西船橋・稲毛の『自己管理力を鍛えて結果の出せる子に育てる』学習塾：学力再生工房AQURASの村上です。
自己管理できる子に育てば、必然的に学力も優等生の仲間入りを果たしていくという考えで塾生たちの指導に励んでいますが、、、
取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い！”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています（爆）。
新しく始まった2023年度の運営より、小学部は公立中高一貫校受験の専門コース＆中堅クラス私立中学受験コース新設、高校部は今後一斉に増えてくる総合型選抜専門コース新設をはじめ、
千葉県内の学習塾ではほぼ皆無で前例のない唯一であり、全国でも学習塾では数塾しか存在しないマネーリテラシー教育（金融教育）も日々の学習指導と併せて、塾生に指導していくことを決定etc、
読み逃した読者の方は、以下のリンクより↓
＞1月1日更新分「2023年の新年度新学年スタートより、AQURASは県内学習塾唯一の金融リテラシー教育を塾生に提供します」はこちら
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本日で、当塾は開塾13周年のアニバーサリーを迎えました。
学習塾の廃業率が年間17％と言われ、3年経つと2塾に1つは廃業に追い込まれ、しかも西船橋エリアは今夏の夏期講習で「夏期講習全額無料」を謳う大手進学塾がなんと4塾もあり、うち2塾は夏期＋1ヶ月分授業料無料、1塾は夏期＋実質2ヶ月分授業料無料、1塾は小学生授業料がなんと永年無料（あり得なさすぎる）という、もはや大手の資金力優位合戦での生徒獲得競争に市場が晒されていることで、
これでは、個性的な指導方針をお持ちの小さい塾さんの経営は、大抵行き詰まってしまうでしょうね。
そして、このような無料合戦を繰り広げる塾は当然のことながら元を回収しにかかりますから、入塾後しばらくすると当然の如く、オプション取れだの、特別講座取れだの、合宿出ろなどの激しい売込みが始まり、
その営業の激しさに嫌気が刺して、最初無料に釣られて入塾したけど失敗したと言って、ウチの塾に転塾してくるケースも、もはや定番化してきました（爆）。
この13年間を達観して見てくると、都市部の親の教育熱が異常なぐらい高まったというのを感じます。
その背景には、とりわけ母親自身の子育てに関する悩み増加、さらにそれを生み出しているのは母親自身の孤独感の増長というのを、色々な親御さんと話していて実感しますね。
特筆すべき点として、母親の過干渉や過保護による不登校の子の増加が異様なまでに増えているのと、ご両親の決断をもととする中学受験に向かう家庭の飛躍的増加も、以前では考えられない程増えていることです。
ウチの塾で過去に少なからず起こってきたのは、父親が単身赴任で普段は家庭にいないため、母親が子育てを一気に抱え込んで精神的に疲弊しているケースでした。
誰かに相談したくてもなかなか誰にも相談できない、ご主人に相談したくても近くにいないから捕まらない、子どもは学業面で色々とやらかして、周囲の目や近親の目も気になってしまい、ご主人から子どもの教育を任されている以上、子育ての失敗が許されない状況となってしまっている…
それが母親の孤独感を増長させてしまい、子育てが失敗できない以上私が頑張るしかないと肩のチカラが入り過ぎて、必要以上にお子さんに対しての要求基準が上がったりすることで、
無意識のうちに過干渉となっていることに気づけていない母親がものすごく増えています。
その結果、子どもが潰れてしまって不登校になってしまったり、母親自身の理想に子どもの現実が追いついていないことで自分自身を責めてしまうことで子どもに更なる刃が向いたりと、結局は母親の独りよがり思考で子どもが不幸に陥っていく流れが残念ながら確立されてきつつあるのが現状です。
母親がフルタイムで働かないといけなくなった社会構造の変化も多く、これは政治の責任でもありますが、家族経営に余裕がなくなったことで母親の負担が増えているのがひとつの要因であるんだろうなと感じながら。。。
頑張っている母親のメンタルをどうフォローしていくか…
結局、それが子育てにおける問題解決に直結するでしょうね。。。
次に、ここからは母親だけでなく父親も含めての家族における決断の変化として、、、
小学校の治安が悪いから、本意ではないけど中学受験させて地元学区以外の中学に行かせようとする家庭の増加も、13年前とはかなり異なった社会背景となっています。
