街中至る所で桜が満開になりつつありますね。
雨で散ってしまわないか心配な限りですが。
春期講習は後半戦を迎え、塾生ひとりひとりがしっかりと自分自身でテーマを決めて授業に臨んでいます。
かたや、講習から加わった、まだウチの塾に慣れていない新入塾生は、これまでずっと指示待ち族で生きてきたためか、周囲が一言も私語をせずに黙々と勉強に励む姿の中で、キョトンとしている者、これまでのダメな自分を貫こうとして周囲に迷惑をかけて周りから白い目で見られて立場を無くす子、これまでと違った環境で心機一転して新しい自分に生まれ変わろうとする者など、色々な人間模様が観られますね。
私は理不尽に叱ることはしませんが、誰から見てもこれは違うだろっ!という行動をした者には、容赦なく鉄槌を下します。大体はウチの塾に入ったばかりで、これまで通ってた塾と同じような甘~い環境下でダラダラやってきた子たち(もしくは叱られ慣れしていない子たち)なんですが、面白いのは、ここで人生の分岐点を迎えているんです。
私からカミナリを落とされて、それでもきっちり反省して改善しようと己を磨こうとする者と、なんで自分がこんな目に遭わなきゃいけないんだとばかり己のしでかしたことは棚に上げて被害者ヅラして親に都合の良い現実だけを話して矢面に立ってもらって現実逃避する子…といったところです。
そして、後者はウチの塾では救いようがありません。
いずれお子さんが気づくときが来るとは思いますが、ウチの塾で真剣に取り組む塾生たちがその状況につき合うなどあるわけもなく、残念ながら逃げ出していかれるケースがほとんどです。
そういう点では、ウチは殺戮のサバンナまでは全然いきませんが、多少なりとも弱肉強食の部分はあると思います。自分に都合のよい子がどんどん逃げ出します。己を変えることなく。親御さんからもらったチャンスに気づけぬまま、お客さん気分が抜けずに。
ウチはどうしても「強い子に育てる」塾を前面に打ち出しているので、入塾時には弱い子でも全然大丈夫なんですが、やはり「強くなりたい!」と願う子であることがひとつの前提条件となります。
そういう点で、親や周りの大人にやってもらって当たり前の子は、AQURASには来るべきではないと思いますし、ウチの塾でも揉まれる子は確実にどんどん「自立」と「自律」を実践できるように育っていきます。
結局は、塾選びの基準など、親御さんの腕先三寸に過ぎない決断でしかないということです。