親のクレジットカードを子どもが無断で使い、スマホのゲームアプリに数十万円を勝手に決済していた…
そんなギャグみたいな話は、残念ながら、すでに実話となりました。。。
子どもの習い事でプログラミングを選ぶご家庭がどんどん増えていく中、お金の価値を全く理解できていない子どもが、親も周囲の人間関係も不幸のどん底に叩き落す事件を起こしていることをご存知ですか?
その最たる話が、スマホゲームのアプリを手に入れるために、親のクレジットカードを(親のいない間に)無断で使用して、無断で決済して、親の入金口座の引落日に想像だにしていなかった金額が引き落とされていることで、親が内訳を確認して、初めてわが子が使い込んだという驚愕の事実が表面化するわけです。
そして自宅に戻り、親のクレジットカードを無断で使い込んで決済していた子どもを問い詰めても、子ども本人に自覚も罪悪感もなく開き直り、家の中で親子共々相当荒れに荒れて大揉めして、花瓶も家具も宙に舞うという大変な修羅場に発展した……
というギャグなのかコントなのか判別できないこの話、残念ながら、ウチの塾に通う子のご家庭で起こった実話です。
しかも一家庭ではなく、過去にいくつかの家庭で起こりました(具体的件数は公表を控えますが)。
そして、親御さんだけでなく、私も子ども本人(塾生)に対して、なぜそれが悪いことなのかをコンコンと説諭していくわけですが、このような緊急対応をしていて感じたのは、
子ども自身がお金の価値を全然理解できていないことによる「打ち出の小槌」や「錬金術」みたいに、無限にお金がどんどん自分の手に入るモノだという幼稚な短絡的思考でした。
親の金は、無限に際限なく永遠に生み出せる…だから、欲しいアプリはすべてこれ(クレカ)で手に入れることができる…といったゲーム感覚で、親が汗水たらして稼いできたお金を湯水の如く使い込む…。
わが子でなければ殴り殺したくなる…は表現的に不謹慎で大袈裟だとしても(失敬)、このような短絡的で杜撰で計画性の無いお金の使われ方をわが子にされた日には、
ほとんどの親御さんがわが子に対して怒り狂うか、このような育て方をしてきた自身を恥ずかしく思ってメンタルを病んでしまうか、いずれにせよ、やるせない状態に追い込まれてしまい、日常生活にも影を落とします。
キャッシュレス社会が今後も加速していく中で、正しいお金に関する知識と運用方法を、子どものうちから学ばせていくことは、今後より一層、重要度が上がります。
オトナがお金を稼ぐことがどれだけ大変なことなのか、そして賢く生きていくためにどのように資産形成をしていくのが妥当なのか、さらにどのような資産運用をしていくことで幸福感を享受できる人生にしていけるのか。
お金の価値、お金の使い方、お金の流れに対する正しい知識を有することは、日々の生活防衛にもつながりますし、何よりもあなたのお子さん自身がお金の大切さを理解することで、親が懸命に稼いでくれることへの理解が深まり、お子さんとの更なる良好な関係性にもつながっていくでしょう。
お子さんのクレジットカード無断決済のような事件が、あなたのお子さんにも起こらないことを願いつつ…。
さて、話は少し大きくなりますが…、
ときの岸田政権が推奨したことで再び注目を集めている「貯蓄から投資へ」というキャッチフレーズ、これは岸田首相が2022年5月にイギリス・ロンドンで開かれた講演の中で「資産所得倍増を実現する」と表明したことが背景です。
講演では海外の投資家に対して「岸田に投資を(インベスト・イン・キシダ)」と呼びかけ、 経済政策「新しい資本主義」を説明しました。
「新しい資本主義」は、簡単に言うなら、経済成長しつつ格差を無くしていこうというのを目標にする政策です。
現在、日本の家計金融資産は 2,000兆円ほどあり、そのうち半分以上を預貯金が占めています。
その部分に岸田首相も注目し「貯蓄から投資へのシフトを大胆・抜本的に進め、投資による資産所得倍増を実現する」と表明しています。
