きのうからようやくお問い合わせを頂戴したご家庭への連絡を開始しました。
体調不良からの病院通いの日々で、対応が遅れたこと申し訳ないです。
きのう、テストで悪い点を取ってしまった塾生に対して、厳しく指導を入れました。ただ、誤解のないように申し上げますが、点数の有無については叱っていない…特にその件は挙げていません。結果論ですし、これは本人が己に向き合って問うことですから。
では、何を叱ったのか?
それは2点。
「悪い報告ほど先にする」ことと「自分の問題から目を背けようとした」ことです。
社会人になれば報告・連絡・相談は働く限りイヤでも叩き込まれるわけですが、この塾生に関しては自分が悪い点を取ってきたことを最後まで報告しようとせずに隠し通そうとしました。これに対して“フザけてんじゃねーよ、おめー!”です。
子どもですから、叱られるのを恐れて(相手が私なら尚更恐怖かもしれませんが…汗)隠しておきたい、話したくない…という気持ちは、分からないでもありません。問題なのは、それがオトナになっても隠し通すことが通用すると勘違いして成長してしまうことです。
これがビジネスでそういうことをしようものなら、会社や同僚だけでなく、取引先にも損害を与えて自分の勤め先まで被害を被る…という未来予想図ができてしまいます。
こんな状態を認めてオトナにしてしまうというのは、世の中的にも何の得にもなりません。今からきっちり叩き込んでおく必要があると私は考えます。
だからこそ、悪い報告ほど先に済ませる!というのはビジネスの世界だけでなく、人間関係を円滑に進める上でも重要だと私は考えます。子どもだからといって、それができないことを正当化して認めるべきではないし、ましてや甘やかすなど言語道断!ウチはそういった子には容赦なく大ナタを振るいます。
逆に言うなら、叱られる覚悟を持って反省と改善の言葉も含めた上で、悪い報告ほど私に先にしてくる塾生に対しては、私はかなり寛大な方だと思っています。
まず叱ることはありません。
むしろ、励ましの言葉をかけますね。次、頑張ろうや!で終了です(笑)。
そしてもうひとつの問題、自分の問題から目を背けるです。
数ヶ月前や半年前のテストの結果ならいざ知らず、返却されてきたばかりのテストの点数を本人がまったく覚えていない…しかも、点数が悪かったから私もショック受けてるんです…など言い訳された時点で、当然その場で工房内に落雷が落ちるわけです。
塾に通って学業を成就させたいということは、己の問題に向き合わなければいけないということ。にも関わらず、何年も通塾して他の塾生も同じように落雷食らってきているのを見ているにも関わらず同じことをヌカすとは、おまえ今まで何を見てきたんだ?です。
直近のテストの点数や通知表の内申をまったく記憶してないということは、己に向き合う姿勢が自分にありません…と言っているようなものです。おまえ何しにウチに通っとるんじゃー!です。それもまた認めてはいけない類の甘えです(甘えを全部ダメと言っているわけではなく)。
やはりこういった子が偏差値50以下にほとんど固まります。
残念ながら、学力=人間性はある程度当たっているというのは、現実的です。
とはいえ、私はお子さんを預かるからには「どこに出しても恥ずかしくない」人材に育てて社会に送り出すという信念で指導しています。学力だけあっても、人間の根本的な部分がなっていなければ、それは立派とは思えません。なので、そこだけは外せないんです。
ウチの塾に期待してお子さんを預けてくれる親御さんは、そういった人間的教育を期待して預けてくれていることを強く感じる今日この頃、きのう厳しく指導した塾生も、反省を重ねて今後どんどんマインドを高めて飛躍してくれることを期待してしまいますね。
夏期講習は早期申込特典込みで受付中です。
お得な特典をゲットされたいご家庭は、お早めにどうぞ。