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今日は千葉県公立前期選抜の初日です。
夕方には解答速報が流されるので、それはそれは中3生たちはある種の極限状態に置かれることになるでしょう。明日もあるんですから…。頑張ってほしいものですね。
さて、私は私で、今日もいそいそと読者の皆さんに有益な情報発信を。
私が親交のある、愛知県のさくら個別指導学院の國立先生のブログ記事をご紹介します。私が日々考えているところにかなり近い内容ですので、ぜひ皆様もご一読下さい↓
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さて本題に入りましょうか。過激なタイトルにドキッとした全ての保護者と生徒に読んで欲しい内容です。それではいきます。
「3男1女東大理Ⅲ合格百発百中 絶対やるべき勉強法」という本を昨日買って読みました。佐藤亮子さんというこの4兄弟全員を東大理Ⅲに入れたというお母様が書いた本です。
パラパラと気になるところを流し読みした段階ですが、面白いですね。佐藤さんの著作を私は初めて読んだのですが、どうも2014年に出したこの作品が有名のようですね。
この本のいいところは、母親一人の力で勉強のサポートをしたわけではないというところです。少し前に流行った「下克上受験」は父親が学習面を全てサポートして中学受験をした話でしたが、この佐藤さんはしっかり塾を利用してます。
まず公文、そして中学受験時に浜学園、中高一貫校を経て、大学受験時に鉄緑会。母親が塾を利用しながら家庭でどのようにサポートをしていったのかが具体的に書かれています。
イメージつきやすいですよね。兄弟4人が東大に入っていったというのは、4人共で成果があった「母親としてのサポート」だったという何よりもの証拠です。
全てが全て真似はできませんが、真似すべき部分が多分にありそうですよね。オススメします。塾に1冊置いておきますね。
受験最大の敵はスマートフォン!
さて、パラパラと読んでいったときに一番気になったのはスマホに関する記述でした。小見出しにこうありました。
「受験の最大の敵はスマートフォンではないでしょうか」
「大人なら娯楽や息抜きに見るのはかまいませんが、未来ある18歳以下の子どもたちにとってスマホはたいせつな時間を奪う恐るべきツールだと自覚してください」
ブログでは伝わりませんが、私いま書きながらスタンディングオベーション中です\(^o^)/
多くの保護者はわかってないんです。スマホがどれだけ勉強をするときに極悪なツールになりうるかを。
ホリエモンはスマホ与えておけば勝手にどんどん興味のあるもの調べていって勝手に育つでしょ?なんて言ってましたが、そうなるのはごく一部の子だけ。
多くの子供は楽しいコンテンツの魔力に飲まれ、不毛な時間とお金を浪費するばかりになることでしょう。生活保護費の多くがギャンブルに使われてしまうがごとく、人間は楽な方・楽しい方に流されやすい生き物です。
スマホは制約を作ったうえで利用していくことがとても大切だと思うんです。実際の指導の現場にいる私から言わせたら!
20年前、お父様お母様が学生だったときを思い出してください。
テレビやゲームはリビングでしかできませんでした。漫画や小説など趣味のものは勉強机から離れておいてあったでしょう。
携帯電話が普及する前は夜10時を過ぎたら友達と会話することが不可能でした。文字であっても。
これらがスマホ1つですべて勉強机の上で可能になってしまったのです。時間を選ばず24時間!この恐ろしさをわかってほしい。
頑張って図解してみました(タイトル下の画像参照)。伝わりますか?40代の保護者には共感してもらえるはず!
この環境で勉強ができるのか?といことです。親の目が無い密室だったりしたら勉強ができる方が不思議です。佐藤ママはその後スマホの勉強においてのいい面も紹介したうえで、佐藤家のスマホルールを紹介してます。
①帰宅したらスマホは電源を切ってカバンの奥にしまう。
②「世界史」など暗記科目で調べる必要があるときは、母のスマホを使う
③就寝前にスマホの電源を入れ、友人からのLINEなどに返信する
だそうです。
いいですね。敵の魔力の封じ込め方、その力だけの利用の仕方、見事です。これを見習っていきましょう。私が推奨するスマホの家庭ルール書いてみますね。
オススメの家庭でのスマホルール
①勉強の調べ物は親のスマホで
②勉強時と就寝時はリビングか親の寝室で充電
以上です。
スマホの利点、わかってますよ。そりゃあ勉強面においても素晴らしい面たくさんある。しかし、大半の子供にはそれが使いこなせないわけです。
子供に鋭利な刃物やマッチ・ライターを持たせたくないのと一緒です。大半の子供にはそれが使いこなせないし、使うときには親の目の届くところで使わせますよね。
鋭利な刃物やマッチ・ライターと同じノリでスマホを使わせましょう。
調べ物がしたい?親のスマホ使わせましょう。それか何も入っていない調べ物専用の安いタブレットを家に置きましょう。
調べ物専用タブレットであっても勉強部屋に持ち込ませちゃいけません。ユーチューブを見たくなる誘惑と戦わせては可哀想です。
スマホ家庭ルールが緩い家庭は総じて成績も緩いです。厳しく書きましたが真実です。真実は1つなんです(99.9風)
「スマホを机に置いて勉強」は「成績下がれ」と同じ意味です。
どうか参考にしていただいて、キッチリとスマホルール作って、キッチリ実行してくださいね。
繰り返しにはなりますが、このへんのスマホ家庭ルールが緩ければ成績も緩みやすくなります。
それは言い換えれば勉強環境を整えていない保護者の責任ですからね。
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國立先生の記事を読みながら、めっちゃタイムリーやなこれ…と思い、先生の許可をもらってウチのブログに使わせてもらいました。(國立先生の塾は【こちら】です)
私もスマホ取り扱いの相談を、親御さんから相当数受けます。
しかし、一度お子さんに渡してしまったら最後ですよー。取り上げたら、お子さんはどんなことがあっても取り返しにかかります。もはや麻薬中毒者と同じです。
とはいえ、ガラケーが生産終了の現在、連絡手段用のスマホとしての働きの側面もあるので、難しい問題ですよね。ただ、成績的学力的観点において、スマホは百害あって一利なし!は間違いなく真実です。
みんなお子さんに気軽に与えてしまって、お子さんが自制が利かなくなって暴走してから、親御さんが私に相談してくる…正直手遅れのケースも多々あるので、もしお子さんの状況を良くしたいのであれば、早めに私までご相談下さいね。
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