政府の資産所得倍増計画を受け、投資信託協会は2022年7月に資産所得倍増計画に向けた提言を公表し、政府に期待する施策として、以下の5点が提案されました。
- 具体的な数値目標の設定
- 実践的な金融経済教育の推進
- NISA、つみたてNISAの抜本的拡充
- DC、iDeCoの改革
- 資産形成を促すための措置の導入
当塾で過去に起こった事件から着想を得たお金の教育でしたが、上記の資産所得倍増計画に「実践的な金融教育の推進」が挙がり、全世代への金融教育への実施を目標とする流れが今後加速していくと思われます。
私たちオトナも、次世代を担うことになる子どもたちも、お金への知識を含めた金融リテラシー向上が求められる時代になるわけで、当塾では “自立と自律を果たした賢さと強さを備えた有能な人材” を輩出するべく、金融リテラシー教育を子どもたちに施していく決断をしました。
もちろん、小学生・中学生・高校生それぞれの世代によって、指導内容も方法も変えていきます。
低学年はできる限りゲーム性を持たせた内容でお金の概念に親しみを感じてもらうところから始め、上の学年になるほど専門性を深めた内容と知識享受を目的に指導していく方向です。
普通に考えれば、親は子どもより先に、黄泉の国に旅立ちます。
あなたの大切なお子さんがいつか独りになったとき、頼ることができるのは、己自身がそれまで磨いてきた知識と知恵以外に他なりません。
教育は、子どもへの最高のプレゼントです。
ぜひ、受験に必要な主要教科の学習提供だけでなく、急速に変わっていく不安定な社会で、幸福感を享受して充実した人生になってもらうためにも、お子さんへのお金の教育のプレゼントを検討してみて下さい。
単科受講も可、他塾での受講掛け持ち・併用のお子さんでも受講できます。
既存の成績アップ&志望校合格が目的である学習塾の枠組みを遥かに超えた
“小学生からの人間教育~大学卒業後のキャリア構築・設計” まで、
お子さんが令和時代を賢く生きるために必要なお金の教育講座を始めました!
学力再生工房AQURAS
マネーリテラシー講座 監修
正直FPヒッシー先生 こと 菱田 雅生 氏
ライフアセットコンサルティング株式会社 代表取締役
NPO法人 確定拠出年金教育協会 研究員
ファイナンシャル・プランナー(CFP)
1級ファイナンシャルプランニング技能士
1級DCプランナー
住宅ローンアドバイザー
【テレビ出演】
「ワールド・ビジネス・サテライト」(TV東京)
「ライフ・イズ・マネー?」(日経CNBC)
「いっと6けん」(NHK)
「発掘!あるある大事典」(フジテレビ)
「ズームイン・スーパー」(日本テレビ)
「ルック@マーケット」(BS-Japan)他
【ラジオ出演】
「くにまるジャパン」「野村邦丸のごきげん!二重丸◎」
「梶原放送局 WEB倶楽部」(文化放送)
「JAM THE WORLD」(J-WAVE)
「プレ・ファイナンシャルBOX」(ラジオNIKKEI)
【連載コラム】
・SUUMO『ヒッシーのマネー騎士(ナイト)』
・ARUHI『ARUHIマガジン』
・nomu.com 『FP菱田雅生が伝授!住宅ローン、賢く利用するためのコツ』
・ダイヤモンド不動産研究所 『住宅ローン借入額シュミレーション』
・相続会議 『不動産相続と土地の利用』
・勝ち株ナビ『菱田雅生のFPコラム投資前にコレだけは知っておこう!』
・FPI-J 生活経済研究所長野 『FPコラム』
【著書】
「お金を貯めていくときに大切なことがズバリわかる本」(すばる舎リンケージ)
「資産倍増マネー大作戦」「超資産形成入門」(ブティック社ムック)
「2・3級FP技能士合格マイスター」(実務教育出版)
「日経マネーと正直FPが考え抜いた!迷わない新NISA投資術」(日経BP)
Amazonカテゴリー 新刊ランキング 1位
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Amazon 全体売れ筋ランキング 30位
お子さんに金融を学ばせる真の意味とは?