てっきり都内一等地の話だけかと思っていましたが、西船橋工房のウチの塾生が通っている小学校で「クラス30名中、受験するのが29名」ということに驚いただけでなく、稲毛駅前工房のウチの塾生が通っている小学校でも「クラス30名中、受験するのが30名全員」という驚愕を通り越した現象が起こっているのも衝撃でした。
これには私立だけでなく公立中高一貫校開設の影響が色濃く出ていて、ダメもとでもいいから、とりあえず受験させようとするご家庭が増えたのも要因です。
子どものためにより良い教育環境を求めて中学受験をするというのは想像に難くない中で、ウチの塾でも公立中高一貫校を受験したいということで問い合わせや面談にお越し頂くご家庭も多々あるわけですが、
本気で中学受験に向き合おうとする家庭と、中学受験ごっこ（もしくはお試し中学受験）で終わる家庭の二極化が進んでいると感じます。
後者の方に関しては「小学校のカラーのペーパーテストで90点や100点取れてるから、公立中高一貫校も合格るでしょ？」という甘い認識のご家庭が多く、
私から四谷大塚の予習シリーズなどの中学受験用テキストを提示して説明をさせてもらうと、こんなに難しくて大変なモノとは思わなかった…やっぱり辞めます。。。と言って退散するご家庭がほとんどです。
千葉の公立中高一貫で一番下にあたる稲毛国際中でも、令和4年度入試は、受験者846名に対して合格者160名という、ヘタな大学入試よりも遥かに厳しい大激戦です。
そもそも、一番下とは言っても系属の市立稲毛高校は偏差値63ですから、もともと頭がクルクルパーで入れる高校ではありません。れっきとした進学校です。
中学校でも学年上位につけていなければ合格できない高校を「小学校のカラーのペーパーテストで90点や100点取れてるから、公立中高一貫校も合格るでしょ？」という認識で受験しようとすること自体が違うかなと。
ウチの塾で中学受験を目指している塾生と応援してくれている親御さんは、受験に向けてすごく真剣に向き合って下さっているので、ウチの塾としても指導面で助かっているというか、何とか結果につなげてあげなきゃというプレッシャーはありますが…（汗）。
ただ、これもまた、ここまで数多くの親御さんと面談してて感じたのは、周りがみんな受験するからウチの子もとりあえず受験させる…という、周りから浮かないように消極的選択での中学受験を選ぶケースがこんなにも多いのかということには、驚かされたというか。
首都圏とはいえ、千葉だと超高所得者層だけしかいないエリアならまだしも、それ以外のエリアでの公立小学校のクラス全員が中学受験とか、周辺エリアの小学生のご家庭から見たら異常事態ですからね。
で、子どもの将来のキャリア構築を真剣に考えての中学受験ではなく、周りが受験してるからウチも中学受験させないと地域内で浮いてしまう…という話をされていた親御さんを見ていますが、一体誰のための人生で、誰のための受験なのかを、今一度考えてもらいたいというか。
そこに、親として子どものキャリア構築への明確な指針を示せるかどうか。
もちろん中学受験で難関校に入るのも正解ですし、公立中学・公立高校から難関大学に進学するのも正解です。
早熟の子なのか、その逆の子なのかで、受験の方向性や手段も異なります。
そこに異論はなく、ただひとつ解せないのは「わが子のことを思って」「わが子の将来を考えて」という誰も反論しようがない大義名分を掲げて、子どもの特性や希望を無視して、実は親の不安解消や自尊心を充たすために子どもを利用しているケースが存在していること。
中学受験は、高校受験よりも遥かに学習指導や進路指導・志望校戦略が難しいです。
だからこそ、子どもの特性をしっかり見極めた上で、勝負をかけるところが中学受験なのか、高校受験なのか、大学受験なのかを決断してほしいかなと思うんです。
子どもの性格や特性を無視して、親の望む方法を突き通して、子どものキャリア構築を阻害する選択ミスは避けてもらうことを望む次第ですね。
開塾して13周年を迎える中で、子どもの子育てに不安や孤独を感じている親御さんの一助になることも、頑張って己自身を高めて自分の価値を上げようとする塾生たちの大きな助けになるためにも、
まだまだ私自身が取り組んでいきたい指導があるなぁと気づかされた、アニバーサリーでした。
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当塾は、学び放題のプレミアムコースでお子さんに学習習慣を身につけさせるため、塾生ひとりひとりにいつでも使える専用席を設けているため、そんなに簡単に空きが出ません。
満席になりましたら、いつも入塾をお断りさせてもらっております。
その際は入塾予約を受け付けることになりますので、入塾をご検討のご家庭はお急ぎ下さい。
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