////////////////////////////////////////////////////////////////
AQURASから塾を探している親御さんに、スペシャルプレゼント
>「学習塾業界が絶対に教えたがらない“不都合”だらけの禁書目録」を欲しい方はこちら
※PDFにて添付、冊子ご希望の方は当塾H.P問い合わせフォームより要メール
////////////////////////////////////////////////////////////////
この数年経験したことのない忙しい春になっていて、まともブログを更新できないくらい追い込まれてしまっています。楽しみにされている読者の皆さん、ほんとすみません…。
さて、先日、準会場実施した数検の結果が却ってきました。ほとんどの塾生がきっちり合格を手にしてくれました!
スーパーキッズプロジェクトの小学生たちも大健闘で、自分の学年よりも上の学年内容を飛び級で合格する子もたくさん!いや~、頑張ってくれましたね。ほんと良かった。
ここ最近、入塾面談で数学に関する重要性を挙げることが増えました。これに関して、以前記事を執筆したことがあるので、今日はその文面を転載してご紹介します。
ちなみに現在でもinfoseekやlivedoorなどの有名ポータルサイトに掲載されているようです。
—————-
企業が理系学生に熱い視線
ちなみ後進国であったアジア各国が理系に力を入れ技術革新で台頭する一方、日本の学生の理系離れは進んでいます。一方で、今まで日本企業は生産性が低いと言われてきましたが、ここに来て生産性向上を図るようになってきています。
その結果、論理的に考えるのが得意とされる理系の学生はどの業界でも引く手あまたになってきています。
「リケジョ」という言葉が登場したように、これからの時代を考えると、子どもが理系に進むのは、経済的にも有利になってくると思われます。
文系と理系の違い
そもそも文系と理系って、何が違うのか?一言でまとめるなら、
文系・・・考えるときの基準が、自分の内心(自分が正しいと思うかどうか)
理系・・・考えるときの基準が、自分以外の客観的な事実
ということです。
ですから、核家族化が進む日本においてひとりっ子が増えていくのは、一人称が中心の生き方の子が増えるというわけで、必然的に文系の子が多くなって理系の子が少なくなっていくという世の中を投影していることにもなります。理系が少なくなるのは、当然なのです。
理系科目に興味を持たせるにはどうすれば良いか?
理系科目に興味を持たせるには、幼少期の子であれば、図鑑を与えることで解決できます。図鑑は、基本的に自然科学がテーマです。「動植物」「地球・宇宙」「人体」「元素」…などなど、揃えていくと無数にあり、自然科学への興味が湧いてくるでしょう。
算数パズルを解かせたりするより、男の子女の子関係なく、ずっと自然な形で理系の世界に入ることができます。
小学校高学年~中学生ぐらいになってから理系科目に興味を持たせようと思うなら、いかに日常生活や自分の好きなことに密接に関わっているかを理解させていくと、効果が期待できます。
例えば、暗算ができるようになれば、コンビニでお釣りの計算が瞬時にでき、どのくらいお菓子やドリンクが買えるか計算が立ちます。そうすれば、自分がどれだけ得ができるのかを瞬時に判断できるようになります。
優秀なビジネスパーソンは、計算力に優れていますが、幼い頃から相当な修練を積んでいるのです。そんな話を子どもに丁寧に話してみて下さい。
日常生活と結びつけることで理系科目に興味をもってもらう
日常生活ではまず使わないと思われる関数や図形なども、意外なところで役に立ちます。せっかくなので、親の言うことを聞かなくなる思春期の子どもが食いつくネタを紹介します。
キスをしやすい男女の身長差を求めるのは、三角比を使えばできます。⇒キスをするとき、男性も女性も頭を傾けますよね。
どれだけ頭を傾けているのか実際に三角比を使って計算すると、傾けることで縮められる男女の高さの差が 7cm 、靴によって埋められる差は4.5㎝。足すと、11.5㎝≒12㎝となります。多少の誤差はありますが、キスのしやすい身長差は12㎝だと判明するのです!
他にも、Twitterのトレンド機能は、微分を使って計算されています。
銀行に預けたお金が2倍に増える期間も、指数と対数を使って計算すれば求まります。
理科の場合は、数学の関数や図形よりも物事が日常生活において視覚化されやすいので、さらにリアルに子どもに興味づけしやすいはずです。
このような形で子どもの趣味や嗜好に合わせて、日常生活に密接に結びついていると理解させることができれば、子どもは自ら興味を持って自発的に調べるようになっていきます。そうすれば、親が腐心しなくても、理系科目に取り組んでくれる足がかりとなるはずです。
子どもというのは、誰もが「勉強したい」と心の底で思っているものです。それがなかなかできない多くの原因は、環境に原因があります。家庭の生活環境を正し、親が横目で見守りながら子どもに自立を促せば、理系も文系も関係なく、子どものベクトルは放っておいても自然に勉強へと向かっていくものです。
ぜひ、子どもが多くのことに興味を持つ環境をつくってあげて下さいね。