2020年度から小学校、2021年度から中学校において「金融教育」が順次開始されて、子どものうちから「お金」について学ぶ機会が増え始めました。
2022年度からは学習指導要領の改訂に伴い、高校で金融教育が義務化されました。
高校の家庭科において資産形成の学びが組み込まれるなど、金融教育が強化されているのをご存知の親御さんはどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
2024年からはNISA制度の非課税枠が拡大しますので、子どもだけではなく、お金の運用や管理について関心を向けるオトナも恐らく増えると思われます。
そもそも日本では、人前でお金のことを口にすることがタブー視されてきた感があります。
だからこそ、お金についてきちんと向き合い、学ぶことはとても重要なことだと考えています。
金融広報中央委員会が作成した「金融教育プログラム」をみると、金融教育とは、
(1)生活設計・家計管理
(2)金融や経済の仕組み
(3)消費生活・金融トラブル防止
(4)キャリア教育
からなる、4つの分野に分けて教育を施すことを指針とし、その目的を次のように謳っています。
「金融教育は、お金や金融の様々な働きを理解し、それを通じて自分の暮らしや社会について深く考え、自分の生き方や価値観を磨きながら、より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて、主体的に行動できる態度を養う教育である」
※1
お金について考えること、それは単なる知識を得ることではなく「人生そのもの」であり、自分自身の価値観や人生観を深めるためのものであると塾長:村上も確信しています。
ですがその一方で、自分の価値観を磨いて、よりよい社会づくりに向けた主体性を養う金融教育とは、いわば生きる姿勢、つまりは人間力を高める教育ですので、決して容易なことでもありません。
ひとりひとりの心に深く問いかけるものでなくてはならず、何よりも学びの機会を与える側の人間力、経験と思考の深さが問われるからです。
学校教育に「プログラミング」と「金融教育」が入ってきてから、全国あちこちでプログラミング教室開校が相次いでいますが、金融教育を施すには上記のような事情から指導する側の難易度も高いため、ほとんどの学習塾が対応できず、プログラミング教室運営に止まっている理由でもあります。
金融教育とは、単にお金の管理・投資や資産運用の知識、テクニックを教えるものではなく、基礎的な知識や運用方法について説明しつつも、本質としては、金融を通じて自分自身が大切にする価値観を育てるためのもの。
どんなに知識や手法を学んだとしても、そうした意識が根底にない限り、投資や資産形成に取り組んだとしても成功することは難しいはずです。
※2
いずれその先には、自分に関わる人や社会にいかに貢献するか…という自分自身の生き方や働き方に向き合うことにもつながると思いますし、
これらは結果的に自分に対する自信につながり、自己概念を高め、他者との関係性も豊かにします。
さらには、金融を通じて、社会や経済、異業種を含めたあらゆる会社の取り組みなどを知ることによって、仕事の質も高まり、豊かな人生につながるでしょう。
金融について学ぶことの真の意味は、そうしたことにあると考えます。
千葉県で唯一無二の「マネーリテラシー」を学ばせる学習塾として
世の中的にまだ公にはなっていないものの、あくまで村上の私見として今は留めますが、
今後の教育は『キャリア・パスウェイ』を考えていく必要に迫られてくると推測されます。
まだまだ途上ではあるものの、アメリカで開発されている『キャリア・パスウェイ』というのは、端的にいえば、特定のキャリアに就くための学習経路を意味します。
例えば、医者になりたいとか、ラーメン屋になりたい…とかのキャリアの目標点に週に1~2時間ぐらいを使って年間通してそのような人生を生きていく道について、受験勉強だけではない、そこで良い成績を取るだけではない人生がこれだけあるのだと…
というのを私たちオトナの社会が取り組んでいかなければならない局面まで時代が来ているのだということを認識した上で、子どもたちにキャリア実現への支援提供を講じていくという流れです。
単に成績や学力だけがあってキャリア意識が希薄な人材は、総合型選抜で入った人材たちの後塵を拝むことに陥る可能性が高いです。
※3
長期的キャリア形成において、子ども本人の自己実現の礎となる能力は、マネーリテラシーです。
とは言っても、ファンドマネージャーや証券取引所が登場するような専門的すぎる大げさな知識まで必要ではなく、賢く生きていく上で日常生活における金融知識を有していること、それに伴った「自立力」と「社会形成力」の両輪を兼ね備えているかどうかが求められます。
お子さんが社会で稼げる人材として幸福感を享受できるかどうかは、社会に出る前にマネーリテラシーがあるかどうかで決まると言っても、今後は大げさではないと思われます。
そもそも、なぜこのようなマネーリテラシー教育をしなくてはならないのか?というと、それは生活していく上で、お金は切っても切れない関係だからです。
