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無印良品でおなじみの良品計画の会長:金井 政明 氏の言葉を今日は取り上げます。今の日本人にとって頭の痛いセリフばかりです。
でも、これを受け止めることができない、目先の便利さや楽しさだけを追い求めて、深みのない人生を過ごす人は、間違いなく大きな幸福感を喪失することになるかなと思います。
以下、そのセリフを抜粋します↓
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「(デジタル)ツールを使ってどんな社会をつくっていくか、積極的に考えることが仕事だと思っています」
「今日の売り上げの規模や店舗の数にはあまり意味がない。規模が大きければ社員が幸せとはかぎらない。大企業でありながら不幸な社員がいる会社はいっぱいある」
「人間に家畜化されている動物は、本来持っている能力の中で、人間に有益な能力のみ伸ばされます。同じことを、人間は自分たちにもしていくだろうと思っています。グローバル化と言いながら、多様な文化を一切無視し、ある一つの考え方が世界に広まっている。そういう社会に適応するような能力を学校や会社で教えていると、人間が本来持っている能力、重要な心が失われるのではないかと気にかけています」
「だんだん発展すると、人間は傲慢になって、無関心になって、依存心が出て。危機に向かっていきます。こんなサイクルを僕たちは持ってしまっている」
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グローバル化と言いながら、多様な文化を一切無視し、ある一つの考え方が世界に広まっている…。
確かにそれは社会で活動していれば、イヤでも感じることですね。「出る杭は打たれる」の言葉の通り、個性的な感性を持つ子ほど、世間から叩かれます。そして、みんな「フツーがいい」という子ばかりになる。
学歴は関係ない!と企業の人事部がどんなに訴えても、やはりほとんどの方が学歴にこだわり、少しでもレベルの高い大学へ入れたいという親御さんの傾向も変わらず。みんなが有名大学に進学することが前提の学校で「高卒で就職する」と言おうものなら、その個性的な決断を賞賛するどころか、あいつバカじゃねーの!?と親子そろって陰口を叩く始末。
逆もあるか。誰も大学に行かない地域の学校の子が、大学に行くとなったら、周りが寄ってたかって「てめー、何調子ぶっこいてんだよ!?」と言いがかりに遭うことも多いでしょうね。
日本人は変化を嫌う国民性ゆえに、多様な価値観を素直に受け入れることもできなければ、結果が出ないようであれば一斉に叩いて潰してしまう。だから、自民党一強の状態が変わらないもの納得です(野党がだらしないというのもありますが)。
忖度という言葉の通り、イエスマンが大好きな国:それが日本なわけですが、時代を大きく動かして世の中をどんどん良くしていくのは、イエスマンではない人たちです。
既存の状況に疑問を抱き、その中からアイディアを生み、試行錯誤を重ねて、最後に新しい価値を世の中に提供していく…みんな反対していても、浸透すれば勝手にイエスマンへと変貌していきます。
そこまで突き抜けられれば本物ですが、ほとんどの人はそこまで考えず、モノが豊かになるにつれて与えられて当たり前の発想になってしまい、依存ばかりが増して、結局新しい知恵が生まれなくなっていく…それは間違いなくこの国の危機になるでしょう。
もっともっと「出る杭」を歓迎して引っ張り上げてくれる社会になれば、ますます時代は新しい価値を創造し、もっともっと便利な生活になるはずですが、それは日本人の価値観からして、まだまだ変わらないかもしれませんね。
私は、悪口言われようが、非難されようが、ボコボコにされようが、己の信念とスタイルを崩さずにここまで塾をやってきましたけど、ありがたいことに多くの親御さんにご支持を頂戴して、私も塾生たちのために精を出せることをありがたく思っています。
批判や非難を浴びて毎回塾の方向性を変えているようであれば、そこに己の魂がなくなってしまうので。私は、己の「心(マインド)」を大切にして、塾生たちに良いモノを提供できるように精進していきたいと思います。