れることもできるようになります。
以上、アドラー心理学的な子どもへの自信のつけさせ方でした。
今日はブログに時間が取れないので、ここまでとさせて下さい。