西船橋・稲毛の『自己管理力を鍛えて結果の出せる子に育てる』学習塾:学力再生工房AQURASの村上です。
自己管理できる子に育てば、必然的に学力も優等生の仲間入りを果たしていくという考えで塾生たちの指導に励んでいますが、、、
取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。
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最近の入塾問い合わせの傾向を見ていると、ウチの塾に関しては、2つの傾向が見て取れます。
それは、中学受験ドロップアウト組と、オンライン塾通塾での成果上がらなかった組でしょうか。
で、この2つの傾向に共通するキーワードは、やはり、親のお子さんに対して描く「素材評価の判断ミスによる成長ロードマップとの乖離」「期待値高すぎる故の分析不足、それによる他責思考」が挙げられるというか。
両方とも見ていると「あー、これは子どもが潰れるわな」というのが、面談時点ですでに浮き彫りとなります。
簡潔に挙げていこうかなと思います。
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「素材評価の判断ミスによる成長ロードマップとの乖離」
塾業界(特に大手進学塾)が収益性向上と図るためにマスコミと結託して扇動したんじゃないかと思えるぐらい、首都圏での中学受験がヒートアップしています。
確か最新の新聞調査だと、23~24%の小6生が中学受験してるみたいで、要は4人に1人が中学受験してるってことですよね。
ウチの塾の最寄りの小学校でもそれがなかなかひどく、公立中高一貫校のなんちゃってお試し受験組も併せると、クラス30人中30人全員が中学受験とか、30人中29名が中学受験という、あまりにも滑稽というか、
周りがやってるからウチの子も…といった明らかなリサーチ不足による安易な中学受験にのめり込むご家庭が増えている印象を受けます。主体的理由によるものではないんですよね。
で、メディアが煽りに煽って公立中学のなってなさをPRしまくっているため、親の不安を増長させて中学受験させるという社会的構図ができあがってきているのも皮肉ですが、私個人としては、別に中学受験自体は否定しているものではなく、要はお子さんの適性や成長段階(素材評価)に見合った選択を親ができているかということでしょうか。
確かに、お子さんの将来設計を考えると、少しでも良い学習環境を用意したい…という親心自体はすごく分かるんです。
問題なのは、お子さんの精神的な成熟度が達していない段階で、親のエゴによる一存で中学受験を強行すると、大体はお子さんが途中で潰れるか、受験終了後の中学入学後に燃え尽きてしまい廃人化するか、廃人化回避しても勉強に激しい抵抗感を抱いて結局高額な塾通いになって私立入れても塾通いで家計圧迫になるか…などなど、このような展開が待ち受けています。
中学受験は、基本的に精神面で早熟なお子さんが成功する入試と言われています。
早熟なお子さんは合理的思考で生きるための知恵が回るため、確かに受験も計算づくで割り切って臨めるでしょう。
が、そうでないお子さん:要は精神的にまだまだ発展途上のお子さんに関しては、本能の赴くままに生きているので、イヤなものはイヤだと言い切ってしまいますし、自分が充たされない行動に疑問符を抱くようになり、思いっきり生産性が低下します。
発展途上のお子さんが悪いというのではなく、まだその段階に達していないだけで、この手のお子さんは高校受験や大学受験になってくると強いですね。
自我が自然に発達してくるため、やらされ感ではなく、主体的決断による行動として、お子さん自身が納得感を持って行動するため、成果に結びつきやすいんですよ。
中学受験は、親のレール(子どものためのひいた成長ロードマップ)に素直に乗っかってくる早熟なお子さん(悪い意味で言ってるのではなく)には向いている入試スタイルなので、まずはお子さんが早熟組なのか後発組なのかを、親がしっかり見極める必要があります。
で、お子さんが後発組であると思われた場合は、お子さんの意志や感情を考慮した上で、親御さんが勇気を持って撤退戦略をとれるかどうかです。
これがなかなかできない親御さんが実に多い。なので、最近のマスコミ報道では、子どもの受験のはずなのに親がヒートアップしすぎて教育虐待につながるニュースを頻繁に聞くようになり、もはや本末転倒でしかないなと。
そのまま強行すれば、お子さんの心的ストレス増大による悪影響が十分考えられますし、家族間の関係にも亀裂が生じると分かっているのに、親の「この子の将来のためだから」という単に自尊心を充たすための自身のエゴでお子さんの成長ロードマップを描くべきではないと、私は思いますね。
高校受験や大学受験よりも、中学受験の方が科目数が少なくて楽だから…という親御さんもいるようですが、それは明らかにリサーチ不足です。聞き触りの良い安易な情報にしか耳を傾けてこなかった、ご自身の不勉強を反省して頂きたい。
むしろ、高校受験や大学受験の方が勝てますよ。
あまりに入試が多様化してるので、いくらでも手の打ちようがあるんです。で、難関大学にジャイアントキリングで合格していく子をたくさん見てきていますから。そのために長期的・計画的にお子さんのキャリア構築を進めていけばいいだけの話なので。
