後期の中間テストも終わり、前回の前期期末テスト同様に頑張った子たちの良い報告をたくさん受けています。
自分に嘘をつかず、自分を甘やかさずに律して、当たり前のことを当たり前に手抜きせずやり遂げた子たちのほとんどが結果を出してきました。喜ばしいことです。過去最高得点を叩き出した子もいて、本人も自分に自信が持てるようになったでしょう。
壁を乗り越えて、初めて見える素晴らしい景色があります。
ぜひ、その景色を見てほしいし、塾としてもそれを叶えられるように応援したいものです。
その反面、今回はごく少数でしたが、やはり言い訳が先行して自分に甘い子は痛い目に遭っています。
宿題も言い訳して持ってこない、採点も雑で計画表通りに進めようとしない、遅刻もする…も全部重なるだけでなく「塾の教え方が悪いんだ!」と開き直る子もいて、案の定大暴落でした。本人に反省してほしかったんですが、残念ながら非を認めず塾を去りました。こういったケースは、ウチでもどうしようもありません。たぶん、他の塾でも同じことになるかと。
他責の念にしている段階で、本人は気づいていないでしょうが、学力だけでなく人間性という観点でも周囲から評価を落としているんです。
本人は悲劇のヒロインづらするでしょうが、それも時間が経つと「またか」と言われて味方してくれる人もいなくなります。要は「見殺し」「見捨てられる」という概念です。
そんな最悪の評価を下される前に、己の未熟さを自覚し、改善していくことができるのであれば、周囲は再び認めてくれるようになります。
結局は、己の「心」が整っていて、自制できるかどうかにかかっているんです。そのためにもウチの塾は、心の書き換え作業:マインドセットにこだわっていきたいと思います。
さて、所ジョージさんが素晴らしい言葉を出されているので、今日はその内容をご紹介します↓
————
(1)俺のやってることなんて、失敗って言えば全部失敗だし、成功って言ったら全部成功だもん。自分が成功だと思えば、全部成功だよね。
(2)私は昔はこうだったなんて誇りに思わないね。だって今のほうがいいに決まってるもん。昔のほうが良かった人は悲しいよね。そういう人は昔を忘れなきゃ。
(3)才能は誰でもあるんだよ。失敗して試行錯誤しながら続けられるエネルギーを持っている人が才能ある人って思われているだけ。
(4)自分の底は見せない方がいい。
(5)この国って杓子定規っていうか、ノート上決まり事があったら、その通りで正義だってなってんじゃないですか。いや、見逃せよって思う。じゃないと、柔らかい日本にならない。
(6)みんな自分がバカだと思ってりゃ、こんな楽なことはない。
(7)自分に価値をもってない人はお金がかかる。お金の方が自分より価値があんだって思う人は、お金に頼るだろうし。自分の方が価値があるんだって思う人は、お金関係ない。
(8)面白がる人は何でも面白い。何でも不満を持つ人は、どんなにお金があろうと不満だもんね。
(9)人は歩きたいし、外へ行きたいし、太陽浴びたいし、暑いって思いもしたい。そこが幸せを感じるとこだよ。だから、面倒くさいことでも、とにかくやることだよね。
————
ありのままを受け入れて、日々楽しく、充実した一日を生きる。
これは、当たり前のように見えることですが、相当な「心」の鍛錬を積んでいなければサラッと言えない真理です。
なぜなら、大半の人間は日々余裕なく生きているから。
目の前のことにいっぱいいっぱいになってしまい、どんどん物事の本質から目線がズレていき、目の前の達成すべき事柄にしか関心が向かなくなるからです。
逆を言うなら、所さんと同じような達観した目線の方であるならば、どんなに大変なことであっても、大変とは思わなくていい人生になるかのしれませんね。
少なくとも塾の宿題を忘れて、自己正当化の保身のためにあたふたする子が見える景色でないのは確かです。
ウチの塾では、子どものうちからそういった思考ができるように「心」を書き換えていくだけです。心と思考が育てば、自分から勝手に目標達成して楽しく生きる子になりますもんね。
冬期講習のお問い合わせ、着々ともらっています。
詳細を知りたい親御さんは【こちら】