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「あなたは、お子さんを叱ることがありますか?」
こう聞かれたら、ほとんどのお母さんが「叱ります」と答えるでしょう。
ところが、叱っているのではなく、怒っているケースも多いのです。
「怒る」ことと「叱る」ことは、まったく違います。
「怒る」というのは、親が自分の怒りの感情をコントロールできずに子どもにぶつけることです。子どもが思うようにならないとか、イライラするなど自分の勝手な感情に翻弄されているだけなんです。
子どもはそんな親が怖いから、怒られるととりあえず言うことを聞きます。
でも、それは恐怖心から親に従うに過ぎません。怒られた内容よりも、親の機嫌や仕草など一挙手一投足にビクビクするようになります。
でも、怖い親がいないところでは、子どもの行動は元に戻ってしまいます。
子育てにおいて、怒ることは全く効果がありません。
それどころか、マイナス面が大きいのです。
怒られて育った子は、自分を否定し、いつも親の顔色を伺って物事を判断するようになります。逆に「誰かに言うことを聞かせるには、怒って相手を脅せばいい」と考えるような人間になりかねません。
これに対して「叱る」というのは、子どもがしていいことと悪いことの判断ができるように教え諭すことです。
ときには、キツい言い方をしなければなりません。
ただし、「怒ったフリをする」だけです。感情的に怒ってはいけません。
子どもはまだ自分の欲望をうまくコントロールできません。
社会のルールやマナーもまだ分かりません。
それを教える方法の1つが「叱る」ということです。
叱ることは、子どもの自立心を育てるためにも必要不可欠です。
では、子どものどんな行動を叱ればよいのでしょうか?
実は、子どもを叱らなければならない場面というのは、それほど多くはありません。
基本的には次の2つだとお考え下さい。
○危険を避ける
私たちの周囲は様々な危険で溢れています。子どもが危険にさらされたときに、自分で身の安全を守ることは必ず教えなければなりません。交通事故やケガに気をつけることや見知らぬ人についていかないといったことを教え、守れないときにはしっかりと叱って言い聞かせる必要があります。
○人とのつきあい方を教える
友だちをいじめたり、だましたりするようなことがあったら、しっかり叱らなければなりません。ただ、子どもが友達とケンカしたり、おもちゃの取り合いをしたりしているようなときは、相手にケガをさせる危険がない限り放っておいてかまいません。
子どもはこうした自分の思い通りにならない体験を通じて、セルフコントロール能力を身につけていきます。親が干渉しすぎてはいけません。
子どもが自分で問題を解決するように仕向けて下さいね。