私たちは、お金を使う・貯める・稼ぐ・増やす・守るという色々な形で日々お金と関わって生活しています。日常生活を円滑に生きていくためには、これらの行為に対して、正しい判断を下す必要性があります。それができなければ、人間関係が崩壊したり、多額の借金を追うことになりかねません。
お金に関して正しい判断を下すためには、お金に関する正しい知識が必要です。
正しい知識を得るためには、マネーリテラシー教育が重要になってきます。
その目的として「自立力」と「社会適応力」が挙げられます。
自立力とは、生計を立てながら将来を見通してどのような資金計画を立てたらよいかを考え、実行する力のことです。
生計を立てるためには、基本的には働いて収入を得ることが必要となり、マネーリテラシーを身につけることで、働くことの楽しさを理解し、それを土台に自分の将来についても主体的に考えることができるようになります。
また、お金の価値を理解した上で、限りある資金をどう消費や貯蓄に回していくのがよいのかということを試行錯誤しながら実行する力も身につきます。
※4
社会形成力とは、金融・経済の仕組みを学び、お金を通して社会と自分の繋がりを意識しながら、感謝し貢献する力のことです。
金融や経済の仕組みを理解し、働くことを通して、社会から自分がどのように支えてもらっているか自覚し、感謝できるようになります。
また、社会と関わる中でより良い社会を築くためにはどうしたらよいかを主体的に考え、貢献できるようにもなります。
小学生・中学生・高校生ともに金融の知識・概念が理解できる範囲で指導となりますので、お子さんの理解度に誤差が生じることを予めご了承を頂戴し、それでもマネーリテラシー教育の内容を受講されるのは、今後のお子さん自身のライフプランにおける大きな理論武装につながることは確実です。
子ども向けマネーリテラシーの専門塾は国内にありますが、地域の学習塾で子どもたちに日々の学習指導以外に、
マネーリテラシー講座(金融教育)を導入している学習塾は、千葉県内では皆無であり、全国でも数塾にとどまります。
単科制の受講コースとして開講するため、当塾で日々の学習指導を中心とした週4日以上学び放題+個人専用席完備の「プレミアムコース」と並行受講が可能ですし、
他塾に通われてるご家庭のお子さんでも、当塾のマネーリテラシー講座のみを受講することが可能です。
小学生・中学生・高校生それぞれテキストを分けて、理解できる内容を取り扱って、お金とはどういうものなのかということを塾生たちに学んでもらう方向です。
マネーリテラシー教育の指導担当は5教科指導を担当する教務スタッフ陣ではなく、この分野での専門教育を実践されているキッズマネーステーション認定講師、もしくは職務経験のある社会人スタッフが指導に加わります。
また、定期的にイベントとして、著名な専門家やファイナンシャルプランナーを招いての親御さん向け資産形成の勉強会も開講を企画しています。
※1~4 引用:「子どもの夏休みと金融教育に関する調査」 auじぶん銀行(2022年5月)
マネーリテラシー講座 メニュー表
ライフプランとお金の準備(小4~中学生 対象)
1.未来の計画
2.夢を叶える「気持ち」の準備
3.夢を叶える「お金」の準備
4.貯めたお金を増やすための3つの仕組み
生活にかかるお金(小学校低学年~高学年 対象)
1.お給料明細のお話
2.日々の生活にかかるお金
3.お金を上手に使うコツ
4.お金は「感謝のしるし」
資産形成の基礎知識(中学生 対象)
1.貯めたい気持ちはあるけど、月末には財布が空っぽ。。。
2.銀行預金では利息が無いのは分かってるけど、じゃあどうしたらいい?
3.社会保障制度をきちんと知る
4.学費を貯めたい。奨学金の基礎知識
【オプション講座】投資の考え方(中学生~高校生 対象)
ライフプランをつくってみる
ライフプラン(人生設計図)を作ることで、漠然としたお金の不安を明確な目標に変えることができる。家族それぞれの夢やイベントとそれにかかる費用を年表のような形で作成します。
担当スタッフからご挨拶
AQURAS マネーリテラシー講座 担当
キッズマネーステーション認定講師 小峯 洋子
二級FP技能士(国家資格)
AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定)
DCプランナー(企業年金総合プランナー)
スカラシップアドバイザー(日本学生支援機構)
キッズマネーステーション認定講師
「7つの習慣J®」オンライン認定ファシリテーター
ご挨拶
バブル末期に社会人になり、不動産会社でお客様の資金計画に携わったことが、人生の資金計画の重要さを考え始めるきっかけとなりました。
お金との向き合い方、知識の多少が人生に及ぼす影響は大きく、金銭教育をもっと普及すべきだと感じてきました。
子どもたちが、その無限の能力を伸ばし、夢に向かって努力するとき、お金のことで諦めることのないよう、問題を解決できる知恵と心の下地づくりを目指して活動していきます。
「親が変われば子も変わる」と実感する毎日です。
まだまだ日本では、子どもがお金のことに興味を持つと渋い顔をされるような風潮が残っているかと思います。
子どもでもお金の勉強をするのは当然でしょ?というオトナが増えるような、意識改革も目指していきたいと考えています。