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先日まで出張で広島にいたのですが、平日にも関わらず、観光する外国人の方が多かったですね。ホテルにしても、中国系の方と欧米系の方に二極化されているというか…。
広島には、絶対的な存在とも言える世界遺産の「厳島神社」がある宮島、先日まで刑務所脱走犯で話題に事欠かなかった「しまなみ海道」のある尾道が、サイクリニストの聖地があって国内外からサイクリニストがマイチャリ抱えて(素人は貸出用を使用w)やって来ます。
尾道はどんどん人口が減少しているとはいえ、クリエイタ-志望の若者をはじめとして、古民家再生も合わさって、移住者がどんどん増えているという、あまりメディアが報じない面白さもあります。既存の概念による「人口減少=衰退」という構図は、当てはまらないかもしれませんね。
人が集まる場所に、カネも集まる…経済の論理です。
過疎化する地方にカネが集まらず、東京一極集中になっていくのも、当然の結末と言えばそれまでかもしれません。観光でどこまで盛り返すことができるのか…とはいえ、この国は観光大国でもあるので、ここからは全国あちこちが観光客争奪戦になるのかなと。
さて、消費税の増税は2019年10月からです。
今度はなんと10%の大台です。「フザけんじゃねーよ!!!」とお怒りの読者の方もきっといるのではと思います。
前回の8%になったとき、やはり不景気になりました。消費が冷え込みました。ある意味、分かりやすいです。
企業の採用試験に関しては、2019年、つまり来年に影響はまずないでしょう。オリンピック前の好景気もあって、景気の腰は折れないだろうと思われます。
そして、2020年、オリンピック開催の年。 この年は10月から開始される消費税増税の影響はあるものの、オリンピックの最終建設ラッシュが重なって、まだ持ちこたえると思われます。つまり、今の大学2年生の就活もほぼ大丈夫かなと。
問題になるのは、今の大学1年生からです。
オリンピックが終わって、消費税増税が被ってきます。そのときに、景気はどうなるかということです。
私はバブル崩壊の後の就職氷河期世代だったので、デフレ世代とも言われた時代を苦労してきた同期の方々もたくさん見てきました(私は塾業界でとことん行ってしまい、最初の大学は中退してしまいましたが…笑)。
今の大学生の就活が、このときみたいに被ってしまうのか、注視している段階です。 私たちの時代は、就活は「真冬」でしたから。今の42~47歳くらいの世代の方々は相当苦労されたはずです。要は、親世代ってヤツですね(笑)
民間の就職先がなかったので、「公務員試験」が 花形だった時代でもあります(倍率が半端なく高い)。思い出される読者の方も多いのではないでしょうか?
大手は、軒並み「採用0人」だったという、今では考えられない逸話も(笑)
好景気不景気に影響を受ける就活、そして大学入試や高校入試も。だから、中学受験で有名私大の付属がどんどん志願者が増えていくのもよく分かります(笑)
親御さんが苦労されてきた時代を、今の時代が投影しているというか…少し皮肉な話です。
とはいえ、この先の時代は親御さんが経験したことのない未知なる不安定な時代がやって来ます。お子さんに、親御さんの時代の生き方を説くのは、明らかなミステイクです。
いつの時代も、本質を見極めなければなりません。今できることをするのが大切であり、先を見据えて行動することも合わせて必要ではないでしょうか。