子どものスマホ依存は親のせい…という記事を一読して、心が痛むんですよね。

『親子共創戦略で未来をアップデートする学びの設計専門』学習塾:戦略設計学習塾AQURASの村上です。

自走(自己管理)できる子に育てば、必然的に学力も優等生の仲間入りを果たしていくという考えで塾生たちの指導に励んでいますが、、、

取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。

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「先生、私の育て方が間違ってたんでしょうか…」

先週、面談でそう言って涙ぐんだお母さんがいました…現在、SAPIXさんに通う小5のお子さん。

成績は決して悪くない…でも、最近スマホばかり触るようになって、親子関係がギクシャクしている…と。

「勉強しなさいって言っても聞かなくて…注意すると『お母さんだってスマホ見てるじゃん』って言い返されて…」

その言葉に、何も返せませんでした。

「自分もスマホを手放せない」という罪悪感。「子どもの前で良い見本を示せていない」という自責の念…そんな感情がお母さんの表情から滲み出ていたからです。

午後11時、リビングの光景…想像してみてください。

その時間になって、やっとすべての家事が終わり、ソファに座る。

朝6時に起きて、朝食を作り、子どもを学校に送り出し、仕事に行き、夕方には塾の送迎。

帰宅後は夕食の準備、お風呂の準備、明日の持ち物の確認…そして塾に通っているなら、さらに大量の宿題のサポート…。

「この解き方で合ってる?」
「なんでこんな問題も解けないの?」
「ねえ、ちゃんと聞いてる?」

気づけば、声のトーンが上がっている。
お子さんの顔が曇る…。

「ゴメンね」と心の中で謝りながら、また次の問題へ。

そうして、午後11時。
手に取るスマホ…。LINEの未読が15件…返信しなきゃ…。

インスタを開く。友達の投稿に「いいね」を押す。

そして、受験情報の掲示板。

「あの中学、今年は問題傾向が変わるらしい」
「あの塾の先生が言ってたけど…」
「うちの子、先日の模試でこんな成績でした…」

不安になる。うちは大丈夫だろうか…

また別のスレッドを開く。また別のブログを読む…。

気づいたら、30分経っている。

ふと顔を上げると、リビングの反対側で、子どももスマホを見ている。

「…あれ?」

さっき「もう寝なさい」って言ったのに。

「ちょっと、何見てるの!もう12時近いよ!」
「お母さんだって見てるじゃん」

返す言葉がない…これは、誰が悪いのか…?

このとき、多くのお母さんは自分を責めます。

「私がちゃんとしてないから…」
「私が見本を示せていないから…」
「私の育て方が間違っていたから…」

でも、本当にそうでしょうか?

違います。
お母さんは何も悪くない。

実は、環境がそうさせているんですよ。

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私は15年間この西船橋で塾を営んできた中で、何百組もの親子を見てきました。

そして、いつも思うんです。

お母さんは、誰よりも子どものことを考えている。

だからこそ、苦しくなる。 だからこそ、自分を責めてしまう。

「もっと良い母親にならなきゃ」

「もっとちゃんとしなきゃ」

「もっと子どもに向き合わなきゃ」

そう思えば思うほど、心に余裕がなくなる。

余裕がなくなるから、スマホに逃げる。

スマホに逃げる自分に、また罪悪感を感じる。

この悪循環を、私たちは何度も見てきました。

だから、声を大にして言いたいんです。

お母さんは、何も悪くない。

私たちは、お母さんの味方です。

「ここに来れば、少し楽になれる」 「ここでなら、本音を話せる」 「ここでなら、弱音を吐いてもいい」

そう思ってもらえる場所でありたいと思っています。

そんな思いを抱きながら日々を過ごしていたある日、Yahoo!ニュースで、こんなタイトルの記事が目に飛び込んできました。

「子どものスマホ依存、原因は『保護者』?」

正直、カチンときました。「また親を責める記事か」と。

でも、クリックせずにはいられませんでした。

なぜなら、このタイトルに書かれていることが、私が日々感じていることと重なっていたからです。

そして、記事を読み進めるうちに、私の予感は確信に変わりました。

記事の中で紹介されていたのは、国立青少年教育振興機構が2017年に実施した調査です。

日本、アメリカ、中国、韓国の4カ国で、小学5年生から中学2年生までの子どもたち約2,000人を対象に行われたこの調査。

その結果は、衝撃的でした。

インターネットの利用時間が長い子どもほど、

  • 親との会話が少ない
  • 親と話すことや一緒にいることが「好き」と答える割合が低い
  • 親と一緒にいるのが「とても楽しい」と答える割合が低い
  • 親を尊敬する意識も低い
  • 親と一緒に運動したり、本を読んだりすることも少ない