ウチの塾に入塾相談されてきたご家庭は、親御さんがお子さんの適性や素材評価をしっかり見極められてきた上での合理的判断と決断をされているなというのを、面談時の親御さんの様子からすごく感じますね。
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「期待値高すぎる故の分析不足、それによる他責思考」
世の中がオンライン学習塾だらけになってきたことで生じているというか、ようやく歪みに気づいてきた親御さんが増えてきたといったところでしょうか。
手軽にオンラインで学習指導を受けられるから、これで十分でしょ!…と考える親御さんのお子さん、大半は、成績面が伴っていないんじゃないかな。良くて現状維持、ほとんどはむしろ下落傾向にあると思われます。
単にメディアが報じていないだけで、少なくとも私の周りの塾長さんからも同じような話で溢れていますし。
海外とか、国内でも最近ではリモートワークからオフィスワークへの回帰が進んでいるようですね。単純作業はそのまま在宅で、で、それ以外はオフィスでみたいな。分かる気がする(笑)。
リモートワークだと、サボろうと思えばいくらでもサボれるし、手を抜こうと思えばいくらでも抜ける。もちろん、自制心を持って生産性を高めている方もいるかもだけど、大半は気楽な環境下となるので緊張感を持っての仕事にはならないですし…(オンラインでのMTGや取引先との商談はそうはならないでしょうし、中にはコンフォートゾーンに身を置いた方が生産性が上がると主張する方もいると思うので、一概には言えないものの)。
このようにオフィスワーク回帰の流れこそが、まさに生産性の面での問題を象徴しています。
子どもの勉強面でも、実は同じであるということを親が気づけているかどうかです。
オンライン指導で成績が上がる子というのは、大学受験、しかも上位層の自制心のある自己管理できる子であれば、成果を上げる可能性は極めて高いです。自我と目的がはっきりしているので、総合型選抜でのジャイアントキリングを目指す子でもイケるんじゃないかな。
問題となるのは、反抗期真っ只中の中学生、それと自分の欲望のままに生きる中下位層の高校生、自制心がまだ備わっていな小学生全般といったところでしょうか。
小学生は親御さん主導で管理すると思いますからどうにでもなるとは思いますが、中下位層の中学生と高校生はオンライン指導ではムリです。
自制心がないからこそ、それに見合った成績になっているわけで、ほとんどの子が生活習慣が乱れていますから(スマホジャンキーなどなど)。
こういった子たちは自分に甘甘なので、学習指導をする以前にメンタル改善による生活習慣改善をしていかなければ、まず成果に結びつくことはないと思って下さい。
オンライン指導で成果が上がるのは、偏差値60以上の上位のみと思ってもらっても構わないというか、もっと言えば65以上の子じゃないと難しいんじゃないかな。特に都市部では誘惑が多すぎるので。
先述した中学受験の親御さんの誤りとして、親御さん自身のリサーチ不足によるお子さんの崩壊を上げましたが、こういったオンライン塾受講の件も、上手くいってないご家庭に共通するのは、結局は親御さんの思慮の浅さと背景認識不足によるものです。
で、お子さんの結果が出ないと、指導が悪い、塾が悪い…と言い始める。他責思考の人生、お疲れさまです。
他責思考の方の人生における幸福度は低くなりますからね。
その思考を改めない限り、お子さんの学業面も変わることはないでしょう。
お子さんに成果を出させたいのであれば、親御さん自身も勉強する必要があります。このような情報入手も含めてですが。
中下位層の中学生・高校生の学習指導で成果を上げたいのであれば、オンライン指導は完全に不向きです。間違いなく、対面指導での塾に通わせた方が成果が上がります。
勉強に対する考え方や自身のキャリア構築もまともに考えずに目の前の楽しみを追い求めるお子さんに、学習指導による解法テクニック云々を指導したところで、誰がどう見ても「猫に小判」「馬の耳に念仏」ですし、
そこに多額の授業料投入というのは、日本経済を循環させるという社会的貢献という意味合いでは良いのかもしれませんが(笑)、お子さんの成果にはつながらないでしょうね。親の不勉強ゆえです。
お子さんの精神面と時間面を潰さないためにも、親御さん自身が情報の取捨選択を見極めながら学ばれて、選択と集中をされていく必要があるということを、ぜひ知ってもらえればと思います。
3月から、ウチの塾も新学年新学期が始まります。
そろそろ春期講座の準備もしないとですね。
春先から入塾したお子さんが、塾では最も成果を上げていますから。
夏入塾や冬入塾よりも、進捗面やカリキュラム含めて、計画的に事が運びやすいからです。
それは年間通して、この時期に入塾したお子さんが得られる多大なメリットですよ☆彡
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当塾は、学び放題のプレミアムコースでお子さんに学習習慣を身につけさせるため、塾生ひとりひとりにいつでも使える専用席を設けているため、そんなに簡単に空きが出ません。
満席になりましたら、いつも入塾をお断りさせてもらっております。
その際は入塾予約を受け付けることになりますので、入塾をご検討のご家庭はお急ぎ下さい。
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