不平不満を言いまくると「脳が物理的に変わる」と科学的に判明。愚痴を言うだけで「深刻なリスク」を回避する方法は?

芸能人の不倫問題で最近はメディア中心の世論が並んでいるわけですが、このような風潮で他人をディスるだけでなく、満たされていない自分の人生に対しての不満の捌け口として悪口を叩いたり不平不満を口にする方はどんどん増えている印象を受けます。

政治が民衆のためではなく、一部の特権階級ともいえる方々のためだけにされていることも、官僚がどうにかして年金を国民に払いたくないとコツコツ納めてきた民衆を奈落の底に突き落とす政策ばかり掲げているのも、もはや時代についていけない制度疲労ゆえの弊害と言うしかないのが現状ですからね。そんな社会では愚痴が減るわけありません。

さて、そんな愚痴に関することですが、ある研究が非常に共感できる内容だったので、今日はその内容をご紹介します。長いので、一部抜粋にて。

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〇日々の仕事と生活の中では気が重くなる案件もあるだろう。思わず不平不満が口をついて出てしまうのも無理はないが、何度も言い続けていれば、そのうち“ネガティブ脳”に変化して幸せからどんどん遠ざかってしまうことが各種の研究で報告されている。

〇大人になれば身長の伸びは止まり、身体はゆっくりと老化のプロセスへと突入していくわけだが、人生の後半戦になってもトレーニング次第でいかようにも開発できるのが脳だ。脳の持つ変幻自在な可変性は神経可塑性(neuroplasticity)と呼ばれ、新しい神経回路がつながるようにシナプスを変化させることができる脳の能力を意味する。これにより、古い習慣を捨て去り、新しい習慣を獲得し、新たなスキルを学び、成長し、変化し、人間として本質的に“進化”することができるのだ。

〇形成された“ネガティブ脳”はさらにネガティブな方向へ“強化”されていき、うつ病などの精神疾患を発症することになる。すぐにネガティブな考えが思い浮かぶことはもちろん、ネガティブな現象に敏感になり身の回りの“悪い知らせ”ばかりに気がついてネガティブなスパイラルに陥っていくのだ。普段から何気なく不平不満や悪態を口にしていると、このようにきわめて深刻なリスクに晒されることになるのである。

〇米ノースカロライナ大学チャペルヒル校の心理学者、バーバラ・フレデリックソン教授は、ニュートラルになった脳を“ポジティブ脳”へと作り変える手段としてマインドフルネス瞑想を推奨している。フレデリックソン教授の研究チームが3カ月を費やした研究で、毎日瞑想する人はそうでない人よりもポジティブな感情や高揚感を多く感じていることを突き止めている。「毎日瞑想をしている人は、精神的充実、人生の目的、社会的支援を見いだし、病気の症状を改善し続けています」(フレデリックソン教授)

〇1日15分から20分の瞑想を続けることで脳を作り変え、人生全体をも好転させることができるということだ。

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ウチの塾、4月の新学年新学期からこれまでのマインドセットのやり方を改良し、さらに「心」の在り方を充実させるための方法に変えようと色々と動いています。

そのための教材、何を使おうかなとか思いながら、とりあえず村上は数多くの書籍に目を通している休日を過ごしています。立ち読み時間が長すぎて、足への疲労蓄積が…(苦笑)。

塾生たちにも言い続けていますが、緊張感を持ってミッションクリアに向けて真剣に取り組むことが大切だと説いていますが、ネガティブな思考にならないよう釘を刺しています。ネガティブ思考で物事が上手くいくケースはそんなに多くはありません(一部の慎重を要するミッションは別として)。

今回返却されてきた千葉県統一テストの結果も、やはりポジティブ組の方が結果は良かったですね。とはいえ、自意識過剰にならないよう厳しく指摘していきますよ、これからも。

さて、「最新・更新ページ」に新年度新学年新学期の塾生募集の先行受付開始のご案内をしております。現在、西船橋工房は満席状態ですが、春からは受験生も抜けるので多少の定員充足となるかと思います。

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ですが、すぐに埋まってしまうと思われますので、当塾に入塾を希望されるご家庭は早めに中学3年分の英単語完全制覇の特別講座を受講されることをお薦めします。



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