西船橋・稲毛の学習塾:学力再生工房AQURASの村上です。
取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。
ウチの塾ではすでに夏期講習期間が終了し、月末まで通常授業となります。
10日弱で1ヶ月分の学習量をこなすため、塾生は楽をすることなく、むしろ目標を立てた分の学習内容完了を求められるため、手を抜いていたりすると悲惨な目に遭いますが、そうなったらそうなったで助けません。痛い目に遭ってもらって自身で気づいた方が100倍効果的ですからね。
さて、ベストセラー『妻のトリセツ』をはじめとする、数々の「トリセツ」シリーズの世に送り出してきた黒川伊保子さんが思春期の子育てについて本質を突いたお話をされていらっしゃいます。
今日は、その内容を文面が長すぎるとはいえ、敢えて全文ご紹介します。私も共感することばかりです。読者の皆さんも大変かと思いますが、ぜひご一読をお勧めしますw↓
尚、村上の所見は文面長すぎるので、割愛します。。。
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思春期の子どもが、ず~っと家にいる夏休み。四六時中子どもと顔を突き合わせなければならないので、親にとっては実は頭の痛い季節だ。
特に思春期の子どもがいる家庭は厄介だ。話しかけてもスマホを操作しながら生返事。ちょっと注意すれば逆ギレ(もしくは無視)。
静かだから勉強しているのかと、部屋をのぞけばいつも寝ている……。思わず小言のひとつやふたつも言いたくなるというものだ。
「思春期は、子ども脳から、大人脳への移行期です。12歳までは子ども脳、15歳からは大人脳。 13~15歳の間の3年間は、脳の移行期に当たります。 つまり、ハードウェアはバージョンアップしたものの、ソフトウェアがまだ旧バージョン。 当然、誤作動するわけです。 いわば、ポンコツ装置。 一生で一番、不安定で制御不能な状態なんです」
そのポンコツ装置で、思春期の子どもたちは受験や初恋、友達とのあれこれなど、多くの山谷を乗り越えていかなければならない。
脳の不整合により、うまく言葉が紡げない。身体も急激に変わっていくので、バランスがとりにくい。競技選手なら、この時期にスランプ陥ったりすることも多い。しかも、この移行期の最後に大人脳が完成してしまうので、親が子どもの言動に、いちいち動揺したり、叱りつけたりしている暇はない。
「もうね、仕方ないんです。子ども自身もどうしていいのかわからないんですから。親は、“あ~盛大に誤作動しちゃってるのね”と、温かな同情を寄せるしかないと、腹を括ってください」
遅刻なんかしなかった子が遅刻する。忘れ物なんてしなかった子が忘れ物をする。優しかった子が、友だちにイラついて「死ねば?」なんて口走る。ニコニコ顔で起きてきた子が、おはようも言わず、仏頂面で起きてくる。前髪を切りすぎただけで、涙があふれてきて、学校に行きたくないと言い出す……。
「これらは、思春期の脳の想定内の誤作動です。もちろん、いじめや非行のサインは見逃してはいけませんが、単に家庭内で、性格が悪くなっただけなら、その原因を探ろうと思っても無意味です。誤作動する装置で生きてるんだから、誤作動している。ただそれだけなんです」
眠らないと、頭はよくならないし、背も伸びない
そんな思春期の子に、夏休みに親がすべきこと、してあげられることはなんだろうか。
「思春期の子どもの脳に一番大切なことは、 “早寝・早起き”です。プラス、“朝ごはん”。早起きと早寝でせっかく脳のリズムをつくり出しても、朝ごはんを抜いたり、糖質過多の朝ごはんを食べることによって台無しになってしまいます。というわけで、“早寝・早起き・朝ごはん”は、脳育ての基本であり、脳を仕上げる思春期の脳にも、最重要項目と言っていいと思います」
“勉強もしないで、寝てばっかり!”というのは、中学生の子どもを持つ親たちの共通の悩みではあるが、「イライラする気持ちは、本当によくわかります。でも大丈夫。この脳と身体で生きるのは、この3年間だけ。人間は、一生、中学生の時のように眠いわけじゃないですから」
思春期の子の親にとって、何より大事なことは、「眠りは無駄な時間ではなく、脳にとって最も大事な時間であることを腹に落とすこと」と黒川さん。
「脳は、眠っている間に進化します。脳神経回路を書き換え、記憶の定着を促す。つまり、勉強をしただけでは、頭はよくなっておらず、その後、眠ることで、頭がよくなります。脳が変化期にあって、脳内の整備のためにも睡眠時間が必要です。思春期の脳は、とにかく眠りを欲していると心得てください」
