子育てに失敗すると、親も人生を棒に振る…そうならないためには?

昨日はスタッフが集まり、指導面における改良点と具現化を話し合うMTGでした。ウチの塾で小学生から過ごしてきた子もすでに大学生になってスタッフとして働いています。

随分とまともに育ってきてくれたので、何にも心配してないのですが、子どもが成長するのはほんとにあっという間だなということに改めて気づかされます。

子どもと親の時間って、みんな同じ24時間365日だと考えるんですが、実は時の流れるスピードと価値は全然違います。

「どう違うの?」と思う読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

子どもの頃の夏休みは長かったと思うのに、オトナになると一瞬にて過ぎてしまったと感じませんか?

そして、年齢を重ねていくにつれて、夏休みどころか1年の月日の流れも大して感じないまま、除夜の鐘を聞くことになっている方も少なくないのかなと。

んで、要旨は何なのかと言うと、子育てというのは大体15~18年間くらいです。もちろん、お子さんが大学卒業まで数えるなら22~23年間くらいなわけですが。

その期間、特に中学校とかを卒業してからだと、お子さんは親御さんと何でも話す関係でいられたというのは、どのくらいのご家庭あるのでしょうか?

親の言葉が子どもの心に届くタイムリミットというのは、親が考えている以上に短いものです。

中学や高校を卒業しても、親となんでも話す子どもというのは、それまでに信頼関係を構築していた結果であり、当然のことではないのです。

「子どもが反抗期に入ってしまいました…ほっといていいんでしょうか…?」という相談を私もよく受けるのですが、敢えて親に申し上げるなら、できるだけすぐに動いて早急に対処した方がいいと伝えます。

子どもは若さゆえの勢いもありますが、本能のまま動いてしまうので、場合によっては暴走してしまいます。親に嫌われて構わない!という態度で自分のわがままを押し通そうとするケースも珍しくありません。

有効な対処法としては「子どもとの時間を持つこと」であり、これに勝る解決方法はありません。

子どもが親の価値を測るバロメーターというのは「お金」ではなく『時間』です。
間違っても、おこづかいを上げて解決しようとしないで下さい。

メディアとかで紹介されているような貧乏な家庭で育った有名人も、親が貧乏なりにどんなに工夫をして接してくれたかであり、お金が少なかったことを嘆いたりはしていません。

逆のパターンというか、反面教師というか、有名芸能人のボンボン臭漂う世間知らずの息子や娘が毎月数十万円のお小遣いをもらいながら「オレのことなんてどうでもよかったんだ…無視されてたんだ…オレより仕事の方が大切だったんだ…」とかヌカしてスネているケースもあるわけで…。

まずは親が歩み寄り、子どもが上がって来れる土俵を用意すること。子どもに敢えて目線の」高さを合わせて、子どもの話題に寄り添うこと。これが何よりも大切です。

親が歩み寄れず自分で修正できないとなると、いずれ子どもが周辺に迷惑を及ぼすようになり、とんでもないトラブルに巻き込まれていくのは想像に難くありません。

社会から受け入れられない子どもに育ててしまうと、人生の後半は子どものしでかしたことの後始末に追われるようになり、安定した老後とは無縁になってしまうでしょうね。

子どもが思春期を迎えるまでの今なら、まだ何とかなりますよ。
そんな絶好の機会を逃していてはいけないのではと、私は思います。

追伸:思春期のお子さんに対してどう接すればよいのか分からない親御さんのための「村上の子育てセミナー」は、一般の方の参加を受け付けています。詳細は【こちら】から。



このエントリーをはてなブックマークに追加  
学力再生工房AQURAS 西船橋 稲毛
Googleクチコミ 西船橋Googleクチコミ 稲毛Googleクチコミ
 
学力再生工房AQURAS
 
学力再生工房AQURAS
学力再生工房AQURAS
 
塾長・村上のボコボコ相談窓口
 
コース案内 小学部 中学部 高校部
小学部 中学部 高校部

ページトップ