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さて、先日は稲毛スポーツセンター工房で中間テスト前の教室開放でした。
自主性に任せて来たい奴は来い!やりたくないなら来なくていいと言いましたが、出席は塾生の半分以上だったわけで、みんな点数を取ろうとする意識があってよろしいかと思います。
昨日、Webで面白い記事を見つけたので、今日はその記事を転載しようかと思います。
子どもの習い事についてなんですが、私個人としては、させてみるのは大いに結構だと思うんですが、子どものあらゆる可能性を探るためにさせるのか、それとも、親の欲求を満たしたいが故に、最もな理由をつけてさせる正当化して強引に押し込むのか…かなり意味合いが違ってきます。
以下、本文を転載します↓
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親が子どもに望むことは何でしょうか。
いい友達に恵まれること、いい会社に入社できること、いい結婚ができること……いろいろあるとは思いますが、きっと“子どもの幸せ”がなにより親の望むことですよね。
その幸せのために必死に育児をするお母さんたち。「子どもにはこうなって欲しい」と望むあまり、気付けば親のエゴで子どもの人生を動かしてしまっていることも……。
そこで今回は、育児もひと段落ついた50代以上のお母さん150人に“親のエゴだったと思う育児”を伺いましたので、ランキング形式でご紹介します。
育児真っ最中のお母さん方、ぜひ参考にしてみてください。
■第3位:親の感情で接してしまった
親の感情で怒るなど、感情で子どもに接していたという意見が3位となりました。
・「怒ったときに、謝り方が気に入らないと何度も言い直させた」
・「悪いことをした時叩いていた」
その親の子どもたちは成長して「卑屈になった」「顔色を伺ったり、人の反応に神経質になった」と、育児方法との因果関係はわからないものの、人格形成にネガティブな影響を与えてしまったことを後悔している声がありました。
しかし育児中には頭でわかっていても、なかなか感情を抑えられないことも多いですよね。感情が爆発する前に、まず深呼吸するクセをつけましょう。
簡単なことですが、それだけでも意外と落ち着くものですよ。
■第2位:習い事をさせた
よかれと思ってやらせたことが、裏目にでてしまったようです。2位は習い事をさせたこととなりました。
・「子どもの可能性を見つけてあげたいと一週間毎日習い事をさせていた、もっと自由に遊ばせてあげればよかった」
・「行きたくない塾にかよわせていた」
『WooRis』の過去記事「ゲッ…子どもの習い事がきっかけで?“毒親”の引き金となる危険性とは」でも、押し付けは子どものやる気や自尊心を潰してしまう可能性があることをお伝えしました。
また「遊びを通してしか得ることが出来ない“2つの学び”とは何か?」によると、幼児期の遊びが伸びる子を育てるとのことです。
習い事をすることで時間に余裕がなくなったり、もしかしたら叱ることも増えてしまうかもしれませんよね。本当にその習い事は必要なのか、ちょっと胸に手をおいて考えたいところです。
■第1位:勉強や受験をさせた
学歴社会だったその時代背景もあるのかもしれません。勉強・受験が1位となりました。
・「中学入試を無理やりやらせた。その結果、行きたくない中学に入り、不登校になった」
・「強制的に机に向かわせたことが、なんどもあります」
後悔の内容としては、
・「もっと子どものうちしかできない経験を増やしてあげればよかったと後悔している」
といった勉強以外の時間の使い道を考えたものから、
・「自分自身の意思で勉強した時にしか身につかなかったのに、随分酷いことをしてしまったと思います」
と自主性を尊重すればよかったという意見までさまざまでした。
勉強も大事かもしれませんが、子どもが純粋に楽しめる時間を邪魔する結果にならないようにしたいですね。
いかがでしたか?
育児中は学びも反省も多く、後悔もたくさんあるでしょう。懸命に子どもを育ててきたからこそ、いろんな思いがあるのではないでしょうか。
しかし、親のエゴだとは思っていながらも、子どもに与えたしつけや教育・教養は、悪い結果になってしまったことばかりではないはずです。
悩みながらも、子どもと真正面から向き合い、幸せな人生に近づけるよう送りだしてあげたいですね。
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結局、親のエゴで受験を強要したというパターンが、時代の流れを反映して堂々のトップになってしまった感があります。
別に、お受験や中学受験を否定しているわけではありません。
そこに、親の欲求や世間体を気にした見栄が第一義ではなく、お子さん自身も納得して決断し、立ち向かったのであれば、それは納得できるし、有意義な形となったはずです。
しかし、お子さんが望まないのに、親自身の学歴コンプレックスetcの解消のために、お子さんを「あなたの将来のためなのよ!」と無理やり正当化して押し切って受験させるのであれば、それは愚かなことだと私は思います。お子さんはその理由が納得できず、無気力になって終わるでしょう。
習い事は難しいですね。
だって、子どもにはどんな可能性が眠っているか分からないので、色々習い事を検討しても、如何せんお子さんが幼ければ、自分の意志も考えも決断もありません。
だから、子どもが何をやりたいかなんて、初期段階で具体的に分かるわけないので、ひとまず親が勧める習い事をやらせてみる…それが無難な選択肢であることも確かです。
子ども自身の意思を尊重する…小学校高学年くらいになればそれは可能ですが、そこに至るまでは子ども自身の選択と決断は難しい。だから、親の見立てと、柔軟な方針転換が不可欠なのかもしれませんね。