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アドラー心理学を元にした「嫌われる勇気」がよく売れるようになった昨今ですが、私自身は20代半ばくらいからそんな生き方をしてきているせいで、たくさんの元.塾生から嫌われています(笑)
退塾した塾生からの大体の嫌ってくれる理由が
「塾長が恐いからヤだ」
「優しくないからヤだ」
「厳しいからヤダ」
「怒られるからヤだ(私は怒ってるんじゃなく、叱ってるんですが)」
「宿題が多いからヤだ」
で98%以上を占めているような?
挙句の果てには、退塾するときに塾生のお母さんから「あなた(村上)は子どもへの叱り方がなっていませんよね。もっと子どもが傷つかない叱り方できないんですか?」とか「叱り方がなってない、あなたは教育者失格ですよ」みたいなことも言われましたね。
基本的に、反論する気もありません。
なぜなら、私がそこで正論で切り返しても、感情的になっているお母さんには何も響かないからです。ご自身の主張が絶対的に正しいんでしょうから。
人間は、他人を変えることはできない。変われるのは自分だけ。
そうだと思うから、私は敢えて反論しないんです。
変われる人は、他人に罵声を浴びせる前に自身の力量不足を反省した上で他人のアドバイスに耳を傾け、そこから修正してきます。
変われない人は、自分のしてきたことを棚に上げて、他人を非難します。
そして、ご自身の教育観や価値観を他人にゴリ押ししてきます。
そんなにご自身の価値観が正しいと思うなら、自分でお子さんを教えればいいじゃないですか。それでうまくいくのであれば、ぜひそうしてもらいたいものです。
それでうまくいってないから、こうして他人様(この場合はウチの塾)に放り投げておいて、お子さんが泣き言を言った途端、感情的になってスゴい剣幕で押しかけてくる。
こういった件は、本当に失笑モノです。
そして、そんな私ですら、いくらでも失敗はしますし、反省もします。
これは良くなかったと思えば、素直に過ちを認め、改善していきます。
さっきの話に戻しますが、「優しくないからヤだ」「恐いからヤだ」「厳しいからヤだ」などの嫌ってくれる理由に対して、私はその考えや方針を変えるつもりなど毛頭ありません。
先日のブログでも書きましたが、大人や親が子どもからの評価を気にするあまり叱れなくなり、子どもからナメられる時代になってしまい、それに対して私は、子どもから見て大人は怖い存在であるべきだと書かせてもらいました。
お父さんお母さんも社会に出て働いていれば、お分かりかと思います。どこの会社にも優しい人もいる反面、恐い上司も必ず要所要所にいるはずです。
なぜなら、みんながみんな全員優しい人だったら、会社組織が回らないからです。
みんなが優しい人だったら、慣れあいの集団となり、ダラダラした業務が展開されて、業績もダダ下がりが目に見えています。
私は、AQURASという塾でその要所要所の役割をしているに過ぎません。
入塾してくれた塾生全員に結果を出させるためには、誉めて持ち上げることもする反面、勉強量は多く確保しなければなりません。そして、決めた約束を守らず学習計画を遂行しなかった塾生については、きっちりそのことを理解させて、自己反省を促すようにしています。その中で、自分に都合の良い弁解をした者については厳しく叱ることがほとんどです。
ところが、自己反省を促すために厳しく叱ったとしても、反省するどころか、中には開き直って「なんで私がこんなに怒られなきゃいけないの?」という子もたくさんいました。恐らく家庭でも学校でも叱られた経験が乏しいのでしょう。
「こんなに怒られるなら、こんな塾やめてやる!」とか「あっちの塾の方が、先生が優しいし、楽しそうだから」「宿題がほとんど出ない塾に行く」という理由で退塾する子は少なからずいました。そして、退塾した後に、学校とかで多々ウチの塾や私の悪口を吹聴しまくってることを在塾生から聞かされます。
人によっては、こう言うでしょう。
「それは、叱る理由が本人に伝わっていないからだ」と「もう少し子どもの自尊心を考えないと」「子どもが傷つかない言い方をしないと」と言われたこともあります。
発言趣旨の改善は私もどんどんすべきことです。1人でも多くの子に、どうやったら自分のためになることなんだと理解させられるのか…と思いながら、ここまでの17年の経験をもとに改善や修正を加えています。
ですが、叱られて傷つかない人なんているのでしょうか?
