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今日は子育てや学習指導に関する話ではなくて、私自身のことでも挙げてみます。
たまたま私は今日がバースデーなので、また新しい1年が始まるかと思うと、気が引き締まります。現在はサラリーマンではないので、生活が保証されているわけではありません。
1日1日を真剣勝負で挑まなければ、いつ塾が傾いてもおかしくないし、そうやって失業なんかしたら、私だけが中年ニートになるだけでなく、信じて通ってくれている多くの塾生を失望させることにもなるわけです。
歳を重ね、地位や実績を手にするようになると、めんどくさい仕事から足を洗いたくなるものです。大手進学塾に勤務していた頃、そんな上司はたくさんいました。
でも、現場に身を置いていなければ、塾人としては腐ってきます。
大手ブランドに胡坐をかいていれば自分の身は守れますが、悩みも苦しみもないのなら、そこからは何も生まれないことも、私なりに理解していたつもりです。
大手進学塾を退職してサラリーマンを辞めて、AQURASを立ち上げた理由としては「自分の信じる教育や指導をしたい!」という想いが大半な反面、「自分をもう一度ゼロに戻して、これまでの塾をひっくり返すような、新しい価値を生み出したい!」という想いも多少ありました。
先日のブログ内容で、プライドを簡単に捨てられる人は本当に凄い人だという話をしましたが、私もサラリーマン時代に積み上げてきた仕事の実績を躊躇なく打ち捨てて、新しくゼロから創り上げる姿勢を忘れず、初心を忘れずにここまで取り組んできました。
そのおかげで、大手進学塾に勤務していた頃の生徒たちが、AQURASを探し出して、転塾してきてくれました。その子たちが結果を出し続け、そこから口コミで一斉に広まり、一気に塾生数は増加して、何とか生活できるレベルまで塾を軌道に乗せることもできました。
ところが突然、勤務していた大手進学塾から「ウチの塾から生徒を引き抜きやがったな!許さない!」みたいな口調で、ご丁寧に内容証明が送られてきました。ウチは損害を受けたから法的に潰してやるみたいな感じでしたね。もちろんそんなことしてないので、「ヒマなんだな、この連中は…」で私も流していましたが。
結局、訴えてきませんでした。
そもそも訴えられる証拠がないんですから。ムチャぶりもいいとこでしょう。
AQURASに転塾してきた塾生全員にわざわざご丁寧に電話もしてきたらしく「村上から引き抜かれたんですよね?」みたいな決めつけ電話もかかってきたみたいで、そのうちの何人かの塾生のお母さんが激高してしまい、消費者センターに苦情を入れたり、この大手進学塾の本部に直接クレーム電話をつけるなど、私の知らないところで大荒れになったみたいです。
大きい塾のサラリーマン塾人は、やはりブランドを大切にします。
人によって理由は違うとはいえ、現状を守ることに躍起で、その結果、営業努力する以前に、他人の足を引っ張ることばかり。私はそこに嫌気が刺していました。
私がサラリーマン感覚で自分の城を守っていたら、たちまち周囲の敵に潰されるでしょう。だから私自身が成長するしかないし、つまらないプライドを守るよりも、新しい価値を与えられる塾人であるために、圧倒的努力をしてここまでに至ったというだけのこと。
私は、サラリーマン時代も大手ブランドの看板を背負わずに仕事をしてきた自負は持っています。そのためか、私がブランドの看板を捨てて独立しても、私の指導の価値を分かってくれた生徒やご家庭はたくさんいました。
AQURASでは「村上」という塾長が看板なんですから。
そんなちっぽけな看板を信じてついてきてくれた子たちに、ガッカリさせるような指導をしたくない。だから、圧倒的努力をして良いものを提供しようと思うんです。
大手進学塾や大手個別指導塾をはじめとする大企業にいた人ほど、独立して塾を始めたとしても、大抵はうまくいかない姿を見せつけられてきました。
大企業にいると、誰でも周りからチヤホヤしてもらえるでしょうが、それを当たり前に思い、努力してこなかった。そのツケが、一気に回ってくるということです。
ブランドの下で仕事をしてきた人ほど、厳しい環境に置かれると、驚くほど仕事ができないんですよね。
ブランドに寄りかかることで、苦痛を感じることは少ないかもしれません。
でも一方で、努力することも忘れてしまうんでしょう。
塾に限らず、むしろ、中小企業の経営者の方が底力があるんですよね。
それは、闘い続けなければ、高いリターンが得られないことを知っているからでしょう。
苦しみ抜いて得られたものにだけ「価値」があるんだと、私は信じています。
新しい一年を迎えるにあたり、今日は初心に戻ることを前提に、敢えてブログに書いてみました。今年もまた緊張感を持って、塾生ひとりひとりの人生のために「心」を馳せることのできる塾長でありたいと思います。