頭が良くなる!!国語記述コース
”国語力が身につくと頭が良くなる”ってご存じでしたか?
”国語力あげることは能力があがる”からなのです。
それはなぜか。
試験問題は基本的に日本語で考えるので、文章題は全て国語の読み込みが必要ですよね。
なので、国語力を育てると成績が上がりやすいのです。
なぜ今、特に記述に関する勉強が必要とされているのでしょうか。
最近は、高校受験でも大学受験でも、記述問題が多く出題されるようになってきました。
それも国語だけではなく、理科や社会でも、答えを文章で解答させるタイプのものが増えています。また、文章から問題の意図を読み取り、解を求める算数や数学の問題、読解力を要する問題も増えております。
『うちの子・・・計算問題はできるのになんで文章問題が苦手なんだろう』と思っている親御さんはいませんか?
計算問題はたくさんこなしていくと解き方が身についていき、感覚で問題が解けるようになります。
しかし、文章問題は問題文を理解しないと答えを出せないようになっています。
科目に関わらず、文章問題とは「科目の知識と国語力」が必要なのです。
大学生になったら多くの課題やレポートを提出しなくてはいけません。
就活をするにも志望理由書や入社試験に小論文が必要な場面があります。
更にいうと、社会人になればプレゼンや企画書など、❝文章を書いて相手に伝える❞、というシチュエーションがついて回ります。
ということからも、国語力・記述力は絶対に身につけておかねばならないスキルなのです。
まずは、”文章を読み取り、それを文章としてあらわす”、両輪あって初めて答えが出せるのです。
昨今のこどもの現況
『何をどうやって書くかわからない』と、作文に対して苦手意識をもっているお子さんが増えています。
学校の授業でも作文の書き方を教えているところは多くはありません。
特に低学年で文章を読むことがまだ難しく感じるお子さんは、
『思ったことを長い文章にまとめる』というのは、至難の業でしょう。
書き方を教わっていないのにいきなり作文を書くというのは、やはりどの学年でも難しいですよね。
また、子供の語彙力の少なさも記述の問題を大きくしています。
それに重ねて言葉・単語自体を知らないお子さんも多いです。
生活様式の変化から、核家族化が進み、おじいちゃんおばあちゃんから言葉を聞く、共働きの親御さんも増えて物の名前を教えてもらう、なんていう機会も少なくなっています。
例えば、先日中学生の塾生に、『奥ゆかしいね』と伝えたところ、『何それ?!』という反応をもらいました。(実際に会った話です。)
建築様式の”欄間””床の間”なども、『知らない!初めて聞いた!!』の連発です。
”語彙が少ない、単語の意味が分からない”、では、作文に苦手意識を持つのは当然なのかもしれません。
当然ですが、知っている言葉が少なければ、自分の気持ちを表現する事が難しくなります。
(英語ならまだしも、スワヒリ語でいきなり話しかけられたら何も言えませんよね?)
すると、それを文章にして伝える力も不足します。
その結果、記述式が苦手になることもうなずけます。
最近の教育の流れ
新指導要領の「思考力、判断力、表現力」は、『話すこと・聞くこと』『書くこと』で構成されています。
その中で『書くこと』に関してもう少し細かくお伝えすると。。。
<題材の設定、情報の収集、内容の検討>
書くことを見付けたり、相手や目的、意図に応じて書くことを選んだりするとともに、必要な材料を整理し、伝えたいことを明確にすること。
<構成の検討>
自分の思いや考えが明確になるように文章の構成を考えること。
<考えの形成、記述>
自分の考えを明確にし、書き表し方を工夫すること。
と明記されています。
要は、『相手の意図をくみ取り、自分の言葉で表現すること』です。
それには、まちがいなく普段から<相手の言葉の内容を理解し、言葉で伝える>の”練習”が必要なのです。
・本を読んで場面を想像する、
・ニュースを見て言葉を吸収する、
・大人とのコミュニケーション量を増やしてアウトプットの機会を増やす、
こういったことが普段から大事なことは、上記からも伝わったかと思います。
しかし、生活の中でいきなり語彙や単語を増やすことは急には出来ません。
ましてや、”書く”というアウトプットを一人で行うのは至難の業です。
まず大事なのは問題の演習量を増やす事、慣れる事です。
記述式や文章問題が苦手なお子さんは、例題をたくさん解くことをお勧めします。
★一回無料体験あります
■小学生対象:作文コース
■中学生対象:国語読解コース
■高校生対象:小論文コース
※小論文コース(推薦一般向け双方対応)読解付きの問題です