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AQURASから塾を探している親御さんに、スペシャルプレゼント
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この時期になると、新規の方からの問い合わせも多いですが、AQURASで働きたいという方からもたくさんの応募があります。
そして、採用試験の最後に面接をするんですが、これまで何人も(覚えているだけで6名くらいか …)女性の応募者に泣かれてしまいました。
その度に、ウチの女性スタッフたちから「塾長、またな泣かせたんですかっ!?」と厳しいツッコミを入れられます。
もちろん、イジめてるわけではありません。
いつも真摯に、採用面接に取り組んでいるつもりです。
男女関係なく、同じような質問をしているだけです。
でも、たまに面接中になぜか泣かれてしまいます(さすがに泣き出す男性はいませんね…笑)。
塾によって色々と採用基準が違うので一概には言えませんが、個別指導塾ですと人材不足の問題もあって、最低限の質問と回答だけで、採用にしてしまっているみたいです。
「大学は、どこに行ってるんですか?」
「週何日、勤務できますか?」
「教えられる教科は何ですか?」
たったこれだけで、即採用です。
正直、私には理解し難いのですが、それが塾業界の採用のスタンダードになりつつあります。
AQURASはおかげさまで塾生も順調に増え、真剣に勉強したいと考えるお子さんと親御さんが来てくれる塾になってきました(まだまだ道半ばですが)。通ってくれる塾生たちが結果を出しやすい環境にするために、私は人材採用と教育には相当うるさくこだわってきました。
なので、採用試験の面接とかでも、大学名とか、週何日勤務とか、指導可能科目も一応見ることは見ますが、正直そんなのはおまけです。私が見たいのは、子どもたちの成長におけるプロセスを、AQURASで働きたいという方がどのくらい考えていらっしゃるかというところです。
「子どもが自分から進んで楽しく勉強しようとする枠組みを、あなたならどう作りますか?」
「とある中学生の男子がションボリして塾に来ました。あなたはこの光景を見て、どういう言葉をかけて、どういった形で笑顔に変えていくのか、何通りかを挙げて答えて下さい」
「そもそも、『塾』って何をするところだと思われますか?もちろん、こういう聞き方をしている以上、在り来たりな答えを求めているわけではないことぐらい、お分かりだと思いますが」
みたいな感じです。
確かに、あまり良く考えず採用面接に来た方にとっては、答えにくい内容かもしれませんね。
でも、お子さんを預ける親御さんから貴重な授業料をもらう以上、塾として質の高い指導を提供したいと思うのは当然ですし、そのためにも働いてくれる人材がどういう人生観や方向性を持った方なのか知っておきたいと思うのも当然です。
指導者が薄っぺらい人間性しか持ち合わせなければ、子どもたちはそれを感じ取ります。
そして、そんな指導者の下で、「ついていきたい!」とは思わなくなってしまいますから。だからこそ、子どもに良い影響を与えられる可能性があるかどうか、深く吟味するんです。
ところが、そういった質問で泣き出してしまうということは、そこまで深く考えて面接に臨んでいなかった、想定外だったということでしょう。少なくとも、パワハラでもなければ、イジめてるわけではないのは読者の皆様にも分かってもらえると期待していますが…(笑)
ほとんどの方は泣くまではいかず、深く考え込むか困惑しながらも回答を導き出そうとするかって感じですね。そこで真剣に悩むからこそ意味があるし、子どもの幸せがどこにあるのかを追求するからこそ、日々の塾生への指導の精度も上がっていくものだと、私は考えています。
子どもとはいえ、人の人生を預かる仕事です。単に時給目的だけでできる仕事ではないですし、それが目的であれば、もっと割の良い仕事がたくさんあるはずです。
ただでさえ、塾は「ブラックバイト」とか呼ばれるようになってしまっていますが(AQURASはブラックには程遠い職場ですが笑)、やはり子どもの成長を間近で見れるのは、本当に幸せなことです。だからこそ、子どもに良い影響を与えられる人材にこだわりたいというだけのこと。
塾の先生の評価基準を学歴や実績で選ぶことも一理ありますが、それ以上にあなたのお子さんに素晴らしい影響を与えられる先生に巡り合わせることができたら、最高ですよね。
AQURASも、そういった塾であるように今後も精進していこうと思います。