塾や予備校など行かなくたって、塾や予備校に通う人には簡単に勝てますよ。

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2塾生の模試の結果表を見たけど、なかなか頑張ってるようです。

彼は理系なんですが、国語絶好調でしたね。数学はもとからできるので問題なし。

収穫だったのは、前回の模試で学年でケツから2番目だった英語が100位弱順位が上がって、一応持ち直してきた点ですね、

それでもまだまだですが…(笑)

彼が通っているのは、県立薬園台高校。

2学区では県立船橋に続くNo.2の難関校です。偏差値60台後半ってとこでしょうか。

1から彼はウチの塾にいるのですが、入ってきた当初は5340点前後でした。

気がつけば、450点クラスを取るようになっていましたが(笑)

高校に入ってもウチの塾で勉強しているわけですが、そんな彼が最近おもしろいことを言ってくれました。

AQURASみたいなボロ塾から上位の大学に合格して、予備校に頼り切ってる奴ら全員に勝つ!」らしいです(笑)

にしても、ウチをボロ塾(確かにそうですが…笑)呼ばわりはないだろう。

そういうおまえも、そんなボロ塾に長く生息しているわけで…(笑)

そんな彼の勇ましい(?)一言から、今回思ったことをまとめてみます。

AQURASは高校生募集がほとんどありません。理由は、中3からの継続組で溢れているからです。そして毎年継続する半数以上の塾生は、中堅クラスの高校に通っています。

高校で内申をしっかり固めて指定校推薦を取りに行く、英検2級を取って中堅以上の大学に推薦で合格する…など、高校受験で不完全燃焼になってしまい、大学受験で必ず逆転して上位に行く!と決意した連中ばかりです。

ですので、おかげさまでウチの高校生に至っては、ほぼ全員、大学受験は通う高校のレベル以上の大学に合格していきます。偏差値60クラスの高校生たちが合格する大学に、偏差値50前半のウチの塾生たちがどんどん合格していく姿は、毎年見ていて気持ちいいです。

とはいえ、ウチの在籍する高校生も県立船橋・千葉東・薬園台など、難関校に通っている者もいます。みんな成績は優秀です。

街中の小さい塾の宿命かもしれませんが、これまで難関校に通う塾生は高3になると全国的に有名なCMをバンバン流す予備校に行ってしまうのがほとんどです。ウチにも例外なくそういった塾生はいました。それはそれで良いと思っています。

小さな塾は、一般的に見れば、大手の予備校と違って講師陣も情報量も少ないのが現状です。ですので、物理的側面で、講師の質とか自習室の環境とかにこだわる方はそういった選択で良いと思われます。

でも、Z会どころか進研ゼミ、書店に売られている参考書や問題集だけで東大に合格する方がいるのも事実です。

こういった方は、予備校の力など借りずにきっちり合格していきます。

その根底にあるのは、自分自身のマインドセットと自己管理ができていることです。

高校受験でもそうですが、どこに塾に行ったから○○高校に合格できたというものではありません。もちろん塾が役に立つことはいくらでもありますが、結局はお子さん本人が頑張ったからというのが結論です。

ウチみたいなボロ塾での勉強でも、薬園台みたいな難関校で学年トップクラスをとってくるわけで、彼の下には、予備校のシステムや知名度にあぐらをかいて、ただ通っているだけでの同級生がたくさんいるはずです。

結局は、塾だろうが予備校だろうが独学だろうが、お子さん本人にその気があれば、必ず成功できるということを証明してくれています。

今年、薬園台高校を卒業した塾生がいます。

彼は中2から私の下で勉強を始め、大学合格まで頑張って通ってくれました。

高校ではクラス2位の常連となり、結局、一般受験ではなく指定校推薦で大学を決めました。

彼が指定校を取ったのは、中央大学法学部。

お父さんお母さんの世代ならご存知の方もいるかもしれません。

「中央の法科」は、「東大の法科」に匹敵する…というスゴい話を。

もちろん、彼も一般受験に向けて内申固めだけでなく、受験勉強もしてきました。

結果として指定校推薦を取っただけです。

彼の話によると、予備校に通って彼と同じくらいの大学に合格できなかった同級生もたくさんいたそうです。

別に予備校に通うことを否定していませんので、お間違いなく。

結局は、どんな選択をしようと、本人の強いマインドと自己管理にかかっているということです。

現在高2の彼が言っている「AQURASみたいなボロ塾から合格してやる!」というのも、別に不可能な話ではありません。彼にそれだけの強い信念と、目標に向けた自己管理があれば、成し得る技だと私は思います。

私は、高校生には中学生以上に強いマインドセットを行います。

高校受験で悔しい思いをしたというのなら、次こそ必ず逆転するぞ!

そのためには、ち密な計画と実行力と信念がおまえらには絶対に必要なんだ!と。

おかげで、ウチの高校生たちは全員一丸となって、迷いなく日々の勉強に励んでいます。

そして、きっちり結果を出してきてくれる。

その結果、その話を中学生たちが聞いて、高校受験が終わっても多く残ってくれるため、なんと塾生募集をする必要がない(笑)…ありがたい流れですね。

そして、大学に入学すると今度はウチの塾で働き始める…これもありがたい流れです(笑)

さて、彼の英語をどーにかしなければ。

学年最下位クラスは論外だったけど、どーにかちょこっとだけ上がってきたわけだし、とりあえず誉めておいうかな(笑)

 

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