「大卒」と「高卒」の生涯年収はどれだけ違うのか? 塾代や学費を払ってでも大学に行く方が良いのか?

西船橋・稲毛の『自己管理力を鍛えて結果の出せる子に育てる』学習塾:学力再生工房AQURASの村上です。

自己管理できる子に育てば、必然的に学力も優等生の仲間入りを果たしていくという考えで塾生たちの指導に励んでいますが、、、

取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。

新しく始まった2023年度の運営より、小学部は公立中高一貫校受験の専門コース&中堅クラス私立中学受験コース新設、高校部は今後一斉に増えてくる総合型選抜専門コース新設をはじめ、

千葉県内の学習塾ではほぼ皆無で前例のない唯一であり、全国でも学習塾では数塾しか存在しないマネーリテラシー教育(金融教育)も日々の学習指導と併せて、塾生に指導していくことを決定etc、

読み逃した読者の方は、以下のリンクより↓

>1月1日更新分「2023年の新年度新学年スタートより、AQURASは県内学習塾唯一の金融リテラシー教育を塾生に提供します」はこちら

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相変わらずの猛暑が続きますが、読者の皆さんは日々お変わりありませんか?

親御さんの世代の学生時代の夏と、今を生きる子どもたちの夏とでは、疲労度が全然異なります。

昔は8月と言えど、30℃ちょっとの日があるだけで大騒ぎしていたものですが、今では35℃以上なんて朝飯前。

地球温暖化の影響を確実に受けていて、エアコンに慣れてしまった現代の子どもたちの暑さによる耐性低下と反比例して酷暑が続くのですから、体力的消耗は親御さんが学生時代だった頃とは比較にならないはずです。

それでも、暑い中で学業も部活も習い事もこなしている若い世代に感心感心…と、ジジ臭いこと言ってんじゃねーよと自分自身でツッコみつつ、今日のブログ内容はというと、、、

こちらの記事をご紹介します↓

「大卒」と「高卒」の生涯年収はどれだけ違う?
塾代180万円、学費500万円を払ってでも大学に行ったほうが良い?

学歴別の生涯賃金

「ユースフル労働統計2022」の調査によると、学校を卒業した後にフルタイムの正社員を60歳まで続けた場合の生涯賃金は図表1のとおりとなっています。なお、退職金は含まれていません。

(独立行政法人労働政策研究・研修機構 21生涯賃金など生涯に関する指標|ユースフル労働統計2022)

男性は高卒で2億500万円、大卒または大学院卒で2億6190万円となっており、高卒と大卒で約5700万円の差があります。女性では高卒で1億4960万円、大卒で2億1240万円と約6300万円の差となっており、男性より顕著であることがわかります。

塾代と学費を回収できるのか?

大卒と高卒では生涯賃金に6000万円程の差が出るようです。「多額のお金を教育費につぎ込んで回収できるのか」については、私立医大に進学したとか、何年も浪人したなどではない限り、回収できるように思えますね。

それでは、大学に行くための塾代と大学の学費にどのくらいかかるものなのかも知っておきましょう。

塾代

子どもの塾代は、かけようと思えばキリがないものです。どこの塾に行くのか、何歳から通うのかなどによって大きく金額が変わってくるため、一概にいくらとはいえません。

大まかな目安としては、受験を控えている中学3年生、高校3年生で年間30万円程のようです。中学1年生から高校3年生まで6年間通った場合には180万円程ですね。

ただし、有名大学や医学部の合格者を多数出しているような進学塾であれば、年間100万円以上かかる場合もあります。

学費

大学4年間にかかる学費は、国立大学はであればどこでも約250万円(年間授業料53万5800円、入学料28万2000円)です。

私立大学の学費は学校によって異なりますが、文部科学省の調査によると平均額は約470万円(年間授業料93万943円、入学料24万5951円、施設設備費18万186円)となっています。

まとめ

大卒と高卒では生涯賃金に約6000万円の差が出るようです。

大学へ進学する場合にかかる塾代と学費は多く見積もっても1000万円程なので、回収できるのか否かで考えると「回収できる」可能性が高いといえるでしょう。

【出典】

独立行政法人労働政策研究・研修機構ユースフル労働統計2022 21生涯賃金など生涯に関する指標

文部科学省 国立大学と私立大学の授業料等の推移

文部科学省 私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

引用元:ファイナンシャルフィールド

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国内の大学進学率が50%を越えたということは、子どもの2人に1人が大学進学する時代ということですよね。

で、なんで大学に進学する若者がこんなに増えたのか?です。

結局のところ、大学に行くためにかかる諸々の莫大な必要経費を払ったとしても、十分にモトが取れるという採算が立つからということでしょうね。

ただ、これまではそれでよかったのですが、終身雇用が崩壊して実力主義になった今、そしてこれから先もこのような図式になるかは謎ですが…なぜなら、仕事のできない大卒も増えていますからね。

大学が就職予備校化してしまった社会的時代的弊害とも言えるでしょうし。

逆説的に見るのであれば、今後はブルーカラー色の強い仕事の人材不足、エッセンシャルワーカーの不足が確実視されます。

そりゃ、これだけ大学生が増えるということは、みんなホワイトカラーの仕事に就きたくて、だから大学進学する(させる)わけですから。。。

ブルーカラーワーカーが今後需要的に脚光を浴びる可能性がどんどん上がってくると思いますが、昭和の時のような単なる経験上がりの現場労働者ではない、どれだけの専門性を有した状態で現場の実務を遂行できるかどうか…それができるブルーカラー人材がのし上がってくる条件ではないかなと。

なので、ホワイトカラーの知見を有しながらのブルーカラー色に徹する穴場人材が、ヘタなホワイトカラーの人材よりもはるかに経済的価値の獲得につながっていくと思われます。

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