出張で札幌に飛んでいました。
初めて北の雄:北海道大学のキャンパス内を散策しましたが、開放感のある四季豊かな場所ですね。クラーク博士の銅像も、なんかいい感じでw
他塾の親交ある塾長先生や塾関係者の方とお話しする機会は多いのですが、Zoomなどリモート下におけるオンライン指導に関しては、やはり皆さんご苦労されていらっしゃるようですね。
ウチの塾はもはやオンライン指導をバッサリ切り捨ててしまったので関係ないと言えば関係ないんですが、オンライン指導に腐心してそこで精魂使い果たしてしまい、肝心の通塾してくる生徒さんの対応まで手が回らないといった先生の声なども聞いていると、オンライン指導はやはり難易度が高いなと改めて感じますね。
エリアにもよりますが、コロナ禍になってから、中学生全体の通塾率は以前より下がったというよりは「横ばい」もしくは「オンライン指導へとシフト」した傾向が強いようです。
オンライン指導で密を避けることで親御さんにとっては感染からの不安を和らげたり、お子さんにとってはいつでも質問できるなどメリットが主に強調されていますが、小・中学生においてはメリットよりもデメリットの方が遥かに多いことは、メディアをはじめとした既得権益層がまず情報発信しませんね。
それをしようものなら、スマホのオンラインゲームなどのスポンサーが一気に広告やCM打ってくれなくなっちゃいますから(苦笑)。
消費者金融のCMが無くならないのと同じ構図。
この国は、教育よりも経済が優先される所以です。
オトナはリモート利用でもビジネスとかである以上、自制が利きますからね。
しかし、子どもはそうはいかない。
子どもは、そのようなリモート環境をいかに都合よく楽をするか、楽しいことをするかに大勢が流れます。オトナのように自制が利いた上での利用はかなり限定的です。
全国にあちこちいらっしゃる実力派の塾長先生方と私もほとんど同じ見解ですが、オンライン指導で成果が上がる中・高校生のタイプは2パターンしかありません。
それは、
「成績上位の中学生」
「志望大学が決まっていて目的意識が完成されている高校生」
のみです。
要は、自制心が利いて誘惑に負けずに取り組めるかどうか…です。
成績上位というのは、偏差値60前後あたりと仮定すると、中学の定期テスト5科380~400点以上の子しか該当しない計算になるかと。
それ以下の成績帯の子は、オンライン指導で効果を上げるのは難しいと考えた方がよいでしょうね。
成績中下位層の子がオンライン指導に傾いた時点で、もはや勝負に持ち込む前からすでに負け試合が確定していると言ってもあながち間違いではないかなと。
高校生も同様で、恐らくは反抗期が落ち着いて自我がある程度確立された子であれば、将来設計を実現するためにオンライン指導でもひたむきに取り組むと思いますが、目的意識もない、志望大学も決まっていない、楽しいことばかりに目が眩んで自制すらできない子もオンライン指導が続くことはないでしょう。
そもそも、オンライン指導でお子さんを上手く伸ばすには「家庭学習(自学)」という下地がないと、授業そのものが成立しません。
家庭学習の習慣が定着している子の割合が高いのも、先ほど申し上げた偏差値60前後あたりからの学力層が占めていますから。。。
オンラインでどれだけ分かりやすく質問対応したところで、その場限りの質問対応⇒問題解決で満足してしまい、十分な学習量を確保せずに「自分はできるようになった」と履き違えて終わるのが関の山です。
定着度を上げて学力の底上げを行い、定期テストも模試の成績も上げていくとなると、節目節目の厳しい進捗チェックと徹底した演習量が絶対条件です。オンライン授業と質問対応に飽き足らず、自学でも己を甘やかさずにバンバン演習して、できるまで何度でもやりきる子が、オンライン指導でも伸びてくる子の特徴だというのは疑う余地がありません。そして、それを達成することができるのは自制心の利く上位層のみであるということを、何度でも申し上げたいと思います。
逆説となりますが、成績上位でなくてもオンライン指導を受けてはいけないというわけではなく、成果が上がらないことを予め大きなリスクとして受け入れているのであれば、大した問題でもないかなと。
オンライン指導はあくまでも勉強を教える場・質問できる場であって、学力や成績を上げる場ではないということを理解されて、配信先やお子さんに費用をかけた分の期待を抱かなければ、親御さんもショックを受ける幅は狭くて済むのかなと。
話は戻りますが、中学生全体の通塾率はそんなに変化はないようですが、オンライン指導に切り換えたのと、通信教育の受講が増加した調査結果が出ているようです。
この時点で、もはや学力二極化の流れはますます加速することが決定的です。ここまで文面を一読された親御さんであれば、お気づきになるかと存じます。
千葉県に限らず全国的に同じことになるでしょうが、今年終わった入試も、現受験生が来年挑む入試も、コロナ禍の教育事情も手伝ってか史上稀にみる低学力受験生が多く終結するボトム型入試になることは想像に難くありません。
もとより、そのような入試になろうが、私もそうですがそんな状況下でも塾生に勝たせられる術を持っている塾長先生であれば、いくらでも策を講じることは可能です。
成績上位層でないお子さんほど、オンライン指導ではなく、リアルに通塾された方が学力も成績も上がってくることは言うまでもありません。
どうしてもビジネスですので、このような情報を流せる塾の方が少ないが故になかなか出回らないです。なので、子育てに奮闘する親御さんへ少しでも本質的な情報がお届けできたらいいなと思いつつ、今後も頑張って更新していかなきゃと肝に銘じます。
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