ここまでは、ある程度予想できる結果かもしれません。

でも、次に示されたデータが、この問題の本質を突いていました。

4カ国すべてで、インターネットの利用時間が長い子どもほど、

「家族が一緒にいてもそれぞれが携帯電話やスマートフォンを操作している」ことが「よくある」と回答する割合が高かった。

「家族と食事や団らんのときでもよく携帯電話を操作する」という回答の割合も高かった。

つまり、こういうことです。

子どものスマホ依存は、子ども個人の問題ではなく家庭全体の環境の問題だったのです。

そして、その環境を作り出しているのは、他でもない「親」だったんです。

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この記事のタイトルは「子どものスマホ依存、原因は『保護者』?」でした。

一見すると、親を責めているように見えます。

でも、私はこう読み取りました。

親も、被害者である…と。

なぜなら、親がスマホに依存せざるを得ない「環境」があるからです。

特に、中学受験をしているご家庭はその傾向が顕著です。

中学受験の情報は、今やネットやSNSに溢れています。

「あそこの中学の入試傾向が変わったらしい」

「あの塾ではこんな対策をしているらしい」

「あのお子さんは、この問題集で偏差値が10上がったらしい」

こうした情報が、24時間365日、スマホの中に流れ込んできます。

そして、親は思うのです。

「知らなかったら、うちの子が損をするかもしれない」

「他の子は知っているのに、ウチだけ知らなかったら…」

不安だから、情報を集める。 情報を集めるほど、さらに不安になる。 そして、また情報を探す。

この無限ループ…気づいたら、スマホが手放せなくなっている。

これは、中学受験という環境が生み出した「構造的な問題」なんです。

そして、あなたのその姿をお子さんは見ています。

「お母さん、また携帯見てる」

「お父さん、さっきから何見てるの?」

親は「勉強しなさい」と言いながら、スマホを手に持っている。

お子さんは「わかってるよ」と言いながら、スマホを手に持っている。

この光景が、毎晩リビングで繰り広げられている。

これは、個人の問題ではありません。

家族全体の、そして中学受験という環境全体の問題なのです。

この記事を読んで、私が改めて思ったこととして、

それは「子どものスマホ依存を責める前に、まず親自身がスマホに依存せざるを得ない状態になっていないか、一度立ち止まって考える必要がある」ということ。

でも、それは簡単なことではないなと。

ひとりで立ち止まるのは怖いから…です。

「立ち止まっている間に、他の子に置いていかれるかもしれない」

「情報を見逃して、取り返しのつかないことになるかもしれない」

そんな不安が、親を駆り立てます。

だから、ひとりでは難しい。

なので、私たちのような場所が必要なんだと思います。

中学受験は「合格」がゴールではありません。

もちろん、志望校に合格できれば嬉しいです。

成績が上がれば、子どもも自信がつきますし。

でも、それ以上に大切なことがあります。

その過程で、親子がどう向き合うか。

その過程で、お子さんがどんな成長を遂げるか。 その過程で、お母さん自身がどれだけ心の余裕を持てるか。

もし、中学受験を通して親子関係が壊れてしまったら?

もし、合格したとしても、その後の親子関係に溝ができてしまったら?

それは、本当の意味での「成功」と言えるでしょうか?

私は、言えないと思います。

成績を上げることも大切です。 志望校に合格することも大切です。

でも、それ以上に大切なのは、親子が笑顔でその道を歩めること。

お母さんが「ここなら話せる」と思える場所があること。

お子さんが「ここなら頑張れる」と思える環境があること。

そして、家に帰ったとき、親子でスマホではなく、お互いの顔を見て会話ができること。

それが、私たちが目指す「寄り添い中学受験」のカタチです。

もし、今この文章を読んでいるあなたが、

「子どもの受験でいっぱいいっぱいになっている」

「自分の育て方が悪かったのかもと自分を責めている」

「スマホばかり見ている子どもにイライラする、でも自分もスマホを見てしまう」

そんな矛盾や罪悪感に苦しんでいるなら。一度、私に話を聞かせてください。

答えがすぐに出るわけではないかもしれません。

魔法のような解決策があるわけでもありません。

でも、「ここでなら、本音を話せる」と思ってもらえるはずです。

「私だけじゃなかったんだ」

「こんなこと思ってるの、私だけじゃなかったんだ」

そう感じてもらえるだけでも、少し心が軽くなるかもしれません。

お母さんは、ひとりではありません。

お母さんは何も悪くないですし、 私はお母さんの味方です。

そして、もう一度言います。

子どものスマホ依存の原因は、親のせいではありません。

環境のせいです。

そして、その環境を変えることは、ひとりではできません。

だから、私たちと一緒に、変えていきませんか?

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