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この数日間、目まいと時々くる吐き気が重なり、体力的にムリしないようにしているのですが、結局昨日は、ブログ更新はしないまでも散歩には出かけました。約6.4km、随分と歩いたものです。
デスクワークでの「座りっぱなし」は、喫煙に次ぐ害と言われているそうです。でも、日本の社会って、管理職になればなるほどデスクワークが増えて、座りっぱなしの状態が慢性化してしまいます。
しかも私の場合は、この15年間は1日10時間近くPCのモニターを見てキーボードを打ち込んでいる仕事ですので、医者から「PCもスマホも見ないで休め!」と言われても、教室でも外のカフェでブログを書くときも、フライトで空の上にいてもスマホの画面見ながらスタッフに指示を出している始末なので、結局目を休められていない…。
視力も異常に低下し、ここ最近は身体のあちこちに支障が出てきた始末。塾生以上に「自己管理」が求められているのが、痛いところです(笑)休むときは休養に専念しなければ。
さて、先日稲毛の塾生が新しい折りたたみ自転車を手にしました。
ご家庭の事情でどうしても夜遅くが車での送迎になってしまう…なのでチャリで行きは来ても、帰りもチャリで帰るのが厳しい…でも、自習席でできる限り勉強して返りたい…そんな経緯から、塾で折りたたみ自転車を買ってしまって貸し出せばいいかという結論に至りました。
それによって、この子は、行きはチャリこいで塾に向かい、帰りは親御さんの車に折り畳んで持って帰れるようになり、夜遅くギリギリまで勉強して帰ることが可能になったわけです。貸し出されたチャリの箱を手に、彼女が喜んだのは言うまでもありません。
私は「金払ってるんだから、やってくれて当たり前」という考えの親御さんとは感性が合わないですし、そもそもウチの塾に来てもらいたくありません。確かにサービスの対価としての金銭のやりとりの関係ですが、提供する側される側の双方に相手への「感謝」と「敬意」が不可欠だと私は考えています。
カウンター席しかない有名ラーメン店で美味しい一杯を食したお客さんが、食べ終わった後に自ら大布巾で自分の席を拭き、どんぶりを一段上に上げて「ごちそうさん!」と感謝の言葉を言って店を出ていく姿は、本当にクールであり、日本人の美徳だと思います。私も見習って、西船の名店「かいざん」では食べ終わったら常にそうしています(笑)
少し前ですが、授業にも関わらず意図的にテキストを家に忘れてきたバカ者がいました。ウチの塾はこういう怠惰な行為にはかなり厳しいですので、自宅が近い塾生は取りに帰らせます。なので、この塾生も取りに帰らせました。
その直後にクレームの電話が親御さんより来ましたね。
「ウチの子がテキスト忘れで、何で取りに帰らせなきゃいけなんですか?塾で何とかしてくれないんですか?お金払ってるんですよ?それが分からないんですか?」
と言われましたので、残念ながら私の方からは
「どこに出しても恥ずかしくない振る舞いをする子に育てるのがウチの方針であると入塾面談でお話ししたはずです。ですので、そういった行為に対しては、ちゃんと本人にけじめをつけさせるべきであり、それができない、金払ってるんだからというのであれば、ウチの塾ではなくぜひご家庭で話し合って、納得のいく選択肢をお選び下さい」
と申し伝え、結果、退塾の連絡がありました。入塾面談のときはそれでいいとおっしゃってましたが、やはり途中で初志が抜けてしまったのでしょうか。
この件に関しては、私も思うところが多々ありますが、ここでは割愛します。少なくとも、親御さんが甘やしてどうするのか?とは思いますが。
なので、どんなに高額な授業料を払うと言われても、金払ってるんだから当たり前!というご家庭は今後もこういう対応になりますし、どんなに厳しい状況でもお子さんが現状打破するために必死に闘っている子や、その親御さんについては、私は助け舟を出すことが多いですね。その違いを理解して下さるご家庭に来てもらえれば…といつも思っています。
「あなたサービス業ですよね?何様なんですか?」と退塾された親御さんに言われたこともありますが、その問いに対して、常に私の回答はひとつです。
「ウチは、塾だからこそ客を選ぶんですよ」と。