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先日、ウチの塾の卒塾生が西船橋工房に寄ってくれました。
船橋の北部:新京成線の沿線から毎回電車で1時間かけて通塾したツワモノでした。所属の管弦楽部は全国で準優勝してしまい、よりにもよって部長として(部長やらずに勉強しろよ…と思いながら)も辣腕を発揮してくれたので、ただでさえ部活を引退させてもらえない中で、かなり勉強時間と量に支障が出てしまったのも確かです。
体力的にクタクタになって、グチを吐きながらも、それでもやるべきことはしっかりやる。部活も一切手を抜かずに「自分にも他人にも厳しく」を実践し、結局部活も最高の集大成を迎え、私立の音楽科から特待生進学の話もいくつかあった中で全部けっ飛ばし、学業も公立の前期選抜で松戸国際高校に合格を決めてくれました。
「いちいち勉強しないことを正当化するヤツ見てると、ほんとカッコ悪いって思うんですよ!」
基本、彼女は飾らないので結構ストレートにキツい言葉が返ってきます。ですので、彼女を好きな人嫌いな人にはっきり分かれるでしょうし、たぶん学校の部活でも嫌われ役を買える力量のある部長だったことは想像に難くありません。彼女を嫌がる後輩もそれなりにいたことでしょう。自分に甘い子は辞めていったそうですし…。
私は個人的に、彼女の素晴らしい部分に着目しています。
それは、まだ中学生にして「嫌われる勇気」をきっちり持った生き方を確立していたことです。いくら嫌われてもいい…だって、他人のために生きるわけではないんだから…彼女が塾にいた頃から口走っていたわけですが、それができる中学生がどれだけいるんでしょうね。大人でも難しいのに。
男子も女子もどんどん人間関係のネチネチ化が進み、他人の顔色を見ながら嫌われないようにいじめられないように仮面を被って行動する。そして、今話題になっている「忖度」なんて日常茶飯事のこと。
彼女は、そんな世間体やプライドなどを全部ぶっ飛ばして、己の信じる道を突き進んで生きています。誰に嫌われようと知ったことではない。誰かの顔色に怯えながら生きていく必要はない…私もそう思います。
学業も同様で、他人の顔色見ながらやっている勉強に、主体性などありません。
「やらされている」だけですから。
学業だけでなく、何事も成功しようと思ったら、迷いを吹き飛ばして一心不乱に打ち込むことが絶対に不可欠です。迷いのある勉強は集中力を阻害します。
集中力のない取り組みは、最高のパフォーマンスを生み出すことはできません。
スマホ片手にLINE見ながら勉強しているお子さんを見てれば、成績が上がらないのもうなづいてしまう理屈と同じですよね。
人間は、もともと弱いもの。迷いながら進むもの。
でも、そこで敢えて迷わずに進むという彼女の気概は、見ていて気持ちいいです。
「できるヤツは何も言わなくてもできるし、できないヤツほどよく吠える。そして周りに認めてもらおうと必死にアピールする。あたしはそんなのになりたくないから前者に回る」
それだけのビッグマウス叩くのはいいが、もちろんそれだけのことをやってくれるんだろうな?と私が言うと「やりますよ、言われなくても」と一蹴。ある意味、頼もしい(笑)
今度は大学受験、彼女がどんな生き様を見せてくれるか楽しみですね。