夜中のゲームはNG。「今日の身長の伸び」をゼロにする
睡眠は、脳だけでなく、思春期の身体にも大きな影響を及ぼしている。生殖ホルモンや成長ホルモンは、“真夜中、網膜が余計な光刺激にさらされていないこと”によって健やかに分泌される。思春期の身体のミッション、生殖器官を完成させること、身長を伸ばすことも、睡眠によって担保されている。
また、ホルモンは、光の影響を受けやすい。これらの器官は、視神経に直結していて、網膜に当たる光の強弱で、分泌するホルモンをスイッチングしていているからだ。
たとえば、夜中、網膜に光が当たらなくなると、メラトニンが分泌される。これは、脳全体の神経信号を鎮静化させ、脳を眠りに導くホルモンだ。逆に、網膜が朝日を感知すると、脳内に、セロトニンが分泌してくる。セロトニンは、脳内全体を活性化させるホルモンで、爽やかな目覚めを創り出す。
「生殖ホルモンと成長ホルモンは、網膜が光刺激から解放されたときに活性化されるホルモンです。寝る子は育つ、は、脳科学上も真実。男子の身長を、160センチ台から180センチまで押し上げるのは、14歳から16歳の3年間。女子は、初潮の前にぐんと伸びる傾向があるので、もう少し早いのですが、いずれにせよ、思春期に骨の伸び盛りがやってくるのは同じ。その伸び盛りに、“眠りのゴールデンタイム、真夜中”にゲームに興じたり、SNSに夢中になっているなんて、勿体なさすぎると思いませんか?」(黒川さん)
確かに、息子に携帯(スマホ)を持たせたとたん、背が伸びなくなったという話を、よく聞く。
「でも、いくら“夜中のゲーム禁止、スマホ禁止”と言っても、中学生が聞く耳持つわけがないですよね。だったら、次の呪文を唱えてあげて。今の子は、身長が伸びないのは、かなりのショックらしくて、この呪文がかなり効くはずです。
夜中のゲーム(スマホ)は、今日の身長の伸びをゼロにする。
夜中のゲーム(スマホ)は、今日の勉強をなかったことにする。
夜中のゲーム(スマホ)は、筋肉のつかない身体にする 。
ついでに、将来、胸の谷間が欲しかったら、夜中のゲーム(スマホ)は止めといたほうがいい、も。このどれもが真実なので、子どもに合わせて言ってあげたらいいと思います。思春期、生殖ホルモンが加速する夜中に、網膜を無駄に刺激しないほうがいい。18歳を過ぎてからでは、いくら悔やんでも取り返しがつかないこと教えてあげてください」(同)
思春期の脳に必要なのは、肉や卵などのタンパク質
朝ごはんはもちろん、毎日の食事の中身も、脳育ての最重要事項だ。
「詳しいことは専門家に任せますが、私からアドバイスできることは、肉とたまごなどの動物性タンパク質を、思っているよりも多く食べさせたほうがいいよということです。特にたまごは、手軽で、コスト・パフォーマンス(値段に対する栄養価)がめちゃくちゃいい。しかも、たまごは脳が必要としているビタミンB群、アミノ酸、コレステロールの宝庫です」
「脳育てに不可欠な脳内ホルモン、《脳を活性化するセロトニン、脳を鎮静化するメラトニン、好奇心をつくり出すドーパミン、集中力をつくり出すノルアドレナリン》の材料は、ビタミンB群とアミノ酸。それらのホルモンによって起こった脳神経信号を、到達地点まで減衰させずに届けるためにはコレステロールが必要です。脳の6割は脂でできていて、その半分がコレステロールです」
この数字だけでも、成長期に、脂肪カット、コレステロール0のダイエットが、いかにナンセンスかがわかるはず、と黒川さんは指摘する。
「さらに、女子にとっては、女性ホルモン・エストロゲンの材料でもあるので、思春期にコレステロールが著しく不足してしまうと、将来の生殖能力に関わることがあることも覚えておいてください」
また、骨がぐんぐん伸びるとき、その材料であるたんぱく質、カルシウム、鉄分が大量に使われる。鉄分は、脳に酸素を送る大事な栄養素なので、骨に取られると、当然ぼんやりして、眠くなる。
「中学生の脳が、ぼんやりしてて、寝ても寝ても寝足りないのは、身長を伸ばすこととのバーター(引き換え)でもあります。ぼんやりを止めるには、鉄分が必須。肉、中でも、豚レバーはダントツです。中高生の食事について詳しいことを知りたかったら、ぜひ専門書を読んでみて。親が準備できる食事は万全の態勢で臨んで、この大変な時期を親子で乗り切ってください」
参照:NEWSポストセブン
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