自分を律する子は、前向きなオトナへ成長する。おかげさまでウチは学年トップクラスが続々と。

塾生の親御さんとの懇談と冬期講座一般生面談が来週末まで毎日ぎっしり詰まっており、まったく生活に余裕のない村上です。西船橋で塾生と親御さんと懇談した後、その30分後に稲毛で入塾面談が入っているため高速移動を強いられて自爆モードに入っています。。。

連日連夜ハードワークになっているためか、ついに内臓が悲鳴を上げ始めました。明らかに体内がキリキリ痛み出しているため、来週必ず病院で診てもらって、万全の状態で冬期講座に臨めるよう体調管理を徹底してまいります。

さて、今回の後期中間テスト(千葉市は第3回テスト)は塾生たちの多くが相当頑張ったようで、5科学年1位奪取はさすがに陥落したものの、片手の指に収まる学年2位や3位、5位を計4名、きっちり達成してきました。

学年平均がどんどん下がる中で、きっちり塾生たちがスコアを上げてくる姿を見ると、随分まともに育ってきたな…と感心するばかりです(笑)。

ただ、気を抜いて油断をしようものなら、すぐに転落するのもまた定石。
己の「心」を常にニュートラルに戻し、その都度チャレンジャー精神を持って前向きに突き進んでほしいものです。

学年上位など進学塾や集団指導塾さんが独占するもの、個別指導など中下位層の集まり…というのが世間の塾選びへの認識ですが、ウチはあまり関係ないですね。それだけの自己管理を塾生に求めて、真剣に勉強に向き合わせていますので。寺子屋特有ですね。

今日は、私の尊敬する三重県の塾長先生のブログの文面をご紹介します。
私もほとんど似たような思考です。

本質を見抜いている方は、やはり見抜いていらっしゃいますね。
いつも私も刺激を受けて、改めて自身の立ち位置を見つめられています。

————–

テストの後の飛躍の話です。
期末テストの前に「テストをしましょう」という話をしていました。

テスト前に確認の意味で、テストをさせます。

そして「今出来ていないところ」を確認していくわけです。

それでそのたびに「結果」が出るわけですが、
そんな簡単な「結果」が出るわけですが、
そんな「結果」でも

「成績の良い子」
「成績の悪い子」

ですごい対応の違いがあります。
例えば

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確認テストで「40点を取る」

「成績の良い子」
→「やばい」と思ってさらに勉強して点数を上げる

「成績の悪い子」
→「もう無理」と思って勉強をその場であきらめる
================================

点数よりも「考え方」の方が大切です。

親として大切なことは「子どもが今後生きていく上で、どちらがよりよい人生を生きられるのか」という視点で考えます。

当然「あきらめる場合」はこれから生きていく上で決してよりよい人生を送れません。

だから「ダメなときは結果ではなく、どう対処するのか?」だけに注意します。

私は大学受験のときは息子のことはほったらかしでした。もちろん「成績についての相談」「予備校への送り迎え」についてはやりましたが、特に何もありませんでした。

ただ、1回だけすごく怒ったことがあります。

「叱る」とかそういうきれいごとではありません。
「本当に怒る」です。私は普段は怒らないので、怒ると怖いそうです。

息子に対して怒ったのは「結果」ではなく「姿勢」です。

結果については、今までテストで「叱ったり」「怒ったり」することはありません。

「先生のところだから点数が高いから怒らないんでしょ」と言われそうですが、息子も娘も「0点」「40点」「50点」とか取っていました。

それについては「特に何も言わない」のです。ですが、センター試験の前に息子が「志望校を下げる」と言ったときは、本当に「烈火のごとく怒りました」。

私の言い分は以下です。

「センター試験を受けてダメだったら下げるのは仕方がない。でも受ける前から下げるというのは許せない」というもの。

これは「【負け犬】の考え方」です。こう言う「考え方だけが怖い」のです。

勉強だけでなく、大切なのは「その人の思考の癖」です。
「理解が出来ない」ということよりも「思考の癖」の方が怖いです。

例えば「今回のテストが悪かったのは、テストの内容が悪かった」「今回のテストが悪かったのは、先生の教え方が悪かったから」と常に「人のせい」にする子はどうなるのか

「テストの点数が悪い」ことがいけないのでななく「出来なかったのは自分の努力不足」では「人のせい」にして「自分の責任」を認めようとしないことです。

この子が大人になると「自分のところが悪いのは政治が悪い」「自分のところが悪いのは景気が悪い」

と周りのせいにします。そして、それは「良くなることはない」のです。
周りのせいにして何か良くなりますか?

私のところの塾は環境が悪くなると伸びる癖があります。例えば、「リーマンショック」の
後には生徒がすごく辞めました。そして、その後「このままではまずい」と思って生徒が増えました。また、東北の震災のときには「まずい」と思ってがんばったので逆に「伸びました」。

テストの後で子どもに教えるのは「考え方」です。「結果」ではなくその後どうするのかだけです。

子どもの「結果」ではなく、考え方に注意しましょう。

(参照https://ameblo.jp/seiseki110/entry-12102274105.html)

————–

文面に出てくるような都合よく物事を考えているお子さんは、ウチの塾生にも存在します。そのときの対応は、上記の内容と似たような手法を私も採っています。

結局のところ、先生の指導が良いか否か、どんなテキストを使えば学力が上がるかなど、そのような物理的な側面でしか物事を捉えられない時点で、その程度の伸びで止まってしまう…というのが私の持論です。

「自分を律することができる子は、前向きなオトナへと成長する」

これもまた、もうひとつ私の持論です。
物事の本質を見抜く目を私の失わないよう、精進していこうと思います。

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