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朝日新聞デジタルにとんでも記事が出ちゃいましたので、今日はそれをご紹介します。
それにしても、世の中どんどんおかしな方向に傾いてきたなと感じてしまいます。
こんなんで、この国が良くなるとは到底思えないのですが…。
以下、文面です↓
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統一テスト、欠席続出 「休んでいいが」教員発言を誤解
朝日新聞デジタル 1/13(金) 13:11配信
大阪府内の公立中学1、2年生を対象に12日に実施された府統一テスト「チャレンジテスト」で、府南部の中学校で2年生157人のうち、半数超の生徒が欠席していたことが分かった。学校側は、教員がテストの制度について話した発言が誤解を招いたと説明している。テスト結果は高校入試の内申点に影響するため、地元の教育委員会なども調査を始めた。
学校側などによると、2年生の教員が昨年12月、テストの結果次第で内申点が下がることなどを説明。生徒から「体調不良ならどうすればいいのか?」と質問があったため、「その場合は休んでいいが、がんばれ」などと話したという。
ただ、その後生徒間で「休んで良いと教員が言った」「内申が下がるなら休もう」などの話が広まったという。教頭は「休んで良いと誤解したり、過度の心配を生んだりした可能性がある」と説明する。
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このニュースに関しては、相当数の反響が出ていますので、これもついでにご紹介↓
●体調悪かったらって前提で聞かれてるんだから「(それだったら)休んでいいけど、(休まなくて済むように)頑張れ」って事でしょ?人として間違ってないと思うけどなあ
●下がるんだったら休みなさいと親がそうするように言ったような気がする。
●なんか記事 読んだら先生が悪いみたいな印象うけるけど、先生はまったく悪くない
●生徒側が都合よく判断しただけだね。
●休ませる親が悪いんじゃないの?
●実際に休んだ人たちは 元々内申点悪い連中がほとんどです
●これでまた先生が悪者になっちゃうんだね。お気の毒。
●最近の子どもたちって、そこまで程度が低いのか、、、?
●実際に半数以上も休んだとは。呆れてしまった。
●最近の先生はこんなやつら相手にしてるのか?!可哀想に。
●下がるかもしれないなら休もうって、おかしいでしょ。上がるように勉強して行って、上げてやるって姿勢が普通だわ。そんな弱気ならこの先にある高校受験なんか乗り越えられるわけない 。
●記事を読んで、体調不良で休んだ生徒以外は距離を置いた付き合いをしたいと思った。
●先生が悪かったみたいに書かれてるけど、生徒が先生の言葉をいいように解釈して、仮病で休んだ。悪いのは生徒と休むことを許した親でしょう。
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まぁ、いろんな意見ありますけど…。
この記事が本当に信憑性のあるものなのであれば、私としては、わが子に欠席を安易に認める「親」が主犯な気がします。
子ども本人では自制心が利くわけなく、そのときに善悪を判断し、子どもを正しい方向に導くのが「親」の役割のはずなんですが、もはや「親」の機能が崩壊しています。
先生の言い方が悪いとかメディアが叩いてますけど、はっきり言ってお門違いでしょ!
記事の書き方に悪意を感じたのは、私だけではないはずです。
しかも、「下がるんだったら休みなさいと親がそうするように言ったような…」のコメントが、もしも本当に存在などするのであれば、もはや「呆れる」を通り越します。実際どうなのかは、欠席した子どもと親にしか分からない話ですが…。
時代はついに、極度の「個人主義」と「自己中」が主流になってきましたね。
これでは、子どもが大人になったとき、親は子どもにあっさり見捨てられて寂しい老後を過ごす可能性大でしょう。
今日のブログのタイトル「大阪の親」と表記しましたが、別に大阪に限ったことでなく、日本全国どこにでも、わが子が良ければそれで良し!という考えの「親」が増殖しているわけで、本当に国を挙げて考えなきゃいけない問題な気がします。
ITにとどまらず、ネット事業での技術革新は目覚ましいですが、それ以上に次の時代を担う若者の人間教育に力を入れなければ、本当にこの国は「自分を中心に地球が回っている」という考えの人間で溢れてしまうのではないかと、本気で危惧しています。
これはもはや、塾などやってる場合ではなく、市議会議員や県議会議員になって若者の教育を変えるしかないか…という妄想にひたっている場合じゃないな……。私はマインドセットを通して塾生たちの意識を高め、「勉強を通じて人を育てる」という方針のもと、粛々と次世代の人間教育に小さく携わっていきたいと思います。
救いなのは、欠席したのが半数いた半面、きっちりテストを受けた子も半数いた点です。
そう考えると、しっかりしていらっしゃる親御さんもまだまだたくさんいるわけで、そういった親御さんのもとで育つ若者は、きっと自立した若者に育っていくんだろうなと予感させてくれます。
次の世代を担う子どもたちが、自分以外のことにもちゃんと目を向けて、社会全体に貢献できるように育ってくれることを願ってますし、そういう立派な人材にしていくために私たち親世代がすべきことはいくらでもあるというのも確かです。
もはや、塾屋の書くブログではなくなってきてしまいましたね。