多かれ少なかれ、その一瞬では傷つきますし、痛い思いをしなければ心から反省しようなどとは思わないわけです。
それを、一切傷つかないように叱れと言われても、かなりムリがあります。
本人に心に響かせることなく反省させて、状態を良くしろというのはムチャクチャです。
だから私は、塾生たちの心に響くようにマインドセットや苦言を呈することを施すわけですが、全員が全員、単純に受け入れてくれるわけではありません。お子さん本人が自分で変わろうとする気持ちがあることが大切なわけです。
そして、お子さん自身が自分の意志で変わろうとすれば必ず良くなるし、人から言われたことを全部撥ね付けていては、絶対に改善されることはなく状況は悪化します。
そして、お子さんをそういう状況にもっていけるかどうかは、まさにお父さんお母さんの家庭でのスタンスにかかってくるわけです。
家庭内で素直さのないお子さんに育ててしまったのに、それを後から塾にだけ押し付けて金払ってるんだから責任取れ!何とかしろ!と言われても、どうしようもないんです。
だから、結局は「親が変われば子どもも変わる」というのは、そういうことなんです。
親が変わろうとしないのに、子どもが変わることはあり得ないんです。
私は、私のやり方で、自立して積極的に学んでいくお子さんに育てていくだけです。
ですので、私のやり方が万人受けするなんて思ってもいないし、私自身がはっきり主張する分嫌ってくれる方がたくさんいらっしゃるのも、十分納得しています。
だから、私の「幸せを自らの手でつかめる強い子に育てる」という方針に賛同してくれる親御さんとお子さんは、ウチに来て下さいねと申し上げています。
そして預けたからには、お子さん同様、親御さんも変わってもらわねばなりません。
お子さんも変わろうとしているのに、お金出してるからと言って、親御さんだけ変わらないのは、お子さんに対して不公平です。
そして、お子さんの甘えも全部受け入れるのではなくて、十分吟味してもらう必要があります。お子さんによっては手を抜いて楽をしたがるでしょうし、優しくされることが当たり前になってしまっている子はちょっとのストレスでも現実から逃げ出そうとします。
お子さんの不満を全部額面通りに受け取って、いちいち家庭の外に突っかかっていたらキリがありません。そして、それでお子さんのやめる発言に付き合うのなら、ウチはこれ以上のことはできません。
本当にお子さんの状況を改善したいのであれば、親も覚悟を決めて徹底的に付き合うべきです。その中で不向きと判断するなら、それはもう仕方ないですよね。
ビジネスとして、生徒に嫌われないために、退塾されないために、生徒を叱らず表面上優しく迎合する塾が増えていく中で、私は敢えてお子さん受けの悪いやり方を貫きます。
それが一番結果を出しやすいですし、何よりも厳しいところを乗り越えてきたということで、圧倒的な自信にもつながります。その達成感を味わってほしいからです。
なので、私はどんなに後ろ指刺されようが、街中でバッタリ出くわしたときに悪口を浴びせられようが、堂々としています。影に隠れてコソコソする理由なんてありませんから。
そして、私が自分を貫ければ貫くほど、自分自身に甘い子には嫌われるんでしょうね。
仕方ありません。それぞれみんな価値観が違うんですから。
それでも、こうして多くの塾生や親御さんがウチを選んでくれていることに感謝します。
私の価値観は古いかもしれませんが、必要としてくれる方もいるんだと実感できますから。
敢えて愚直に、日々の指導に邁進します。